intra-mart Accel Platform 2016 Winter(Olga) リリースノート 初版 2016-12-01

8.2.5. クライアントブラウザ

共通


8.2.5.1. Ajax通信のデータ取得中にリロードを行うと、エラーが発生することがあります。

  • Ajax通信でデータを取得する画面は、データ取得処理中にリロードを行うと、一瞬エラーメッセージが表示されることがあります。
    • セッションタイムアウトのエラーメッセージがポップアップ表示されることがあります
    • 「Error.error」というメッセージが表示されることがあります
    表示を待てばデータは表示されるため、問題はありません。

8.2.5.2. ブラウザのポップアップブロックは解除してください。

  • ポップアップブロックを行っている場合は正しい情報を受け渡し出来ない可能性があります。
    ポップアップブロックは解除してください。

8.2.5.3. ブラウザのキャッシュにより画面動作がおかしくなる場合があります。

  • 画面が崩れたり、想定する動作にならなかった場合、ブラウザのキャッシュをすべて削除して再度、実行してください。
    また、ブラウザによってキャッシュを読み込むタイミングを設定する事できます。こちらの設定もご確認ください。

    例:Internet Explorer の場合
    1.[ツール] ボタン [ツール] ボタンの画像 をクリックし、[インターネット オプション] をクリックします。
    2.[全般] タブをクリックし、[閲覧の履歴] の [設定] をクリックします。
    3.「保存しているページの新しいバージョンがあるかどうかの確認」の選択において、
    “自動的に確認する(A)”がチェックされていると、新しいページが反映されない場合があります。
    この場合は、”Web サイトを表示するたびに確認する(E)”を選択してください。

8.2.5.4. 特定のテーマにおいて横スクロールが発生します。

  • version 6.0 のテーマ等を使用した場合、一部画面において横スクロールが発生する場合があります。

8.2.5.5. imuiRichtextbox に膨大な量のテキストを書き込むとブラウザが重くなります。

  • imuiRichtextbox のテキストエリア内に多くの文字列を書き込むとブラウザが固まる場合があります。
    imuiRichtextbox はテキストを書き込むと装飾用のタグを内部で作成するため、
    テキストの量に比例してブラウザのレンダリングに時間がかかります。
    この現象が発生した場合、ブラウザを開き直して操作をやり直してください。

8.2.5.6. UIコンポーネント全般で国際化対応している属性に「%」から始まる文字列を指定すると「未定義」と表示されます。

  • UIコンポーネント全般で国際化対応している属性に「%」から始まる文字列を指定すると未定義と出力されます。
    例えば imuiButton のvalue属性に「%hoge」を指定した場合、表示されるボタンのラベルが「未定義」となってしまいます。

8.2.5.7. ブラウザの標準機能の戻るボタンは動作保証しません。

  • ブラウザの標準機能の戻るボタンで画面遷移した場合はその先の画面の動作は保証しません。
    エラー画面や予期しない動作がする可能性があります。

8.2.5.8. リサイズ可能なコンポーネントを組み合わせると外側のコンポーネントのリサイズ開始位置が制限されます。

  • 内側に指定したコンポーネントのリサイズ開始位置と外側に指定したコンポーネントのリサイズ開始位置が同じ場合、外側のコンポーネントではリサイズができなくなります。
    たとえば、imuiDialog の中に imuiGadgetBar があり imuiGadgetBar のリサイズ開始位置が右の場合は、imuiDialog を右からリサイズすることはできません。
    2013 Spring 時点での対象のコンポーネントは以下になります。
    • imuiDialog
    • imuiPageDialog
    • imuiGadgetBar

8.2.5.9. 同一種類のブラウザを複数または、複数タブで利用した場合の動作は保証しません。(参照時は除く)

  • intra-mart Accel Platform はブラウザの Cookie を利用してセッション管理を行います。
    このため、同一のコンピュータで同一種類のブラウザを複数または、複数タブで利用した場合の動作は保証しません。
    ただし、それぞれのタブで操作してもセッションが変更されない参照時においてはこの限りではありません。

