IM-BPM for Accel Platform IM-BPM 仕様書 初版 2016-08-01

4.4. タスク

IM-BPM for Accel Platformのタスクについて説明します。

4.4.1. 属性

タスクは以下の属性を持ちます。
  • id

    • タスクを一意に識別するためのIDです。
  • name

    • タスク名です。
      IM-BPM Designerにて設定された名前、または別名が利用されます。
      タスク名はEL式による埋め込みが評価された結果の内容が格納されます。
  • description

    • タスクに関する詳細です。
  • assignee

    • タスク担当者です、ユーザが一人だけ担当者として設定することが可能です。
  • priority

    • 優先度です、数値にて設定します。
      設定はIM-BPM Designer上から行います。
      デフォルトは50です。
  • due_date

    • 有効期限です。
      有効期限は表示情報としてのみ利用され、プロセスの実行に影響は与えません。
      プロセスの実行に対して有効期限を制御したい場合には、タイマー境界イベントを利用します。
      画面上では利用していません。
  • candidate_users

    • 処理対象ユーザです。
      カンマ区切りで複数のユーザを指定することができます。
  • candidate_groups

    • 処理対象グループです。
      カンマ区切りで複数のグループを指定することができます。
      IM-BPM for Accel Platformでは、ロールを利用することができます。

4.4.2. タスクの状態

IM-BPM for Accel Platformでは、タスクの状態を以下の2つの状態として扱います。
  • 担当者が未設定の場合

    担当者が未設定のタスクは、グループタスクとして扱われます。
    グループタスクは、処理対象ユーザ、または処理対象グループ(ロール)を持つユーザから参照されます。
    グループタスクは、そのタスクを直接処理することは出来ません。
  • 担当者が設定されている場合

    担当者が設定されているタスクは、個人タスクとして扱われます。
    担当者として設定されているユーザ以外は、そのタスクを操作することは出来ません。
    個人タスクは、タスクを処理することができます。
    個人タスクは担当者を未設定に変更しグループタスクとする事ができます。