intra-mart Accel Platform ViewCreator ユーザ操作ガイド 第5版 2015-12-01

クロス集計とグラフ集計


クロス集計

クロス集計とは、2つの軸でデータを横断的に分析することを可能にする集計方法です。
※下記はクロス集計の表示画面です。編集画面については後述します。
※クロス集計の画面インタフェースと機能は、8.0.12 - 2015 Winter (Lydia)で一新されています。
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上記の例では、縦に見れば年度ごと、横に見れば都道府県ごとの人口データを表示しています。
クロス集計には、次の3種類のカラムを設定することができます。
  • 列見出し
  • 行見出し
列見出しと行見出しには「ソート順」、値に関しては「集計方法」を選択します。
「ソート指定無し」が選択された場合は、データベースから取得されたレコード順に従って見出しの作成が行われます。

集計方法とは

例)
年度 都道府県名 人口
1970 千葉 810
1970 千葉 200
1970 千葉 50
1970 東京 1500
1970 東京 350
このようなデータであれば、年度が”1970”で都道府県名が”千葉”のレコードは3つあります。
このとき、その3レコードの人口データ(810, 200, 50)をどのような方法で1つに纏めるのかを設定します。
⇒ 合計、平均、最大、最小、カウント、標準偏差、分散

※カウントを選択した場合は値に関係なくレコード数が集計結果になります。

「表示/非表示」の項目で表示されている、合計、平均、最小、最大、カウントのチェックボックスは、列ごと、行ごと、トータルの集計結果を表示するかどうかを設定できます。

カラムの入れ替えと再表示

カラムの入れ替えはドラッグ&ドロップで行うことができます。
「入れ替え可能カラム一覧」に配置されたカラムは、クロス集計の計算から除外されます。
「表示」ボタンをクリックすると、再計算が実行されます。
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コラム

「値」にセットされたカラムの数値フォーマットにはjava.text.DecimalFormatで利用可能なフォーマット文字列を設定できます。
3桁区切りにする場合: #,###
小数点以下第2位まで表示する場合: #.##

注意

クロス集計では、対象となる全てのデータをメモリ上に展開して計算が実行されます。
データ量や表の大きさ(行見出しと列見出しの項目数に依存します)が大きすぎる場合は、エラーが発生する可能性があります。

グラフ集計

グラフ集計では、特に画面上で行う操作はありません。
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