IM-BIS for Accel Platform / OpenRules for IM-BIS 連携ガイド 第2版 2015-08-01

11.3. 結果・処理として利用できるキーワード

DecisionDecisionTable で評価(処理)の設定に利用するキーワードです。

Conclusion

演算子と比較する値を組み合わせて返却する値(評価結果)に設定することができます。

記述方法

利用するTableTypeのサブヘッダ部に記述します。
../../_images/conclusion.png
Isと組み合わせて、 Methodで利用できるキーワード(API) を記述することもできます。
  • 式を設定する例

    ../../_images/conclusion_calc.png
  • カンマ区切りで設定する例

    ../../_images/conclusion_comma.png

利用できる演算子

演算子 別の記法 説明
Is
=
==
対象の項目の値に1つの値を設定します。
Are なし
カンマ区切りで複数の値を配列型で、対象の項目の値に代入します。
テーブル系アイテムに利用した場合、複数の行に返却することができます。
Add なし
IM-BIS との連携では、利用できません。
Assign Plus +=
IM-BIS との連携では、利用できません。
Assign Minus -=
IM-BIS との連携では、利用できません。
Assign Multiply *=
IM-BIS との連携では、利用できません。
Assign Divide /=
IM-BIS との連携では、利用できません。

コラム

  • 結果の値のセルに設定する内容について

    結果(Conclusion)の値に設定する値は、”:=”などを付与せずに記述した場合、書かれている文字列(数値)をそのまま対象の項目の値にセットします。
    他の項目の値をセットする場合には、以下のように記述します。
    ::= ${項目の論理名}
    
    “$”は OpenRules のマクロです。
    データ型によって使い分ける必要がありますので、詳細は Methodで利用できるキーワード(API) を参照してください。

Then

「Then」は、Then(Conclusion)に演算子を記述しなくてもよい特殊なキーワードです。
このキーワードは、 Conclusion と演算子”=”を利用した場合と同義になります。

記述方法

Then を利用したい場合、以下の図のように記述します。
../../_images/then.png

利用できる演算子

このキーワードでは、演算子を利用しません。

ConclusionVarOperValue

演算子と比較する値を組み合わせて返却する値(評価結果)に設定することができます。

記述方法

利用するTableTypeのサブヘッダ部に記述します。
../../_images/conclusion_var_oper_value.png

利用できる演算子

演算子 別の記法 説明
Is
=
==
対象の項目の値に1つの値を設定します。
Are なし
カンマ区切りで複数の値を配列型で、対象の項目の値に代入します。
テーブル系アイテムに利用した場合、複数の行に返却することができます。
Add なし
IM-BIS との連携では、利用できません。
Assign Plus +=
IM-BIS との連携では、利用できません。
Assign Minus -=
IM-BIS との連携では、利用できません。
Assign Multiply *=
IM-BIS との連携では、利用できません。
Assign Divide /=
IM-BIS との連携では、利用できません。

ActionMap

HashMap型の項目に対する評価(処理)を記述することができます。
IM-BIS との値の受け渡しでは、HashMap型を利用することはできません。

ActionPrint

実行する処理名をコンソールに出力します。
ログには出力されません。

記述方法

利用するTableTypeのサブヘッダ部に記述します。
ActionPrintは Decision でのみ記述できます。(必須項目)
../../_images/action_print.png

利用できる演算子

演算子は記述できません。

実行イメージ

ActionPrintで設定した内容は、以下のような形でコンソールに出力されます。
../../_images/action_print_execute.png

ActionExecute

実行する DecisionDecisionTable の名前を記述します。
上から順に DecisionDecisionTable を実行します。
Decision から Decision をサブデシジョンとして呼び出すこともできます。

記述方法

利用するTableTypeのサブヘッダ部に記述します。
ActionExecuteは Decision の必須項目です。
../../_images/action_execute.png

../../_images/action_execute_dt.png

利用できる演算子

演算子は記述できません。

Message

任意に設定した文字列をコンソールに出力します。
ログには出力されません。

記述方法

利用するTableTypeのサブヘッダ部に記述します。
../../_images/message.png
../../_images/message_dt.png

利用できる演算子

演算子は記述できません。

実行イメージ

Messageで設定した内容は、以下のような形でコンソールに出力されます。
../../_images/message_execute.png
Decision で設定した場合には、「(decision名):(Messageの内容)」という形式で出力されます。
DecisionTable で設定した場合には、合致した行のMessageが「(Messageの内容)[produced by (Decision Table名)]」という形式で出力されます。

ActionRulesOnArray

配列型のデータを受け取って配列中のデータ1件ずつに対して、 DecisionTable などで定義したルールの評価を実行することができます。
このキーワードは、 IM-BIS との連携では利用できません。