    また、以下のような処理においては注意が必要となります。

    【システム管理者操作の場合】
    テナントが複数ある環境において複数のタブを開いて操作した場合、
    オペレータが意図しないテナントに対して更新を行ってしまう可能性があります。
    これは、作業対象のテナントを変更した際、ブラウザの別タブではその変更に気づけない場合があるためです。

    【IM-Workflowの場合】
    以下の理由より、同一ユーザが複数ブラウザ・複数タブで操作することができません。
    ・添付ファイルの、一時アップロード先ディレクトリがユーザ単位であるため
    ・操作パターンによっては、ユーザデータIDが重複してしまうため

    ※事象が発生する操作パターン(例)は以下になります。
    a) パターン1
    ・複数ブラウザで同じ一時保存画面を開く
    ・片方のブラウザで先に申請する
    ・片方のブラウザで後に一時保存する
    b) パターン2
    ・別PCにて同一ユーザIDでログイン操作する
    c) パターン3
    ・一時保存から申請後、ブラウザバックで一時保存の画面に遷移して申請する

    ユーザデータIDは、お客様アプリケーションで任意に設定できる項目として用意しております。
    設定の自由度を担保するため、ユーザデータIDと案件の紐付けは、1対1以外にも1対多を許容していません。
    そのため、案件に対してユーザデータIDが重複しているのが、不正な操作の結果であるか、
    現状のIM-Workflowでは業務的にチェックできません。
    ユーザデータIDの一意性を担保したい場合は、アクション処理等でユーザプログラムでチェックしてください。

8.2.5.10. 閉じるアイコン付きのタブをドラッグするとレイアウトが崩れる場合があります。

  • UIコンポーネントのimuiTabs、imui:tabs 使用時に、閉じるアイコン付きのタブの順番を並べ替えようとするとドラッグ中にのみレイアウトが崩れる場合があります。

8.2.5.11. ロール登録画面のサブロール検索ダイアログのListTableの表示が変わります。

  • 「テナント管理」-「ロール」 画面のロール登録画面において、
    「サブロールを検索して追加」リンクにて表示されるロール検索ダイアログ内のListTableの幅が、ダイアログのサイズに合わない場合があります。

8.2.5.12. 利用するブラウザによってレイアウトが崩れて表示される場合があります。

  • intra-mart Accel Platform で提供されているタグ、またはそのタグを利用した画面では、
    利用するブラウザによってレイアウトが崩れて表示される場合があります。

8.2.5.13. 互換テーマを利用した場合、ブラウザによってレイアウトが崩れて表示される場合があります。

  • intra-mart Accel Platform で提供されているタグ、またはそのタグを利用した画面では、標準テーマを基準としています。
    互換テーマを利用した場合、画面幅が変わる事によりレイアウトが崩れて表示される場合があります。

8.2.5.14. imuiPageDialogでundefined、nullをパラメータとして送信することはできません。

  • imuiPageDialogのパラメータparameterなど、jQueryのajaxでパラメータを送信する際にundefindやnullを指定して送信すると、サーバ側で受信したときに文字列の”undefined”,”null”に変換されます。
    これは jQuery 1.7.2 の仕様です。
    この仕様は jQuery 1.9 以降で変更されているため、「設定ファイルリファレンス」-「ライブラリ群の指定」で jQuery 2.1.4 を選択した場合はこの制限事項の対象外です。

8.2.5.15. imuiAccordionItem 配下に置いたメッセージボックス内の文字サイズが小さくなります。

  • imuiAccordionItem 配下に置いた imui-box-success, imui-box-information, imui-box-warning, imui-box-caution 等の文字サイズが小さく表示されます。

8.2.5.16. imuiAccordionItem 配下に imuiDropdown を置いた場合、ドロップダウンのメニューがアコーディオンに隠れて表示されます。

  • imuiAccordionItem 配下に配置した imuiDropdown を表示すると、ドロップダウンのメニューがアコーディオンアイテム上に表示されず、隠れて表示されてしまいます。

8.2.5.17. imuiToggle において style 属性で height を指定してもサイズを変更する事はできません。

  • imuiToggle において style 属性で height を指定してもサイズを変更する事はできません。

8.2.5.18. SAStrutsでファイルアップロードの受信プログラムを実装すると、ファイルサイズによるアップロード制限を行えない場合があります。

  • ファイルサイズによるアップロード制限を行う場合、
    struts-config.xml
    にアップロード可能な最大ファイルサイズを指定しますが、この値を超えてファイルをアップロードできてしまう場合があります。
    Integer.MAX_VALUE を超え、long から int にキャストした際に -1 より小さい値となる場合が該当します。

