8.1.3. Oracle WebLogic Server¶
8.1.3.1. Oracle WebLogic Server 12c R2(12.2.1) でアプリケーション停止時にデータベースエラーが発生する場合があります。¶
Oracle WebLogic Server 12c R2(12.2.1) ではアプリケーションの停止時にデータソースが参照できない不具合があるため、intra-mart Accel Platform を停止する際にデータベースエラーが発生する場合があります。アプリケーション停止時にデータベースエラーが発生した場合でもシステムに影響はありません。
8.1.3.2. Oracle WebLogic Server 12c R2(12.2.1) では、システムデータベースとテナントデータベースは同一のデータベースを指定してください。¶
システムデータソースおよびテナントデータソースをそれぞれ違う接続先に設定(スキーマを分ける等)した場合に例外が発生します。2Phase Commitによる制御が必要です。現時点でアプリケーションサーバに Oracle WebLogic Server 12c R2(12.2.1) を利用する場合、XAデータソースを利用する検証を行っておりません。
8.1.3.3. Oracle WebLogic Server 12c R2(12.2.1) で作成できるテナントは1つです。¶
Oracle WebLogic Server 12c R2(12.2.1) ではバーチャルテナントによる複数テナントを作成する事はできません。
8.1.3.4. Oracle WebLogic Server 12c R2(12.2.1) 環境において標準の設定ではBasic認証でアクセスできません。¶
Basic認証を行うためには以下の回避策があります。・ Oracle WebLogic Server 12c R2(12.2.1) のセキュリティ・レルムにIMのアカウント・パスワード情報を登録する・enforce-valid-basic-auth-credentials 設定を false にするこの設定により、 Oracle WebLogic Server 12c R2(12.2.1) 側でBasic認証を要求しないようにできます。