3.3. フロー定義を登録・設定する

フローは、コンテンツとルートを組み合わせて実際に申請可能なワークフローを構成します。
フロー定義は期間情報によって区別された「バージョン」によって管理され、バージョン期間情報によって一部の設定を変えることができます。

3.3.1. フロー定義を設定する

  1. 「サイトマップ」→「ワークフロー」→「ワークフロー管理者」→「マスタ定義」→「フロー定義」をクリックします。

  2. 「新規作成」をクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_2.png

    コラム

    フロー定義の検索・表示
    フロー定義の一覧画面では、条件を指定してフロー定義を検索し、該当するものだけを表示させることができます。
    画面上部の検索条件指定項目に、検索条件を入力します。
    1. 左のプルダウンから、検索対象としたいフロー定義の項目を選択します。
    2. 右のテキストボックスに、検索したい文字列を入力します。
    3. [検索]ボタンを押下します。
    選択した検索対象に対して、入力した文字列が部分一致するフロー定義のみを表示します。
    フローグループには、定義されているフローグループが階層ごとにプルダウンで表示されます。
    以下の場合はこの項目は表示されません。
    • ワークフローパラメータで「フローグループを使用しない」設定となっている場合。
    • フローグループが1件も登録されていない場合。

    コラム

    フロー定義の編集・削除
    すでに登録されているフローの編集を行う場合は、編集したいコンテンツの行の編集欄に表示されている image_common_34 を押下します。
    <フロー定義­編集>画面に遷移しますので、内容を編集後に[更新]ボタンを押下すると、更新が行われます。
    フローの削除を行う場合も同様に操作し、遷移先の<フロー定義­編集>画面で、[削除]ボタンを押下します。
  3. 基本情報を入力します。

    • フローID(必須)

      フローを識別するIDです。自動採番されます。すでに使用されているものでなければ、任意で変更できます。
    • フロー名(必須)

      登録フローの名称を入力します。
      システムで設定されている全ロケールに対して、入力します。
    • 備考

      フローの説明等を入力できます。
      システムで設定されている全ロケールに対して、入力できます。
  4. 「登録」をクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_3.png
  5. 基本情報を登録することができました。

  6. バージョン情報を登録します。
    「新規作成」をクリックします。
    ../../_images/basic_guide_3_4.png
  7. 基本情報を入力します。
    • バージョン期間(必須)

      フロー定義のバージョンの有効期間を設定します。
      バージョン期間の終了日は、必須入力ではありません。空欄の場合は無期限(システム終了日)となります。
    • バージョン有効/無効(必須)

      フロー定義のバージョンの有効状態を設定します。
    • 備考

      フロー定義のバージョンの説明等を入力できます。
      システムで設定されている全ロケールに対して、入力できます。

    コラム

    • バージョンは、期間が重複しなければ、1つのフロー定義にいくつでも登録することができます。

    • バージョン期間の設定可能範囲(システム開始日~システム終了日)は、[ワークフローパラメータ]で変更することができます。
      (詳細は、別紙「 IM-Workflow 仕様書 」を参照してください。)
    • コンテンツ(必須)

      このフローで利用したいコンテンツ定義を選択します。
      image_common_19 <検索>を押下すると、<コンテンツ定義‐検索>画面がポップアップ表示され、登録済みのコンテンツ定義が一覧表示されます。
      ../../_images/basic_guide_3_5.png
      登録したいコンテンツ定義の image_common_34 を押下することで選択できます。
    • ルート(必須)

      このフローで利用したいルート定義を選択します。
      image_common_19 <検索>を押下すると、<ルート定義‐検索>画面がポップアップ表示され、登録済みのルート定義が一覧表示されます。
      ../../_images/basic_guide_3_6.png
      登録したいルート定義の image_common_34 を押下することで選択できます。
    • カレンダー

      「自動処理」「自動催促」で使用される、案件の日数カウントの基準となるカレンダー定義を選択します。
      image_common_19 <検索>を押下すると、<カレンダー‐検索>画面がポップアップ表示されます。
      テナント管理者が登録済みのカレンダー定義が一覧表示されます。
      未設定時は全ての日を1日としてカウントします。
      ../../_images/basic_guide_3_7.png
      登録したいカレンダー定義の image_common_34 を押下することで選択できます。
    • 機能設定