8.2.5.19. 複数の input 要素に同じ name 属性を指定すると imuiValidate が正常に動作しません。

  • 複数の input 要素に同じ name 属性を指定すると imuiValidate が正常に動作しません。

    【現象】
    複数の input 要素に同じ name 属性を指定しても先頭の要素しかチェックがかかりません。
    二つ目以降の要素がエラーになると先頭の要素に対してエラーメッセージが出たり、一瞬エラーメッセージが表示されるなど、正常に動作していません。

    【条件】
    複数の input 要素に同じ name 属性を指定して、imuiValidate を利用した場合です。

    【回避策】
    それぞれの name 属性に異なる値を指定します。

8.2.5.20. imuiDialog の中に script タグを記述すると、ロード時に2度処理が呼ばれます。

  • ダイアログの中の script が実行されるため、ロード時のイベントが2度実行されることになります。
    以下のようなコードの場合、アラートが2回呼ばれます。

    <imart type="imuiDialog">
      <script>
        $(function(){
          alert("sample");
        })
      </script>
      <span>dialog のコンテンツ</span>
    </imart>
    
    これは jQuery 1.7.2 の仕様です。
    この仕様は jQuery 1.9 以降で変更されているため、ライブラリ群の指定で jQuery 2.1.4 を選択した場合はこの制限事項の対象外です。

8.2.5.21. Internet Explorer 11、Firefox において input[type=”file”] のボタンにフォーカス時点線が表示されます。

  • input[type=”file”] のボタンにフォーカスがあたった時、点線が表示されます。
    input[type=”button”] 、 input[type=”submit”] 、 input[type=”reset”] 、button 、imuiButton にフォーカスが当たった時、点線は表示されません。

8.2.5.22. imuiFileUpload で、タブを2度押さないとフォーカスが移動しません。

  • Internet Explorer
    タブ移動で「ファイル追加」ボタンに移動した後にタブを2度押さないとフォーカスが移動しません。
  • Firefox
    「ファイル追加」ボタンをクリックした後に、ファイルを選択せずキャンセルした場合、タブを2度押さないとフォーカスが移動しません。
input type=”file” の仕様でファイル名が表示されるテキストボックスとファイル選択ダイアログを表示する参照ボタンの2つの要素にタブ移動するため、1度のタブ移動ではフォーカスが移動しません。

8.2.5.24. ブラウザにより表示スタイルが異なるものがあります。

  • すべてのブラウザで表示スタイルが同じになるとは限りません。ブラウザにより有効な CSS が異なります。

    例:
    optgroup 、option は、ブラウザにより表示が異なります。
    optgroupは、ブラウザの種類やバージョンにより、斜体太字で表示される場合と、太字で表示されます。
    これを CSS(スタイルシート)で制御しません。
    optgroup 、 option はブラウザにより有効な CSS が異なります。

8.2.5.25. ブラウザのフォントによっては、imuiRichtextbox から入力した文字へデザインが反映されない場合があります。

  • 例として、メイリオフォントの斜体スタイルは、英語 (半角のアルファベット、数字、記号) のみ対応しています。
    このため、ブラウザの設定でメイリオを使用している場合、日本語等の2バイト文字は斜体スタイルを適用しても標準スタイルでの表示になります。

8.2.5.26. imuiDialog 内で imuiRichtextbox は利用できません。

  • imuiDialog 内で imuiRichtextbox および imui:richtextbox は利用できません。

    これは jQuery 1.7.2 の仕様です。
    この仕様は jQuery 1.9 以降で変更されているため、「設定ファイルリファレンス」-「ライブラリ群の指定」で jQuery 2.1.4 を選択した場合はこの制限事項の対象外です。

