8.2.12. IM-LogicDesigner¶
8.2.12.1. Mac版Safariでエクスポートなどのファイルダウンロード時にファイル名が常に “Unknown” になります。¶
Mac版Safariのみ、ダウンロード後のファイル名が常に “Unknown” となります。ファイルのダウンロード機能を HTML5 を使用して実現していますが、Mac版Safariの仕様により HTML5 に準拠していないために発生します。Mac版Safariでファイルをダウンロードする場合は、以下の対処を行ってください。
エクスポート1.「エクスポート」ボタンからファイルをダウンロードする。2. ファイル名を “Unknown” から “<任意のファイル名>.zip” に拡張子を変更する。 ロジックフロー定義編集 - 設計書出力 (「IM-LogicDesigner 設計書出力」モジュールインストール時のみ)1. ツールバーの「設計書出力」リンクからファイルをダウンロードする。2. ファイル名を “Unknown” から “<任意のファイル名>.xlsx” に拡張子を変更する。
8.2.12.2. 入力値/返却値に100以上のプロパティを持つユーザ定義を含むロジックフローを実行すると、キャッシュに関する警告ログが出力される場合があります。¶
入力値/返却値に100以上のプロパティを持つユーザ定義を含むロジックフローを実行すると、以下に示すキャッシュに関する警告ログが出力される場合があります。The configured limit of 1,000 object references was reached while attempting to calculate the size of the object graph. Severe performance degradation could occur if the sizing operation continues. This can be avoided by setting the CacheManger or Cache <sizeOfPolicy> elements maxDepthExceededBehavior to "abort" or adding stop points with @IgnoreSizeOf annotations. If performance degradation is NOT an issue at the configured limit, raise the limit value using the CacheManager or Cache <sizeOfPolicy> elements maxDepth attribute. For more information, see the Ehcache configuration documentation.このログはキャッシュするユーザ定義の要素が複雑なため、オブジェクトのサイズ計算に時間が掛かることについて警告を行うものです。
8.2.12.3. IM-LogicDesignerのルーティング定義では、短時間に大量のリクエストが集中する用途には使用しないでください。¶
IM-LogicDesignerロールーティング設定により作成されたRESTエンドポイントは、システム間連携や、外部アプリケーションからの呼び出しを想定しています。作成されたRESTエンドポイントは呼び出し時に認証、認可処理が実行されます。この為、IoTによるセンサデータの受信といったような短時間に大量のリクエストを受け続けるような利用方法の場合、非常に負荷がかかる事が想定されるため推奨できません。