5.2. Web Application Server¶
5.2.1. Resin の入手¶
コラム
TRY版利用などの場合、 Resin は次の「TRY版ダウンロードサイト」からダウンロードできます。※アンケートへのご記入後、遷移後のページより下記をダウンロードをしてください。→Caucho Resin(アプリケーションサーバ)Resin4.0.44.zip (Windows)コラム
製品版DVDの場合、次のディレクトリに同梱されています。%製品版メディアイメージ(DVD)%/Products/tools/iap/Resin ディレクトリ→resin-pro-4.0.44.zip
5.2.2. インストール¶
メディアに同梱されている <Resin> アーカイブファイルを任意のパスに展開します。
コラム
本書では、例として次のディレクトリを指定します。「C:/Resin4.0.44」注意
Resin を起動するためには 「.NET Framework 3.5」 が必要です。Windows Server 2012 環境では、「.NET Framework 4.5」のみインストールされているため、「.NET Framework 3.5」 のセットアップを行ってください。詳細は「.NET Framework のセットアップ 」を参照してください。
5.2.3. Resin の設定¶
<C:/Resin4.0.44/conf/resin.properties> ファイルを開きます。
「jvm_args」プロパティに、インストール環境に応じたメモリ値、ヒープの最大サイズを設定します。本書では、例として次の値を設定します。# Arg passed directly to the JVM jvm_args : -Xmx2048m -Dfile.encoding=UTF-8注意
設定する値は「1024m」以上にしてください。「1024m」より小さい値を設定した場合、正常に動作しない恐れがあります。コラム
Resin の起動時にポートが重複ししている旨のエラーが発生する場合、Resin の停止後、ポート番号の設定を変更してください。java.lang.RuntimeException: java.net.BindException: Address already in use: JVM_Bind Can't bind to *:8080. Check for another server listening to that port.「app.http」プロパティに設定されている「8080」を、「8081」などの使用されていないポート番号に変更してください。# Set HTTP and HTTPS ports. # Use overrides for individual server control, for example: app-0.http : 8081 app.http : 8081変更が完了したら、Resin を再起動してください。
5.2.4. JDBCドライバの配置¶
ダウンロードした、JDBCドライバを以下のディレクトリにコピーします。
C:/Resin4.0.44/lib
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