      以下の項目の使用に関する制限を設定します。
      ../../_images/basic_guide_3_8.png
      • ファイルの添付

        ファイル添付の使用制限です。初期状態は「有効」です。「無効」に設定すると、このフローで申請された案件ではファイルの添付が一切行えなくなります。
        添付ファイルの最大サイズは、「リクエストクエリの長さ制限」に基づいて設定されます。
        設定方法については、別紙「 設定ファイルリファレンス 」-「 Webモジュール-リクエスト制御設定 」を参照してください。
      • 一括処理

        一括処理の使用制限です。初期状態は「有効」です。「無効」に設定すると、このフローで申請された案件の一括処理が行えなくなります。
      • 一括確認

        一括確認の使用制限です。初期状態は「有効」です。「無効」に設定すると、このフローで申請された案件の一括確認が行えなくなります。
      • 完了した案件の確認

        完了した案件の確認の使用制限です。初期状態は「無効」です。「無効」に設定すると、このフローで申請された案件が完了した後に、確認コメントを登録できなくなります。
      • 自動処理

        システムによる自動処理の使用制限です。初期状態は「無効」です。 「有効」とする場合、追加の設定項目が表示されます。
        • 処理期限(必須)

          ノードに到達してから自動処理を実行するまでの日数を指定します。日数のカウントは、カレンダーで設定したカレンダー定義に従います。
        • 期限経過後の処理(必須)

          期限経過後、「承認」「否認」のどちらの処理を行うかを指定します。
      • 自動催促

        システムによる自動催促の使用制限です。初期状態は「無効」です。 「有効」とする場合、追加の設定項目が表示されます。
        • 催促期限(必須)

          ノードに到達してから自動催促を実行するまでの日数を指定します。日数のカウントは、[カレンダー]で設定したカレンダー定義に従います。
      • 対象者を展開する日

        対象者を展開する基準日を設定します。初期状態は「申請基準日」です。 「システム日」に設定すると、システム日にて対象者を展開します。

    コラム

    自動処理
    「自動処理」とは、ノードの状態がある条件に合致した場合に案件を自動で処理する「自動処理」機能による処理のことです。
    自動処理が行われる条件は下記の通りです。
    • 処理期限自動処理
    案件がノード到達後に指定期間を経過した場合、自動でノードの処理が行われます。
    「承認ノード」「動的承認ノード」での処理のうち、「承認待ち」状態の案件のみ対象となります。
    フロー定義の自動処理設定で設定を行います。
    • 既処理者自動承認
    申請ノードから自動処理対象のノードまでの間に承認を行った処理者が当該ノードの処理対象者である場合、自動で処理を行います。
    フロー定義の[ルート詳細]の、ノードの編集で、ノード到達処理として設定できます。
    • 連続自動承認
    直前のノードの申請者、または承認者が当該ノードの処理対象者となる場合、自動で処理を行います。
    フロー定義の[ルート詳細]の、ノードの編集で、ノード到達処理として設定できます。
    • 再処理者自動承認
    当該ノードの処理対象者に前回の承認者が存在する場合、自動でノードの処理を行います。
    フロー定義の[ルート詳細]の、ノードの編集で、ノード到達処理として設定できます。
    ※自動処理の条件についての詳細は、別紙「 IM-Workflow 仕様書 」を参照してください。
  8. 「コンテンツ」にある「検索」をクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_9.png
  9. 作成したコンテンツ定義の「選択」アイコンをクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_10.png
  10. 「ルート」にある「検索」をクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_11.png
  11. 作成したルート定義の「選択」アイコンをクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_12.png
  12. 「登録」をクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_13.png

    コラム

    • 機能設定の「全てのノードに設定」のチェックは、有効/無効(「一括処理」「自動処理」「自動催促」)の設定を、登録したルートの全てのノードに反映させることができます。
      反映させたい場合は、対象としたい項目に表示されたチェックボックスをチェックして[更新]ボタンを押下します。
    • バージョンを新規作成した直後は、すでに全てのノードに対して同じ設定が反映されています。

