8.4.5. ViewCreator ・TableMaintenance¶
8.4.5.1. Flash版のクエリ編集画面でカラムの型を変更すると正しく動作しない場合があります。¶
ViewCreatorのFlash版クエリ編集画面において、カラムの型はカラムを追加したときに自動的に設定されます。カラムの型は変更することも可能ですが、データの取得時に予期しないエラーが発生する可能性があります。変更した場合の動作についてはサポート対象外です。
8.4.5.2. 「Viewの作成」で生成されるSQL文がそのまま実行できない場合があります。¶
クエリ編集画面のカラム一覧で「ソート」の項目が1つ以上設定されると、「Viewの作成」で生成されるSQL文にORDER BY句が含まれます。データベース製品やそのバージョンによっては、CREATE VIEWの中でORDER BYを使用できない場合があります。 生成されるCREATE VIEW文の中で利用されるView名にはクエリ名が利用されます。半角スペースや2バイト文字、SQLの予約語等がクエリ名に利用されている場合は実行できないSQLが生成されることがあります。適宜、SQL文を編集してから実行してください。
8.4.5.3. TableMaintenance および ViewCreator でCLOB型フィールドへの入出力は UTF-8 のみ対応します。¶
CLOB型のフィールドに対して以下の機能でデータの入出力を行う場合、入力データおよび、出力されるデータの文字コードは UTF-8 で固定です。・TableMaintenance のレコード編集画面におけるCLOB型フィールドへのテキストデータのダウンロードおよびアップロード・TableMaintenance のテーブル・エクスポート機能・TableMaintenance のテーブル・インポート機能・ViewCreator のリスト集計におけるCSV出力機能UTF-8 以外のテキストデータを入力データとして使用された場合は、文字化けが発生します。
8.4.5.4. ViewCreator・TableMaintenance で扱うことのできるテーブル名、ビュー名、フィールド名等に関する制限があります。¶
各データベース製品の仕様にともない、テーブル名、ビュー名、フィールド名等に以下で示す文字以外の文字が使用されている場合は、ViewCreator・TableMaintenanceで正しく扱うことが出来ません。また、SQLの予約語が使用されている場合もサポート対象外です。■OracleまたはDB2の場合・半角大文字の英字・半角数字・アンダースコア■PostgreSQLまたはSQLServerの場合・半角小文字の英字・半角数字・アンダースコア
8.4.5.5. サマリ集計の設定データは移行の対象外です。¶
intra-mart WebPlatform、または、intra-mart AppFramework版のViewCreatorで作成されたサマリ集計の設定は、intra-mart Accel Seriesへ移行することができません。
8.4.5.6. テナントIDとシェアドデータベースの接続IDが重複している環境において、 ViewCreator、および、TableMaintenance が利用できない場合があります。¶
ViewCreator、および、TableMaintenance の各種機能において、テナントIDと同じ接続IDを持つシェアドデータベースの設定が存在する場合はシェアドデータベースへの接続を優先的に利用されます。このような環境では、ViewCreator および TableMaintenance の機能を正常に利用できない場合があります。
8.4.5.7. ViewCreatorにおいて、クエリとデータ参照の更新・削除時に排他制御が行われません。¶
ViewCreatorにおいて、クエリとデータ参照の更新・削除時に排他制御が行われません。このため、複数のユーザが同一のクエリやデータ参照の更新を行った場合は、後から操作を行ったユーザが送信したデータで更新されます。
8.4.5.8. TableMaintenanceのレコード編集画面において、レコード更新・削除時の排他制御が行われません。¶
TableMaintenanceのレコード編集画面において、レコード更新・削除時の排他制御が行われません。このため、複数のユーザが同一のテーブルのレコード編集画面で、同一のレコードの更新を行った場合は、後から操作を行ったユーザが送信したデータで更新されます。
8.4.5.9. ViewCreatorにおいて、抽出条件や検索設定にバイナリ型のカラムを利用する事はできません。¶
次の機能において、バイナリ型のカラムを利用する事はできません。・クエリ編集画面の抽出条件・データ参照編集画面の抽出条件、検索設定バイナリ型についての定義は、「ViewCreator管理者操作ガイド」の「対応するフィールドの型」を参照してください。
8.4.5.10. 計算式の編集ダイアログで文字列がダイアログからはみ出して表示されることがあります。¶
データ参照編集画面の計算式入力ダイアログにおいて、計算式文字列とエラーメッセージがダイアログからはみ出して表示される場合があります。
8.4.5.11. バイナリ型のフィールドにデータを登録するには、常にレコード編集ダイアログでファイルをアップロードする必要があります。¶
下記の手順で新規レコードを作成しようとするとき、バイナリ型のフィールドにデータの挿入は行われません。・パターン1レコード編集画面で登録済みのデータを選択する主キーの値を変更する新規作成を押下する・パターン2直接編集モードを利用している場合
8.4.5.12. スマートフォン版のリスト集計において、キャプション(列ヘッダ)文字列として “<” と “>” は表示できません。¶
スマートフォン版のリスト集計において、キャプション(列ヘッダ)文字列として “<” と “>” は表示できません。・”<”と”>”は表示時に取り除かれます・PC版ではこの制限は適用されません
8.4.5.13. スマートフォン版のリスト集計で「Columns...」ボタンによるカラムの非表示機能を利用できない場合があります。¶
スマートフォン版のリスト集計閲覧画面では、以下の条件を両方満たすとき「Columns...」ボタンによるカラムの非表示機能を利用できません。・「グループ化」されたカラムが含まれている・上記のグループ化されたカラムが展開されている
8.4.5.14. シェアドデータベースの接続IDは100文字以内に設定してください。¶
ViewCreatorでシェアドデータベースを利用する場合、接続IDは100文字以内に設定してください。
8.4.5.15. グラフ集計用モジュールを「Highcharts」に切り替えている場合、アップデート時に設定を変更する必要があります。¶
2016 Summer(Nirvana)以降にアップデートした環境において、旧アップデートで作成したグラフ集計にHighchartsを標準で適用する場合は下記のように設定を変更する必要があります。・WEB-INF/conf/viewcreator-graph-library-config/im-jfreechart.xmllibraryタグのdefault属性をfalseに変更してください・WEB-INF/conf/viewcreator-graph-library-config/im-highcharts.xmllibraryタグにdefault属性を追加し、設定値をtrueにしてください
8.4.5.16. マテリアライズドビューには対応していません。¶
ViewCreator および TableMaintenanceは、マテリアライズドビューには対応していません。
8.4.5.17. シノニムには対応していません。¶
ViewCreator および TableMaintenanceは、シノニムには対応していません。
8.4.5.18. HTML版クエリ編集画面において、デザイナ部分とMinimapで引かれている線に違いがあります。¶
ViewCreatorのHTML版クエリ編集画面において、デザイナ部分ではカラムごとに線をつないで表示しますがMinimap上ではテーブルごとに線をつないで表示されます。
8.4.5.19. HTML版クエリ編集画面でエンティティ一覧、カラム/抽出条件一覧、プロパティを非表示としている場合、特定機能のサイトツアーの説明が表示されません。¶
ViewCreatorのHTML版クエリ編集画面で下記一覧を非表示としている場合、サイトツアーのボタンをクリックしても非表示にしている各々の一覧の説明が表示されません。・エンティティ一覧・カラム/抽出条件一覧・プロパティまた、カラム/抽出条件一覧を非表示とした場合、デザイナ部分のサイトツアーの説明も表示されません。