IM-PDFTimeStamper for Accel Platform 2016 Summer リリースノート 初版 2016-08-01

制限事項

共通の制限事項

  • IM-PDFTimeStamper for Accel Platform の起動ユーザには管理者権限が必須です。 うまく処理できない場合は、まずユーザ権限をご確認ください。

  • その他最新の技術情報は、intra-mart Developer Support Site を御参照ください。

PDFファイルについて

電子帳簿保存法(e文書法)対応の場合のPDFファイル制限

処理対象のファイルはスキャナで出力されたPDFファイルが前提です。
上記以外のPDFファイルは、タイムスタンプの付与などを行うことはできますが、e文書法の対応外となる可能性があります。
富士ゼロックス様の複合機で出力されるPDFファイルを対象としておりますので、他の会社の複合機・スキャナで出力されるPDFファイルに関しては、必ず事前に処理に問題が無いかご確認ください。
単純にスキャンしただけでなく、加工やセキュリティ付与されたPDFファイルはサポート対象外となります。

電子帳簿保存法(e文書法)以外で使用する場合のPDFファイル制限

サポート対象は以下になります。
  • IM-PDFAutoConverter for Accel Platform で作成されたPDFファイル
  • IM-PDFDesigner for Accel Platform で作成されたPDFファイル
  • Acrobatで作成された特殊なオブジェクト等の無いファイル(詳細はサポートPDF別紙をご確認ください)

上記以外でも対応は可能ですが、詳細はワイ・エス・エス社までお問い合わせください。

共通のPDFファイル制限

  • タイムスタンプライブラリによるPDFの情報取得時、画像が含まれていないPDFの場合、解像度の取得値は0になります。このため0になったファイルは電子帳簿保存法(e文書法)不適合と想定されますのでご注意ください。
  • タイムスタンプライブラリによるPDFの情報取得時に、PDFの色空間の情報が非対応の場合、色階調の色数、及び解像度の取得値は0になります。対応している色領域は DeviceRGB、 DeviceGray です。それ以外の色領域のファイルに関しては、事後対応となります。
  • タイムスタンプが付与されたPDFファイルに対し、intra-mart Accel Documents Secure Download Option によるセキュリティの付与を行った場合、原則エラーとなります。どうしても IM-PDFTimeStamper for Accel Platform と intra-mart Accel Documents Secure Download Option を同時に使用したい場合、ワイ・エス・エス社までお問い合わせください。
  • タイムスタンプが付与されたPDFファイルに対し、加工・結合・セキュリティ付与など、何等かの変更を加えた場合、付与されているタイムスタンプが改竄されたと判断して、タイムスタンプ処理の検証結果が無効となります。
  • タイムスタンプが付与されたPDFファイルの規格バージョンは1.7となります。但し、極力変更を加えないよう、PDFの内部構造の1.7相当への変換は行いません。

タイムスタンプライブラリで使用する情報の制限値

  • タイムスタンプ局のURL :制限なし(チェックなし)
  • タイムスタンプ局への接続ID :<文字数> 1~50文字、<文字種>英数字(大文字、小文字)、記号(! # $ % & ‘ * + - / = ? ^ _ ` { | } ~ @ .)が使用可能
  • タイムスタンプ局への接続パスワード:<文字数> 1文字~、<文字種>制限なし