IM-BIS for Accel Platform セットアップガイド 第26版 2019-12-01

4.3. bis-config

4.3.1. キャッシュ機能の設定

データソース種別「ルール」を利用する際に、ルールの設定ファイルをキャッシュすることで、処理の高速化を図ることができます。
このキャッシュ機能を利用するための設定方法について説明します。

コラム

warファイル作成時に、IM-BIS/OpenRulesコネクタを選択した場合のみ設定してください。

4.3.1.1. 設定方法

  • キャッシュ機能の設定は、bis-config.xmlで行います。

  • bis-config.xmlの下部にある<rule-cache>タグに以下の設定を行ってください。

    • キャッシュ機能を利用する場合:true
    • キャッシュ機能を利用しない場合:false
下記の内容に従って、設定ファイル(bis-config.xml)を編集してください。
  1. 「ProjectNavigator」内の 「<(プロジェクト名)/conf/bis-config.xml> ファイル」をダブルクリックで開き、「ソース」タブを選択してください。

    ../../_images/configuration_file_bis.png
  2. キャッシュ機能を利用する場合は、bis-config.xmlの最下行にある<rule-cache>のパラメータにtrueを設定してください。
    キャッシュ機能を利用しない場合は<rule-cache>のパラメータにfalseを設定してください。
    ../../_images/configuration_file_bis_2.png

    コラム

    パラメータ設定の変更内容を反映させる場合、キャッシュを削除する場合はサーバを再起動してください。

4.3.2. BIS作成種類「BISフロー」の利用可否を切り替えるための設定

IM-BPM のリリースに伴い、簡易BPMであるBIS作成種類「BISフロー」を利用しないケースが想定されます。
そのため、 IM-BIS 2016 Summer(8.0.11)以降、BIS作成種類「BISフロー」を利用しない場合、BISフローに関連するリンクや画面のボタンを非表示にすることができます。

4.3.2.1. 設定方法

設定方法については、以下のドキュメントを参照してください。

4.3.3. 履歴JSONデータの保存先の設定

IM-BIS 2016 Summer(8.0.11)以降、BISの履歴機能を有効にした場合の履歴JSONデータの保存先をストレージからデータベースに変更できます。
この履歴JSONデータの保存先の設定について説明します。

4.3.3.1. 設定方法

履歴JSONデータの保存先を変更する場合には、bis-config.xmlに以下の設定を行ってください。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<bis-config xmlns="http://www.intra-mart.jp/bis-config"
    xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
    xsi:schemaLocation="http://www.intra-mart.jp/bis/bis-config ../../schema/bis-config.xsd">

...(略)...
    <rule-cache>true</rule-cache>
    <delete-bpm-link>true</delete-bpm-link>
    <transaction-file-location>
       <!-- 履歴JSONデータの保存先設定
            storage:ファイルの実体としてストレージに保存する。
            db:Binaryデータとしてデータベースに保存する。(デフォルト)
       -->
       <history>db</history>
    </transaction-file-location>
</bis-config>
  • ファイル実体としてストレージに保存する場合:storage
  • Binaryデータとしてデータベースに保存する場合:db