6.5.1. その他¶
6.5.1.1. NTP¶
- NTP同期先を設定して IM-AccelDB for Accel Platform の時刻が巻き戻った場合、一部機能が正常に利用できなくなる場合があります。
- 時刻が巻き戻ると、バックアップ、クラスタ管理、アクティベーションなどが利用できなくなる場合があります。
- IM-AccelDB for Accel Platform では、インストール時や「高度な設定」機能によって、NTP同期先を設定することが可能です。
- 仮想環境に IM-AccelDB for Accel Platform をインストールする場合は、事前に仮想化基盤サーバとNTPサーバの時刻を同期してください。
- 「高度な設定」機能でNTP同期先を設定する時は、設定後に時刻が巻き戻らないように、事前にNTPサーバの時刻をご確認ください。
6.5.1.2. 仮想化基盤¶
- 仮想マシンのスナップショットは、仮想OSを停止した状態で取得してください。
- スナップショットのリストアを実施するときは、必ずクラスタ両系でリストアしてください。
- IM-AccelDB for Accel Platform の仮想マシンのデバイス設定は、インストール後は変更しないでください。
- 変更すると、IM-AccelDB for Accel Platform がデバイスを正しく認識できなくなる恐れがあります。
6.5.1.3. 緊急コンソール¶
- 【3.0のみ】バックアップ領域がNFS上にある場合、DB初期化機能が利用できません。
バックアップ領域をNFS上に設定している場合、DB初期化機能を利用することができません。
DB初期化機能では、バックアップ領域の権限変更を行いますが、バックアップ領域がNFS設定上にある場合、権限を変更できないため、処理が正常に終了しません。DB初期化機能を利用する場合には、バックアップ領域をローカルに設定してから実行してください。
コラム
IM-AccelDB for Accel Platform v3.2 以降は、「外部ファイルシステム設定」機能はご利用いただけません。 バックアップ領域のサイズを含めた仮想ディスクを作成してください。
- 【3.0のみ】Cron設定機能は、当該機能の使用を希望されたお客様の環境に限りご使用いただけます。
- 通常は、スクリプトが格納されるディレクトリが存在しないため、緊急コンソールのメニュー画面から Manage Cron を選択するとエラーメッセージが表示されます。
6.5.1.4. ディスク容量¶
- 各パーティションの使用領域が100%になった場合、IM-AccelDB for Accel Platform が正常に動作しなくなります。
コラム
ディスク拡張は再インストールが必要です。
- 特にご要望がない場合、ダンプファイルの出力先(/dump)は1回分の容量を見積もって「ディスク情報」シートに記載します。
- ダンプファイルが出力された場合は、解析情報取得機能でダウンロード後、3日以上経過した後に緊急コンソールの「ログ削除」機能で削除してください。
コラム
緊急コンソールのログ削除機能では、出力中のログファイルやログローテーションへの影響を避けるため、当日・1日前・2日前のログファイルは削除できません。
6.5.1.5. その他¶
- 【3.0のみ】インターコネクトLANにおいて、マルチキャスト通信を利用しています。
- インターコネクトLANにおいて、マルチキャスト通信を行っています。
- インターコネクトLANのマルチキャスト通信は、クラスタ組み込みを実施するために必要です。
- ネットワーク監視等で検知した場合も遮断しないでください。
コラム
HA構成のみマルチキャストを利用します。シングル構成の場合にはマルチキャストは利用していません。