3.29. J’sNAVI Jr.契約マスタ¶
本項では、J’sNAVI Jr.契約マスタの設定方法を説明します。
3.29.1. 概要¶
J’sNAVI Jr.契約マスタは、連携する「J’sNAVI Jr.」の契約情報を管理します。メンテナンス、インポートの2種類の方法でマスタ設定が可能です。また、マスタ設定をエクスポート可能です。
3.29.2. メンテナンス¶
本項では、メンテナンス機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
3.29.2.1. 新規登録¶
「サイトマップ」→「Kaiden!」→「J’sNAVI Jr.」→「契約」をクリックします。 一覧画面表示後、「新規登録」をクリックします。 登録/更新画面で必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
契約企業コード「J’sNAVI Jr.」に登録している企業コードを入力します。 契約企業名称契約企業名称をロケール別に入力します。 契約企業パスワード「J’sNAVI Jr.」に登録している企業コードに対するパスワードを入力します。 認証キー「J’sNAVI Jr.」の認証キーを入力します。 SSO認証キー「J’sNAVI Jr.」のSSO認証キーを入力します。「J’sNAVI Jr.」にシングルサインオンする際、使用します。 出張手配SSO URL「J’sNAVI Jr.」の出張手配サービスへシングルサインオンする際のURLを入力します。 出張手配予約情報取得URL「J’sNAVI Jr.」の出張手配サービスから予約情報を取得する際のURLを入力します。 出張手配実績データ取得URL「出張手配実績データ取得 」で使用します。 出張手配請求データ連携URL「出張請求情報インポート 」で使用します。 カード利用データ連携URL「利用データ取得 」で使用します。 担当者所属会社担当者が所属する会社を選択します。 担当者担当者を選択します。で担当する契約に紐付くデータを編集・参照できます。 確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。 新規登録することができました。
3.29.2.2. 更新¶
「サイトマップ」→「Kaiden!」→「J’sNAVI Jr.」→「契約」をクリックします。 一覧画面で「検索」をクリックします。コラム
検索欄に検索したい採番ルールの以下の項目を入力して「検索」をクリックすると、結果を一覧に表示します。
契約企業コード 契約企業名称 備考 一覧画面の対象データが表示されている行をクリックします。コラム
一覧機能の操作方法は、 一覧画面の操作 を参照してください。 登録/更新画面で情報を編集し、「更新」をクリックします。次の項目は編集不可項目です。
- 契約企業コード
確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。 更新することができました。
3.29.3. インポート¶
本項では、インポート機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
3.29.3.1. インポートデータ作成¶
インポートするデータを作成し、ストレージにアップロードします。作成するインポートデータの形式は、次の通りです。
ファイル形式ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のファイル形式です。
ファイル名 import.csv 文字コード UTF-8 区切り文字 , 囲み文字 “ データ形式
No(列) 項目名 必須 最大文字数 備考 1 契約企業コード ○ 100 2 ロケールID ○ 50 ja:日本語en:英語zh_CN:中国語3 契約企業名称 ○ 1000 4 契約企業パスワード ○ 100 5 認証キー ○ 100 6 SSO認証キー ○ 100 7 マスタ同期URL 1000 8 出張手配SSO URL 1000 9 出張手配予約情報取得URL 1000 10 出張手配実績データ取得URL 1000 11 出張手配請求データ連携URL 1000 12 カード利用データ連携URL 1000 13 担当者所属会社 ○ 100 14 担当者 ○ 100 15 備考 ○ 1000 データサンプル"sample","en","sample","samplesample","samplesample","samplesample","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","comp_sample_01","aoyagi","SAMPLE" "sample","ja","サンプル","samplesample","samplesample","samplesample","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","comp_sample_01","aoyagi","SAMPLE" "sample","zh_CN","样品","samplesample","samplesample","samplesample","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","https://xxxxxxxxxxxxxx","comp_sample_01","aoyagi","SAMPLE"コラム
上記は、日本語・英語・中国語の3ロケールを持つ場合のファイル例です。項目を省略する場合でも、「”」で囲んでください。 アップロード先ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のアップロード先です。
ディレクトリ kaiden/generic/master/jnavi_contract ファイル名 import.csv コラム
インストール直後などはアップロード先のディレクトリが作成されていません。ディレクトリの作成方法やファイルのアップロード方法は、次のドキュメントを参照してください。
3.29.3.2. ジョブネットの設定¶
インポート機能用のジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「契約」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー) kaiden-job-base-jnavi-import-contract Kaiden! / J’sNAVI Jr. / インポート /契約 編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。コラム
ジョブネットの設定(実行)後、メンテナンス機能でインポートが正しく実行されたことを確認してください。
3.29.3.3. 実行パラメータ¶
