IM-BPM for Accel Platform 2017 Spring リリースノート 初版 2017-04-01

7.2. IM-BPM Designer

7.2.1. IM-BPM DesignerはWindows 64bit版のみの提供されます。

  • IM-BPM Designerはeclipse 4.2 (Juno)をベースに動作しており、Windows 64bit環境のみの提供されます。
    IM-BPM Designerの詳細な要件については「システム要件」を参照してください。

7.2.2. Activitiの動作仕様に準拠します。

  • IM-BPM DesignerはActiviti Designerをフォークしています。IM-BPM Designer挙動に関してはActiviti Designerの動作に影響を受ける場合があります。
    IM-BPM for Accel Platform では以下の事象を確認しています。
  • Undo Redo操作後BPMNダイアグラム図の保存に失敗する場合があります。

  • BPMダイアグラムエディタで右クリックで表示されるメニューを実行するとxmlの整合性が崩れる場合があります。

  • イベントやゲートウェイのオブジェクトの拡大・縮小を行うとアイコンの表示が崩れます。

  • Laneの外にあるフローエレメントをLaneの中にドラッグアンドドロップで移動しようとするとダイアグラムの表示が壊れます。

  • 同一Pool内に複数のLaneを配置したとき、Laneの配置順をマウス操作で移動することはできません。

  • Pool中に配置されているLaneを別のPoolへと移動することはできません。
    実施する場合はLaneの追加と削除を行って対応してください。

7.2.3. オブジェクトが選択された状態でもプロパティー・ビューが編集できない場合があります。

  • エディタ上のオブジェクトにフォーカスを当てた状態で別のビューを表示した後、再度プロパティー・ビューを開くとオブジェクトの編集ビューが表示されません。
    再度編集を行う場合、編集したいオブジェクトに再度クリックして、プロパティー・ビューを表示してください。

7.2.4. システム上のプロセス詳細画面に表示されるプロセス定義と見た目が異なることがあります。

  • プロセス中の一部オブジェクトの表現が、デプロイ後のプロセス定義画面の表現と異なる箇所があります。
    これは表示上の表現が異なるだけであって、実際の動作には影響ありません。

7.2.5. アーティファクトのデータオブジェクトのサイズ拡大・縮小を行ってもアイコンのサイズは変更されません。

  • アーティファクトのデータオブジェクトのアイコンはサイズが固定されいているため、オブジェクトの範囲を拡大・縮小しても左上に固定して表示されます。
    これはあくまでも表示の問題であり動作には支障ありません。

7.2.6. プール内にレーンを複数配置したとき、最上段のレーンを上へと拡張しようとするとエディタ上の表示が崩れます。

  • レーンのサイズを拡大するとき、プールの指定位置よりも上へとレーンのサイズを拡張するとエディタ上の表示が崩れます。
    そのままファイルを利用すると、ファイルが壊れる可能性がありますので上記の方法でレーンの拡張をするのは避けてください。

7.2.7. スタートイベントとタイマスタートイベント等を共存させる場合に定義する順番に制限があります。

  • スタートイベントとタイマスタートイベントとシグナルスタートイベントを共存させる場合にスタートイベントを先に定義する必要があります。
    スタートイベントを後に定義してしまうとデプロイ時にエラーが発生します。

7.2.8. 複数階層のSubProcess配下にAnnotationを配置すると再度エディタを開いたときにそのAnnotationが表示されなくなります。

  • SubProcessの中にさらにSubProcessを配置し、その中にAnnotationを配置して保存することで発生します。

7.2.9. BPMのプロセス内に配置する各種エレメントのIDは必須かつ一意にする必要があります。

  • BPMのプロセス内に配置する各種エレメントのIDは必須かつ一意にする必要があります。
    重複したIDが設定された場合、デザイナでの表示崩れやデプロイ失敗が発生します。

7.2.10. 関連ドキュメントのファイル名はフォルダの階層に関係なく一意である必要があります。

  • BPM Designerに配置する関連ドキュメントは、フォルダ階層に関係なく一意となる必要があります。
    同一のファイル名が存在する状態でデプロイ資材を生成した場合、デプロイした後に意図しないファイルが表示される可能性があります。