intra-mart Accel Collaboration / セットアップガイド 第6版 2015-04-01

5. 注意事項

5.1. WebSphere Application Server V8 での設定について

  1. スケジュール機能のGoogle連携を行う場合は、署名者証明書の設定が必要です。
    設定がされていない場合は、WebSphere Application Server のログに「SSL HANDSHAKE FAILURE:xxxxxxx」と出力され、google連携ができません。
    • 設定については、利用するWebSphere Application Server のガイドを参照してください。
      以下に、WebSphere Application Server 8.5 での設定方法を記載します。

      管理コンソールのセキュリティメニューから、SSL 証明書および鍵管理 > 鍵ストアおよび証明書 > NodeDefaultTrustStore をたどり、追加プロパティー欄の署名者証明書をクリックして署名者証明書画面を表示します。

      次に「ポートから取得」ボタンをクリックしてポートから取得画面を表示し、以下の内容で署名者情報の取得を行い、適用ボタンをクリックして署名者証明書を設定します。
<一般プロパティ>
項目 説明
ホスト www.google.com
ポート 443
別名

任意の名称を入力

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5.2. サーバOSでWindows Serverを利用する場合

サーバのオペレーティングシステムにおいてWindows Serverを利用する場合、Warの配置する位置がディレクトリの深い階層にあると、起動時にデプロイに失敗する場合があります。

例:
intra-mart Accel Platform 2015 Spring + intra-mart Accel Collaboration 2015 Spring にて、
Resin で環境構築している場合、
「<%resin_home%>/webapps/<ファイル名>」以降でiACが使用するファイルのパス長は204バイトとなります。
Windows Serverの制約により、ファイルのパス長が260バイトを超えるとファイルやフォルダを生成することはできないため、
「<%resin_home%>/webapps/<ファイル名>」のファイルのパス長を50バイト以内にとどめておくことを推奨いたします。

(ファイルのパス長のカウント方法)
ファイル名:imart
resin_home:C:/resin-pro-4.0.43
上記の場合、「C:/resin-pro-4.0.43/webapps/imart」までのパス長は33バイトとなります。

5.3. スケジュール一覧データのPDF出力機能を利用する場合

スケジュール一覧データのPDF出力機能を利用したい場合は、設定ファイルリファレンスの設定に加え「wkhtmltopdf」をインストールする必要があります。
wkhtmltopdfのインストール手順については、下記のマニュアルを参照してください。
スケジュール一覧データのPDF出力の使用方法に関しましては、「intra-mart Accel Collaboration スケジュール ユーザ操作ガイド 」をご確認ください。