intra-mart Accel Platform セットアップガイド 第20版 2016-12-01

11.7. ポート一覧

  • intra-mart Accel Platform で利用するポート番号について説明します。

11.7.1. Resin

  • Resin は以下の機能のポートを使用します。
    • HTTP(HTTPS)ポート

    • クラスタポート

      注意

      クラスタポートはトライアドサーバ、ダイナミックサーバで設定方法が異なります。
      • トライアドサーバ
        resin.propertiesファイルを編集
      • ダイナミックサーバ
        コマンドライン引数を指定
    • watchdogポート

11.7.1.1. HTTP通信ポート

  • ResinがHTTP通信を行うためのポートの設定です。
    • 設定項目

      デフォルトのポート番号 8080
      デフォルトの有効/無効 有効
      設定ファイル resin.properties
      プロパティ app.http
    • 設定例

      全てのサーバで同じポートを使用する場合は「app.http」をひとつ記述してください。
      app.http          : 8080
      
      サーバ毎に使用するポートを指定する場合は「[サーバID].http」を記述します。
      下記の記述例では「app-0」のResinは「8081」を使用しますが、それ以外のResinは「8080」を使用します。
      app.http          : 8080
      app-0.http        : 8081
      

11.7.1.2. HTTPS通信ポート

  • ResinがHTTPS通信を行うためのポートの設定です。
    • 設定項目

      デフォルトのポート番号 8443
      デフォルトの有効/無効 無効
      設定ファイル resin.properties
      プロパティ app.https
    • 設定例

      全てのサーバで同じポートを使用する場合は「app.https」をひとつ記述してください。

      app.https          : 8443
      
      サーバ毎に使用するポートを指定する場合は「[サーバID].https」を記述します。
      下記の記述例では「app-0」のResinは「8444」を使用しますが、それ以外のResinは「8443」を使用します。
      app.https          : 8443
      app-0.https        : 8444
      

11.7.1.3. クラスタポート(トライアドサーバ)

  • Resinがクラスタリング行うためのポートの設定です。
    • 設定項目

      デフォルトのポート番号 6800
      デフォルトの有効/無効 有効
      設定ファイル resin.properties
      プロパティ app_servers
    • 設定例

      デフォルトのポート番号を指定する場合は「app_servers」にIPアドレスのみを記述してください。

      app_servers      : 192.168.100.100 192.168.100.101 192.168.100.102
      

      任意のポート番号を使用する場合は「[IPアドレス]:[ポート番号]」と記述してください。

      app_servers      : 192.168.100.100:6801 192.168.100.101:6802 192.168.100.102:6803
      

11.7.1.4. クラスタポート(ダイナミックサーバ)

  • Resinがクラスタリング行うためのポートの設定です。
    • 設定項目

      デフォルトのポート番号 6830
      コマンドライン引数 –elastic-server-port
    • 設定例

      ポート番号を指定しない起動コマンドではデフォルトのポート番号を使用します。

      > resin.exe --elastic-server --cluster app console
      

      任意のポート番号を使用する場合は「–elastic-server-port」を起動コマンドに指定してください。

      > resin.exe --elastic-server --cluster app --elastic-server-port 6831 console
      

11.7.1.5. watchdogポート

  • 設定項目

    デフォルトのポート番号 6600
    デフォルトの有効/無効 有効
    設定ファイル resin.xml
    タグ <watchdog-port>
  • 設定例

    <watchdog-port>6700</watchdog-port>
    

11.7.2. JGroup

  • JGroups はサーバ間通信として利用します。

    デフォルトのポート番号 5200-5202

11.7.3. Apache Cassandra

  • Apache Cassandra は以下の機能のポートを使用します。
    • クライアント接続ポート
    • ノード間通信ポート
    • ノード間通信ポート (ノード間通信にSSLを利用した時)
    • JMX接続ポート

コラム

詳細は、「 Cassandra管理者ガイド 」を参照してください。

11.7.3.1. クライアント接続ポート

デフォルトのポート番号 9160

11.7.3.2. ノード間通信ポート

デフォルトのポート番号 7000

11.7.3.4. JMX接続ポート

デフォルトのポート番号 7199

11.7.4. Apache Solr

  • Apache Solr 」にて構築したアプリケーションサーバによって異なります。

    デフォルトのポート番号 アプリケーションサーバ「Jetty」 8983
      アプリケーションサーバ「Resin」 8080
      アプリケーションサーバ「Tomcat」 8080

11.7.5. IM-Notice

  • IM-Noticeが通知を行うためのポートの設定です。
    デフォルトのポート番号 40608
    ブローカー利用時 40608, 40609

11.7.6. モジュール開発支援ライブラリ

  • Jugglingプロジェクト新規作成時に「アプリケーションの選択」で「モジュール開発支援ライブラリ」を選択し、「スクリプト開発のためのデバッグ機能」を含むように選択した場合、
    スクリプトのデバッグのために標準で下記のポートを使用します。
    デフォルトのポート番号 9000

コラム

詳細は「 ` intra-mart e Builder for Accel Platform / アプリケーション開発ガイド デバッグ(スクリプト開発) <http://www.intra-mart.jp/document/library/ebuilder/public/e_builder_user_guide/text/script_development/debug.html>`_ 」を参照してください。