5.4.1. アクションの機能と設定方法¶
ここでは、アクションの機能について説明します。
5.4.1.1. アクションについて¶
アクションは、エレメントに対して特定の操作が行われたときに実行される処理です。 例えば「ボタンをクリックしたとき警告メッセージを表示する」動作を作成したい場合、「警告メッセージを表示する」部分をアクションで設定します。 アクションを設定するための画面を「アクションエディタ」といいます。
コラム
「URLにリクエストを送信する」アクションは、任意のREST APIを実行するアクションです。 REST APIは、Web API Makerで開発した独自APIやIM-LogicDesignerのフロールーティングをはじめ、任意のREST APIを設定できます。 Web API Makerの利用方法は「 Web API Maker プログラミングガイド 」 - 「 Web API Maker 概要 」を参照してください。 フロールーティングの作成方法は「 IM-LogicDesigner ユーザ操作ガイド 」 - 「 フロールーティングを確認する 」を参照してください。
5.4.1.2. 「エディタ」画面での各部構成¶
アクションエディタは3つの要素で構成されています。
- アクション名
アクション名では設定したアクションに名前を指定できます。このアクションの名前をアクション名と呼びます。この名前はプロパティタブのイベントなど、実行するアクションを指定する画面で利用されます。アクション名はデフォルトで仮の名前がつけられています。変更する場合、テキストボックスにアクション名を入力してください。
- 左ペイン
アクションで実行する処理の内容を確認できます。各アクションには実行される処理が定義されています。一覧から実行したい処理を選択します。アクションを右ペインに配置すると、各アクションの詳細を閲覧できます。
- 右ペイン
アクションの実行順序や、アクションのパラメータを設定します。トグルがONになっているアクションは実行されるアクションです。トグルがOFFになっているアクションは実行されません。
5.4.1.3. 右ペインのタブについて¶
エレメントに対して特定の操作が行われたときに実行される処理と、その処理の実行に失敗したときの処理を設定します。
アクションが呼ばれたとき
エレメントに対して特定の操作が行われたときに実行される処理を設定できます。
エラーが発生したとき
「アクションが呼ばれたとき」のタブに設定した処理が、実行に失敗したときに実行する処理を設定できます。