設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値 エラースキップ error_skip 処理でエラー発生時の後続処理をスキップするか設定します。(省略時:false) ロック待ち時間 lock_wait ロックの待ち時間を設定します。(省略時:10秒) コンダクター conductor ジョブの各処理間で実行されるコンダクターを設定します。カンマ区切りで複数指定できます。AbstractGenericJobConductorを継承したクラスのコンポーネント名を指定してください。(省略時:コンダクターを使用しません。) インポートファイルのパス file_path インポートファイルのstorage以降のパスを設定します。(省略時:kaiden/generic/master/jnaviContract/import.csv) 処理後のインポートファイルの操作モード file_mode 処理後のインポートファイルの操作モードを設定します。(省略時:1)
1 : 操作なし 2 : コピー(copy) 3 : アーカイブ(move) 4 : 正常終了(警告含)時アーカイブ(move)、エラー終了時操作なし 5 : 正常終了(警告含)時操作なし、エラー終了時アーカイブ(move) 6 : 削除(delete) 7 : 正常終了(警告含)時削除(delete)、エラー終了時操作なし 8 : 正常終了(警告含)時操作なし、エラー終了時削除(delete) アーカイブ先パス archive_path インポートファイルのアーカイブ先パスを設定します。(省略時:kaiden/generic/master/jnaviContract/import_{YMDHMSN}.csv) 文字コード character インポートファイルの文字コードを設定します。(省略時:UTF-8)
UTF-8 S-JIS 区切り文字 delimiter インポートファイルの区切り文字を設定します。(省略時:,)
, : カンマ \\t : タブ 囲み文字 enclosing インポートファイルの囲み文字を設定します。(省略時:”)
” : ダブルクォーテーション 読込開始行数 start_rows インポートファイルの読込開始行数を設定します。(省略時:0) マスタID masterId インポートするマスタのIDを設定します。{YMDHMSN}:「yyyyMMddHH24mmssfff」形式
3.29.4. エクスポート¶
本項では、エクスポート機能を利用したマスタ設定取得方法を説明します。
3.29.4.1. ジョブネットの設定¶
エクスポート機能用のジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「契約」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー) kaiden-job-base-jnavi-export-contract Kaiden! / J’sNAVI Jr. / エクスポート /契約 編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。
3.29.4.2. ファイル取得¶
エクスポートファイルを次のエクスポート先から取得します。
エクスポート先ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のエクスポート先です。
ディレクトリ kaiden/generic/master/jnavi_contract ファイル名 export.csv データ形式エクスポートファイルのデータ形式です。
項目 項目名 備考 corporateCd 契約企業コード localeId ロケールID ja:日本語en:英語zh_CN:中国語corporateName 契約企業名称 corporatePassword 契約企業パスワード authKey 認証キー ssoAuthKey SSO認証キー masterSyncUrl マスタ同期URL ticketSsoUrl 出張手配SSO URL ticketReserveUrl 出張手配予約情報取得URL ticketResultUrl 出張手配実績データ取得URL ticketClaimUrl 出張手配請求データ連携URL cardDataUrl カード利用データ連携URL chargeCompanyCd 担当者所属会社 chargeUserCd 担当者 note 備考
3.29.4.3. 実行パラメータ¶
設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値 エラースキップ error_skip 処理でエラー発生時の後続処理をスキップするか設定します。(省略時:false) ロック待ち時間 lock_wait ロックの待ち時間を設定します。(省略時:10秒) コンダクター conductor ジョブの各処理間で実行されるコンダクターを設定します。カンマ区切りで複数指定できます。AbstractGenericJobConductorを継承したクラスのコンポーネント名を指定してください。(省略時:コンダクターを使用しません。) エクスポートモード export_mode エクスポートの処理モードを設定します。(省略時:1)
1 : 全件出力モード 3 : 更新日モード(エクスポート対象データの検索対象以降に更新されたレコードを出力) エクスポート対象データの検索対象日 target_date エクスポートモード3を設定した場合、エクスポート対象データの検索対象日(yyyy/mm/dd)を設定します。(省略時:ジョブの実行日) シフト日数 shift_date エクスポートモード3を設定した場合、エクスポート対象データの検索対象日に対する増減日数を設定します。「-2147483648~2147483647」の範囲で設定してください。(省略時:0) エクスポートファイルのパス file_path エクスポートファイルのstorage以降のパスを設定します。(省略時:kaiden/generic/master/jnaviContract/export.csv) エクスポート時の既存ファイルの操作モード file_mode エクスポート時の既存ファイルの操作モードを設定します。(省略時:1)
1 : 既存ファイルに追記 2 : 既存ファイルを削除し、エクスポート 3 : エクスポートファイルをアーカイブ(移動)し、エクスポート アーカイブ先パス archive_path エクスポート時の既存ファイルの操作モードが3の場合、エクスポートファイルのアーカイブ先パスを設定します。(省略時:kaiden/generic/master/jnaviContract/export_{YMDHMSN}.csv) 文字コード character エクスポートファイルの文字コードを設定します。(省略時:UTF-8)
UTF-8 S-JIS 区切り文字 delimiter エクスポートファイルの区切り文字を設定します。(省略時:,)
, : カンマ \\t : タブ 囲み文字 enclosing インポートファイルの囲み文字を設定します。(省略時:”)
” : ダブルクォーテーション none : 囲み文字なし エクスポートファイルのヘッダー出力有無 header_row エクスポートファイルのヘッダー出力有無を設定します。(省略時:false)
true : ヘッダー出力有 false : ヘッダー出力無 マスタID masterId エクスポートするマスタのIDを設定します。{YMDHMSN}:「yyyyMMddHH24mmssfff」形式