8.2.5.27. imuiSiteTour 利用時にブラウザにスクロールバーが表示される場合があります。

  • csjsAPI imuiSiteTour を利用時に、ブラウザにスクロールバーが表示される場合があります。

8.2.5.28. imuiFileUpload の配置する領域が imuiFileUpload の横幅より小さい場合、表示が崩れる可能性があります。

  • imuiFileUpload の配置する領域が imuiFileUpload の横幅より小さい場合、次の現象が発生します。
    ・折り返されて表示される
    ・配置する場所を突き抜けて imuiFileUpload が表示される
    ../../_images/imuiFileUpload_Progress_bar.png

8.2.5.29. ファイルアップロードコンポーネントの「ファイル追加...」ボタンのツールチップが、常に「選択されていません」と表示されます。

  • ブラウザの動作仕様です。ファイルを選択しても、アップロードを実行しても「ファイル追加...」ボタンのツールチップが「選択されていません」のままで変わりません。

8.2.5.30. imuiRichtextboxの参照用のCSSクラスを利用した場合でも、編集時と実際の表示が異なる場合があります。

  • imuiRichtextboxの参照用のCSSクラス(.imui-richtextbox-reference)を利用した場合でも、参照表示時には intra-mart Accel Platform のCSSが適用され、imuiRichtextboxでの編集時との見た目に差異が生じることがあります。

    以下の機能の見た目に差異があります。

    ・hr ボタンで作成される水平線
    ・段落 (pタグ) の余白
    ・表の詳細設定で設定されるセルの間隔、セル内余白(パディング)等
    参照時にimuiRichtextboxの編集時と同じ見た目にしたい場合、imuiRichtextboxのreadonly属性を利用してください。

8.2.5.31. imuiRichtextbox の動作は TinyMCE の動作仕様に準じます。

  • imuiRichtextbox の動作は TinyMCE の動作仕様に準じます。そのため、TinyMCE に存在する不具合は imuiRichtextbox でも発生する可能性があります。

    例として以下のような動作が挙げられます。

    ・Internet Explorer 11 では、imuiRichtextbox に height属性 で高さを指定しない場合、縦のスクロールバーが表示されます。

    ・Internet Explorer 11 では、forcedRootBlock 属性に空文字を指定していても、先頭に p タグが埋め込まれる場合があります。一度文字を入力したあとに全ての文字を削除すると、pタグが埋め込まれます。

    ・テキストの色・背景色の機能が以下のように動作します。
    1.テキストの色、または、背景色で装飾された文字を imuiRichtextbox に入力された状態で画面を表示します。
    2.文字の範囲を選択し テキストの色、または、背景色 のボタンを押下します。
    3.任意の装飾を行うボタンをクリックします。
    4.選択している文字の範囲外の文字にも装飾が施されます。

8.2.5.32. 半角英字ボタンと日本語ボタンを横に並べると、縦位置に1px程度のずれが発生する場合があります。

  • 半角英字ボタンと日本語ボタンを横に並べると、縦位置に1px程度のずれが発生する場合があります。
    imuiButton 、 button タグ、 input[type=”button”] 、 input[type=”reset”] 、 input[type=”submit”] にて確認しています。
    ボタンに vertical-align:middle 、もしくは font-family:sans-serif; を指定すると、現象を回避できます。

    vertical-align:middle を指定すると、ボタンの横に配置する input[type=”text”] など別の要素と縦位置がずれる場合があります。
    font-family:sans-serif; を指定すると、ボタンの半角英字がやや見づらくなる場合があります。
    Windows7 の Internet Explorer 11 で「OK」を表示した場合、「O」と「K」の隙間が無くなり見づらくなることを確認しています。

8.2.5.33. imuiRichtextbox に登録した画像がストレージに残る場合があります。

  • 次の条件において imuiAttachFile プラグインを利用した場合にストレージに画像が残ります。

    • imuiRichtextbox内のイメージタグを削除した場合
    • アップロード後に imuiRichtextbox の内容を保存しなかった場合


Google Chrome


8.2.5.34. Google Chrome の場合、Flash 画面で正常に動作しない箇所があります。

  • Google Chrome でFlashの使用に関して不具合があるためです。
    回避方法として次の対応が必要となります。
    • Chrome のプラグイン設定( about:plugins )にて Chrome 内蔵の Flash を無効にします。

