製品保守ポリシーとアップデート・パッチの考え方

2. リリースノートの表記について

2.1. 前提

  • リリースノートの内容は改訂日付時点の情報です。

2.2. システム要件

  • 記載されている内容について、弊社のサポートが可能です。
    例外として次の場合についてもサポートが可能です。

2.2.1. 弊社から提供するResinについて、最新バージョンを利用(弊社推奨)

  • リリースノートに記載がない最新バージョンでも利用可能です。
    ・Resin 4.0.xx系のバージョン差異については原則、バグFixのためです。
    ・弊社から提供するResinが対象です。
    最新iAPバージョンにおける弊社検証を実施

    コラム

    詳細については、下記FAQを参照してください。

2.2.2. 脆弱性等の修正プログラム提供に伴うミドルウェア製品のバージョンアップ

  • 常に最新バージョンの適用を推奨します。
    修正プログラムのみの提供のため、動作が変わる事はないと考えています。

2.3. バージョン「以上」の表記について

  • ミドルウェア製品のバージョン指定における、「以上」の表記の考え方は次の通りです。
    リリースした時点におけるサポート状況です。
    リリース日以後に公開されるミドルウェアの新しいバージョンについては未検証です。正常に動作しない可能性があります。
    ミドルウェアの新しいバージョンに対する対応は、後にリリースされる弊社製品のアップデートでの対応予定です。
    内容によっては、対象アップデートに対する対応モジュールを提供する場合もあります。

注意

Google Chrome、iOSはバージョンアップによって動かないケースがあります。

コラム

<例>
Accel Platform 2015 Summer(2015/8/1)「iOS8.3以上」の場合(括弧内の日付はリリース日)

<サポート対象のiOSバージョン>
iOS8.3(2015/4/9),iOS8.4(2015/7/1),iOS8.4.1(2015/8/14)
・iOS8.4.1はパッチバージョンレベルの提供である点、
また、変更内容が修正プログラムのみの提供のためサポート対象に含まれます。
・iOS8.3と8.4のようなリビジョンバージョンレベルの場合、機能変更による影響が考えられるため、リリース後においてはサポート範囲に含まれません。別途アナウンスをします。
→2015 Summerリリース時点では、iOS8.4は弊社による動作確認済みのためサポート範囲に含まれます。

<サポート対象外のiOSバージョン>
iOS9(2015/4/9)
・Accel Platform 2015 Summerリリース時点では、公開されていないバージョンのため、弊社では未検証です。

2.4. 弊社製品を利用する際に必要なブラウザの設定

  • クライアントPCをセットアップした初期状態、もしくは、ブラウザアプリケーションをインストールした初期状態で利用可能です。

    一部、利用できない設定・オプションがあります。こちらについての詳細は、Accel Platform リリースノート -「クライアント要件」を参照してください。
    製品によって必要な設定・制限があります。詳細は各製品のリリースノートを参照してください。

    コラム

    <例>
    IM-ExApply for Accel Platform の場合
    Microsoft Internet Explorer の32bit版のみの利用制限

注意

インターネットオプションの「ネットワーク」、「セキュリティ」はご利用の運用環境によって設定内容が異なります。
弊社ではこれらの設定をしない(初期状態)での検証となります。