  13. バージョン情報を登録することができました。

    ../../_images/basic_guide_3_14.png

3.3.1.1. 参照者を設定する

参照者として指定したユーザは、このフローで申請された案件を参照できるようになります。
また、案件に対する操作権限を付与することで、案件の操作もできるようになります。
  1. 「参照者」をクリックします。
    参照者を登録しない場合はスキップし、「コンテンツ詳細」から操作ください。
    ../../_images/basic_guide_3_15.png
  2. 「検索」をクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_16.png
  3. 参照者を選択します。

    ../../_images/basic_guide_3_17.png
  4. 「権限設定」アイコンをクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_18.png
  5. 参照者に与える権限を選択します。

    • 保留解除

      案件の保留状態を解除できる権限を与えます。
    • ノードの処理/確認対象者の変更

      各ノードの処理・確認対象者を設定できる権限を与えます。
    • ノードの処理/確認対象者の再展開

      各ノードの処理・確認対象者を再展開できる権限を与えます。
    • 動的承認ノードの削除

      動的承認ノードを途中で削除できる権限を与えます。
    • 動的承認ノードの復活

      削除された動的承認ノードを途中で再度配置できる権限を与えます。
    • 横配置ノードの再設定/再展開

      横配置ノード内の展開ノード数・処理対象者を途中で変更できる権限、および、処理対象者の再展開ができる権限を与えます。
    • 縦配置ノードの再設定/再展開

      縦配置ノード内の展開ノード数・処理対象者を途中で変更できる権限、および、処理対象者の再展開ができる権限を与えます。
    • 処理中ノードの再設定/再展開

      処理中ノードの移動ができる権限を与えます。
      • 進む

        現在処理中のノードを順方向のノードに移動できる(終了方面へ進める)権限です。
      • 戻る

        現在処理中のノードを逆方向のノードに移動できる(開始方面へ戻す)権限です。
      • 終了

        現在処理中のノードを終了ノードに移動させる(案件を強制的に承認終了させる)権限です。

    コラム

    • 画面上部にある image_common_37 <全権限剥奪>を押下すると、全てのチェックボックスのチェックが外れます。
    • 画面上部にある image_common_38 <全権限付与>を押下すると、全てのチェックボックスがチェックされます。
  6. 「設定」をクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_19.png
  7. 「更新」をクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_20.png
  8. 参照者情報を登録することができました。

    ../../_images/basic_guide_3_21.png

コラム

標準組織の設定
[ワークフローパラメータ]で「標準組織の使用可否」を可とすると、フロー定義ごとに標準組織を設定することが可能となります。
標準組織を設定すると、このフローを利用できる組織を、指定した組織のみに制限することができます。
組織セットの使用が不可の場合、または標準組織に何も指定しない場合は、全ての組織がこのフローを利用できます。
※標準組織についての詳細は、別紙「 IM-Workflow 仕様書 」を参照してください。
  • [ワークフローパラメータ]で「組織セットの使用」を可とすると、<フロー定義­バージョン­編集>画面の[参照者]タブが、[参照者/標準組織]に変化し、標準組織設定項目が追加表示されます。

  • 標準組織を指定します。
    <フロー定義­バージョン­編集>画面で、タブを[参照者/標準組織]に切り替えます。
    ../../_images/basic_guide_3_22.png
「標準組織」欄の image_common_19 <検索>を押下すると、IM-共通マスタの組織検索画面がポップアップ表示されます。
このフローを利用させたい組織を選択します。選択した組織が一覧に表示されます。
一覧表示されている組織の、解除欄の image_common_39 <解除>を押下すると、その組織の登録を解除します。
※[ワークフローパラメータ]についての詳細は、別紙「 IM-Workflow 仕様書 」を参照してください。

コラム

申請/起票後の参照者の変更
案件は案件開始時点のフロー定義、コンテンツ定義、ルート定義を保持します。
そのため、フロー定義の参照者を変更しても、申請/起票済み案件の参照者には影響を与えません。
申請/起票済み案件の参照者を個別で追加・変更したい場合は、案件操作機能を利用してください。
案件操作については、後述の「案件操作」を参照してください。

3.3.1.2. コンテンツ詳細を設定する

ひもづくコンテンツ定義で初期設定としているものから、設定を変更します。
  1. 「コンテンツ詳細」をクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_23.png
  2. 初期設定から変更したいコンテンツ情報の「標準から変更する」ラジオボタンをオンにします。