    • 次のサイトより、Adobe Flash Player ダウンロード、インストールを行います。

8.2.5.35. Google Chromeにて、imuiRichtextboxの編集画面、プレビュー画面で日本語フォントはMS Pゴシックで表示されます。

  • Google Chromeにて、imuiRichtextboxの編集画面、プレビュー画面で日本語フォントはMS Pゴシックで表示されます。
    intra-mart Accel Platform では、テーマの仕組みでhtmlタグにlang=’ja’が指定しているため、日本語フォントはメイリオで表示されます。
    しかし、imuiRichtextbox ( TinyMCE )は、iframe で構成されており、htmlタグにlang属性の指定がないため、MS Pゴシックで表示されます。

    弊社では、 Google Chrome 42 , 43 , 44 にて確認しています。
    なお、 Google Chrome 47 以降にて、日本語フォントはMS Pゴシックで表示されることを確認しています。


Internet Explorer


8.2.5.36. Internet Explorer の互換モードオプションはサポート対象外となります。

  • アドレスバー横にある互換モード切り替えボタンをクリックするとメニューの「zIndex」が正しく動作しません。
    全般的に「互換モード」での利用はサポート対象外となります。

8.2.5.37. Internet Explorer を利用してログインした際に、403エラーが発生する場合があります。

  • Internet Explorer の設定によっては、ログインが行えない場合があります。
    Internet Explorer のセキュリティ設定が、cookiesへのアクセスを許可しない設定となっている場合、ログイン時に403エラーとなります。
    この現象を回避するには、以下のいずれかを Internet Explorer に対して設定してください。
    • intra-mart Accel Platform 環境を信頼済みサイトに追加します。
    • インターネットゾーンでファーストパーティ、サードパーティのcookieを受け入れる設定します。

8.2.5.38. Internet Explorer 利用時にダウンロードファイル名の先頭が切られたり、文字化けする場合があります。

  • Internet Explorer 利用時に、ダウンロードファイル名の先頭が切り捨てられたり、文字化けする場合があります。
    本現象は以下の Internet Explorer の不具合となります。

8.2.5.39. Internet Explorer 11では、imuiFileUploadで0バイトのファイルをアップロードすることはできません。

  • Internet Explorer 11では、imuiFileUploadで0バイトのファイルをアップロードすることはできません。

8.2.5.40. Internet Explorer 11で、maxlength属性、contenteditable属性を指定した要素で日本語入力ができないことがあります。

  • Internet Explorer 11で、contenteditable属性を有効にしたdiv要素やmaxlength属性を設定したinput要素に入力を行おうとした場合、
    日本語入力が行えないことがあります。
    Microsoft社より、緊急公開の資料として公開されています。

8.2.5.41. Windows 7 の Internet Explorer 11 にて、 Office IME を使用している場合、ime-mode: active 指定で半角カタカナモードになります。

  • Windows 7 の Internet Explorer 11 にて、 Office IME を使用している場合、ime-mode: active を指定しているフォーム部品で半角カタカナモードになります。

8.2.5.42. Windows 7 の Internet Explorer 11 にて、表示フォントが MS PGothic 、 MS Gothic になります。

  • Windows 7 の Internet Explorer 11 にて、表示フォントが MS PGothic 、 MS Gothic になります。
    Windows 8.1 の Internet Explorer 11 は、メイリオ 、 MS Gothic です。
    MSゴシック 、 MSゴシック に比べて、MS PGothic 、 MS Gothic は、太字で縦方向に長体がかかってみえます。

    なお、intra-mart Accel Platform では、スタイルシートの font-family を Arial 、 sans-serif に指定しています。

8.2.5.43. imuiFileUpload を利用すると、Internet Explorer 11で 4GB を超えるサイズのファイルをアップロードできません。

  • imuiFileUpload は内部で Ajax を利用してファイルをアップロードします。
    Internet Explorer 11で 4GB(正確には 4,294,967,296 バイト)を超えるファイルをアップロードしようとすると、
    Ajax でファイルを送信するための API (FormData#append) でエラーが発生します。
    このエラーはファイルを送信する前に発生するため、intra-mart Accel Platform の設定値で回避することはできません。


