IM-AccelDB for Accel Platform ファーストステップガイド操作編(設定変更) 初版 2016-09-01

3. ネットワーク設定変更

ネットワーク設定変更の各機能について説明します。

3.1. 設定変更

IM-AccelDB のネットワーク設定を変更する機能です。
クラスタ内全てのノードで、本手順を実施してください。

3.1.1. 前提条件

手順実施前に、以下を確認してください。
  • IM-AccelDB インストール直後の状態であること(クラスタ起動や切り替えを行っていないこと)
  • IM-AccelDB のクラスタが停止していること(HA構成の場合は両系が停止していること)

注意

IM-AccelDB インストール直後の状態であること(クラスタ起動や切り替えを行っていないこと)を必ず確認してください。
IM-AccelDB インストール後から1回以上クラスタを起動した場合は、1号機がMaster機として起動している状態でクラスタを停止してから、設定変更を実施してください。

3.1.2. 設定変更

以下の手順で設定変更を行います。

  1. クラスタが起動している場合は、クラスタを停止します。
    詳細は、ファーストステップガイド 操作編 2-3 クラスタの起動・停止 を参照してください。
  2. メニューリストから、[設定管理] をクリックします。
    (メニューリストの操作方法の詳細は、ファーストステップガイド 操作編 2-1 メニューリスト を参照してください。)

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  3. 「設定管理」画面が表示されたことを確認します。

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  4. 「高度な設定」から [アップロード] ボタンをクリックし、 <IPファイル> をアップロードします。
  5. 「ファイルアップロード完了」画面が表示されます。
    ファイルチェックが成功していることを確認し、[Dry-Run] ボタンをクリックします。

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  6. 「Dry-Run」画面が表示されます。「結果」がすべて『成功しました』となっていることを確認し、[Run] ボタンをクリックします。

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    コラム

    エラー発生時など、実行結果の詳細を確認する際は [詳細情報] ボタンをクリックします。

  7. 「Run確認」画面が表示されたことを確認し、[Run] ボタンをクリックします。

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  8. 「実行中」画面が表示されたことを確認します(完了画面は表示されません)。

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    コラム

    IM-AccelDB GUIにアクセスするためのIPアドレスを変更する場合は、Run実行中に <変更前のIPアドレス> で IM-AccelDB GUIにアクセスできなくなります。

  9. 現在開いているウインドウ(タブ)を開いたまま、ブラウザの新しいウィンドウ(タブ)を開いて、 <変更後のIPアドレス> で IM-AccelDB GUIにアクセスします。

    注意

    処理の実行中にウィンドウ(タブ)を閉じると、処理が完了しないことがあります。
    <変更後のIPアドレス> で IM-AccelDB GUIにアクセスできることを確認後に、古いウィンドウ(タブ)を閉じてください。
  10. 「設定管理」画面から、「高度な設定」の [履歴] ボタンをクリックし、「履歴」画面を表示します。

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  11. 設定を変更した時刻のバックアップファイルが生成されたことを確認します。

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    コラム

    設定変更に成功すると、使用した <IPファイル> がバックアップファイルとして保存されます。

  12. 変更した設定を反映させるために、OSを再起動します。
    メニューリストの [運用管理] から、[マシン操作] をクリックします。

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  13. [再起動] ボタンをクリックし、[はい] ボタンをクリックします。

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  14. [再起動] ボタンをクリック後、『処理を実行しています』と表示されます。
    再起動には数分時間がかかりますので、しばらくお待ちください。

以上で設定変更は終了です。
ファーストステップガイド操作編 2-3 クラスタの起動・停止 を参照して、クラスタ起動・組込ができることを確認してください。

コラム

クラスタ起動できないとき
・変更した設定が反映されていない可能性があります。再度OSを再起動してください。
・ネットワーク設定が誤っている可能性があります。緊急コンソールや仮想ホストの設定画面で、ネットワークの設定を確認してください(特に、クラスタ監視先のIPアドレスに疎通できることを確認してください)。

3.2. 初期化

ネットワーク設定を、インストール直後の状態に戻す機能です。
クラスタを構成する各マシンで実施してください。

3.2.1. 前提条件

手順実施前に、以下を確認してください。
  • IM-AccelDB のクラスタ起動や切り替えを行っていないこと
  • IM-AccelDB のクラスタが停止していること(HA構成の場合は両系が停止していること)

3.2.2. 初期化の実行

以下の手順で初期化を行います。

  1. 「設定管理」画面から、「高度な設定」の [履歴] ボタンをクリックし、「履歴」画面を表示します。
  2. 「履歴」画面下部の [初期化] ボタンをクリックします。

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  3. 「初期化確認」画面が表示されることを確認し、[はい] ボタンをクリックします。

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  4. 自動でDry-Runが実行されます。そのままお待ちください。


  5. 以降は、 設定変更 の手順6~14を実施します。