Firefox


8.2.5.44. Firefox において imuiButton にボタンのサイズより大きなアイコンを指定した場合、アイコンがはみ出ます。

  • Firefox において imuiButton にボタンのサイズより大きなアイコンを指定した場合、アイコンがはみ出ます。
    Chrome、Internet Explorer、Safari では、ボタンからはみ出る部分は表示されません。

8.2.5.45. Firefox において imuiDialog に imuiRichtextbox を配置すると imuiRichtextbox に文字が打てないことがあります。

  • Firefox において imuiDialog に imuiRichtextbox を配置すると imuiRichtextbox に文字が打てないことがあります。
    読み込みに時間がかかるページの場合に打てない現象が発生します。

8.2.5.46. Firefox において input[type=”range”] にフォーカス時、枠線が2重で表示されます。

  • Firefox において input[type=”range”] にフォーカス時、黒実線と青点線の枠線が2重で表示されます。
    Firefox 38.6.1、ESR 45.5 では青点線のみ表示され、現象が発生しないことを確認しました。

8.2.5.47. Firefox において ポートレットの下部に余白ができる場合があります。

  • Firefox において ポートレットにリストテーブルが表示される場合、ポートレットの下部に余白ができる場合があります。

    Firefox のみに発生する現象で、リストテーブルの高さが本来の高さより大きい値で取得される場合があるため、下部に余白ができてしまいます。
    表示上の問題であり、動作に問題はありません。

8.2.5.48. Firefox では、 imuiAutocomplete に IME を利用した入力を行っている間は検索が行われない場合があります。

  • imuiAutocomplete に IME を利用した入力をしている際、確定前の文字で検索が行われない場合があります。入力を確定すると検索が行われます。


Safari


8.2.5.49. Safari のアドレスバーでアドレスを編集して intra-mart Accel Platform にアクセスしようとするとログインセッションが無効になる場合があります。

  • Safari のアドレスバーでアドレスを編集すると、検索エンジンによる検索が実行されます。この際にすでにログイン画面に相当数アクセスしていると、「トップヒット」としてログイン画面のURLが表示されることがあります。

    手順
    1.トップヒットにログイン画面のURLが表示されている状態で、ログイン画面にリクエストを送信します。
    2.ログイン画面にリクエストを送信すると、セッションが新規に作成されるため既存のセッションが無効になります。
    3.この状態で intra-mart Accel Platform にアクセスするとセッションが無効となっているため、未認証(ゲストユーザ)でのアクセス、または、セッションタイムアウトの画面に遷移することになります。

    この現象を回避するには Safari の設定を変更します。(注:以下は 2016-12-01 現在の最新のバージョンでの設定です。)

    Mac
    「環境設定」-「検索」の「バックグラウンドでトップヒットを事前に読み込む」のチェックを外してください。
    iOS
    「設定」-「Safari」の「トップヒットを事前に読み込む」のチェックを外してください。

8.2.5.50. Mac OSX(10.7.0以降)を利用した場合に、ツリー表示のツリーが開かない場合があります。

  • Mac OSXを利用した場合に、ツリー表示でツリーに表示されているノードや開くアイコンをクリックしても正常に動作しない場合があります。
    この事象は、スクロールバーの表示設定により、ノードの位置が表示とずれてしまうために発生します。
    この事象を回避するには、以下の設定を行ってください。
    「システム環境設定 - 一般 - スクロールバーの表示」を「常に表示」に設定してください。


スマートフォン


8.2.5.51. スマートフォンにおいて、処理時間が長い場合にエラーが出力される場合があります。

  • 回線の状態やサーバのリソースが要因となり、処理時間がかかった場合に以下のエラーが出力されます。

    Error: NETWORK_ERR: XMLHttpRequest Exception 101
    TimeoutError: DOM Exception 23
    

8.2.5.52. スマートフォンにおいて、ダウンロードしたファイル名が文字化けする可能性があります。

  • スマートフォンにおいて、ファイル名に日本語を使用したファイルをダウンロードする場合、文字化けする可能性があります。

8.2.5.53. 特定機種のスマートフォンにおいて、リトライ(再びリクエストが送信)処理が行われる事があります。

  • 特定機種のスマートフォンにおいてサーバに処理を投げ、その処理が返ってくるまでの規定の時間を超えた場合、
    リトライ(再びリクエストが送信)処理が行われる事があります。
    登録処理であれば、同じ情報が登録される可能性があります。
    【確認されている機種】
    • NTTドコモ GALAXY SⅡ LTE SC-03D

8.2.5.54. スマートフォン端末は機種やブラウザの種類によって正常に動作しない場合があります。

  • 弊社で動作確認が取れているスマートフォン端末はリリースノート「検証済み環境」に記載されているものが対象となります。
    記載されていないスマートフォン端末や標準ブラウザ以外を利用した場合、正常に動作しない可能性があります。
    詳細は、「 検証済み環境 」-「 スマートフォン 」を参照してください。

8.2.5.55. 画面の縦と横を切り替えると画面レイアウトが崩れる場合があります

  • スマートフォンの画面を表示中に縦と横を切り替えると、画面レイアウトが崩れる場合があります。

    【例】
    • 確認ダイアログ出した状態で縦⇔横を行うと表示位置が中央からずれる
    • エラーメッセージを表示すると、表示領域の表示幅が端末を縦⇔横にしたときに表示位置が中心からずれるなど

8.2.5.56. スマートフォンでファイルがダウンロードできない場合があります。

  • ファイルのファイル名や内容によって、スマートフォンでそのファイルをダウンロードできない場合があります

    【例】

    * 中国語(U+E815()等) をファイル名に持つファイルを IMBox にアップロードし、Android 端末でダウンロードする場合など。

8.2.5.57. iOS端末において、音声ファイル(m4a等)・動画ファイル(mp4等)を直接再生することができません。

  • iOS端末において、音声ファイル(m4a等)・動画ファイル(mp4等)をプログラムよりダウンロードしたときに直接再生させることができません。

8.2.5.58. 特定機種のスマートフォンにおいて、ピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小ができてしまいます。

  • スマートフォンの画面はピンチイン・ピンチアウトを抑止しています。
    端末によっては抑止が効かないものがあります。この場合、拡大・縮小しない箇所があり画面が崩れます。

8.2.5.59. jQueryMobile 1.4.5 に対応していないコンポーネントがあります。

8.2.5.60. iOS端末でファイルをアップロードするとファイル名が同じになります。

  • 画像ファイルを例に挙げると、image.jpeg というファイル名でアップロードされます。
    複数ファイルをアップロードする場合、ファイル名をそのまま使用して保存するように実装すると最後にアップロードしたファイルだけが保存されます。

8.2.5.61. jQueryMobile のダイアログで開閉処理を繰り返すと、コンテンツが空のダイアログが表示される場合があります。

  • jQueryMobile のタイマー($.vmouse.resetTimerDuration)に 1500ms が指定されているため、この時間内にダイアログの開閉処理を繰り返すと、ダイアログのコンテンツ部分が空で表示される場合があります。
    本事象は jQueryMobile 1.3.0、1.4.5 どちらのバージョンでも再現します。


タブレット


8.2.5.62. PC用の画面を iPad/iPhone の Safariで表示した際、ブラウザの仕様により制限される機能があります。

  • iPad/iPhone の Safariで PC用の画面を表示した際、ブラウザの仕様により制限される機能があります。

    例えば、以下の機能が制限されます。
    ・ドラッグ&ドロップを必要とする操作は利用できません。(例:マイメニュー設定のツリー形式メンテナンス画面)
    ・ダブルタップを必要とする操作は利用できません。(例:IM共通のユーザ検索画面の選択確定処理)
    ・テキストボックスのタップ時、ソフトウェアキーボードが表示されます。
    ・セレクトボックスの選択時、ドラム形式のピッカーが表示されます。
    ・セレクトボックスの選択時、window.alert()、window.confirm()を表示するとsafariがフリーズします。
    ・マウスオーバーの操作は利用できません。(例:ツールチップ)
    ・ファイルのアップロードでファイル名が重複する場合(デフォルトはimage.jpg)、1ファイルしかアップロードされません。
    ・PC版の画面でボタンをタッチ操作すると、mouseover が残ったままになります。
     そのため、レイアウトも mouseover 時に付与されるクラスが残ったままになります。
    ・ ダウンロードしたファイルは、ブラウザ上で表示します。