    ../../_images/basic_guide_3_24.png
    • 案件開始時実行プログラム

      案件開始時に実行するプログラムの設定です。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      ユーザプログラム定義‐検索画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された案件開始時実行のユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。
    • 案件終了時実行プログラム

      案件終了時に実行するプログラムの設定です。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された案件終了時実行のユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。
    • 案件退避時実行プログラム

      完了した案件をアーカイブする際に実行するプログラムの設定です。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された案件退避時実行のユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。
    • 未完了案件削除時実行プログラム

      未完了案件を削除する際に実行するプログラムの設定です。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された未完了案件削除時実行のユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。
    • 完了案件削除時実行プログラム

      完了案件を削除する際に実行するプログラムの設定です。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された完了案件削除時実行のユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。
    • 過去案件削除時実行プログラム

      過去案件を削除する際に実行するプログラムの設定です。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された過去案件削除時実行のユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。
    • 最終結果通知メール

      案件の最終結果を通知するメールの設定です。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      メール定義‐検索画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された最終結果通知のメール定義一覧が表示されますので、登録したいメール定義を設定します。
    • 参照依頼メール

      案件の参照依頼を通知するメールの設定です。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      メール定義‐検索画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された、参照依頼のメール定義一覧が表示されます。
      登録したいメール定義を設定します。
    • 処理詳細画面

      案件の処理詳細画面の設定です。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      画面定義‐検索画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された画面種別が「処理詳細画面」の画面定義一覧が表示されますので、登録したい画面定義を設定します。
    • 確認詳細画面

      案件の確認詳細画面の設定です。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      画面定義‐検索画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された画面種別が「確認詳細画面」の画面定義一覧が表示されますので、登録したい画面定義を設定します。
    • 過去参照画面

      案件の過去参照画面の設定です。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      画面定義‐検索画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された画面種別が「過去参照画面」の画面定義一覧が表示されますので、登録したい画面定義を設定します。
  3. 「検索」から変更したいコンテンツを選択します。

    ../../_images/basic_guide_3_25.png
  4. 設定が完了したら、「更新」をクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_26.png
  5. コンテンツ詳細を設定することができました。

    ../../_images/basic_guide_3_27.png

コラム

コンテンツ定義・ルート定義のバージョンごとの詳細設定
フロー定義のバージョン期間内に有効なコンテンツ定義の全バージョン、ルート定義の全バージョンごとに、コンテンツ詳細、ルート詳細を設定することができます。
設定するバージョンを選択します。
  • <フロー定義­バージョン­編集(タブ:コンテンツ詳細)>画面、または<フロー定義­バージョン­編集(タブ:ルート詳細)>画面で、 image_common_40 <バージョン選択>を押下します。
    <バージョン選択>画面が表示され、フロー定義のバージョン期間内に有効なコンテンツのバージョン一覧、ルートのバージョン一覧が表示されます。
    ../../_images/basic_guide_3_28.png
  • 対象としたいバージョンを選択します。
    ※詳細欄の image_common_41 を押下すると、コンテンツ、フローのバージョンの詳細が確認できます。
    ※コンテンツ、ルートの両方のバージョン期間が一部、または、全部重なる組み合わせを選択してください。
  • [決定]ボタンを押下します。

コンテンツ詳細では、詳細設定の対象となるのはコンテンツ定義の内容のみであるため、ルート定義のバージョンは関係しません。
ルート詳細では、コンテンツ定義の内容とルート定義の内容を関係づけるため、コンテンツ定義のバージョンと、ルート定義のバージョンの全ての組み合わせについて選択・詳細設定することができます。

コラム

フロー定義のコピー
フロー定義をコピーすることで、コピー元のバージョン情報を保持した、新たなフロー定義を作成することができます。
  1. <フロー定義­バージョン­編集>画面で、画面上部に表示される image_common_36 <フローコピー>を押下すると、<フロー定義­コピー>画面に遷移します。

    ../../_images/basic_guide_3_29.png
  2. 新規に作成するコピー先のフロー定義の基本情報、および、バージョンの期間情報を入力します。

  3. [登録]ボタンを押下します。

コピー元のコンテンツ定義のバージョンの、「参照者」「コンテンツ詳細」「ルート詳細」の情報が同一のバージョンを1つ保持したフロー定義が、指定したバージョン期間で新たに作成されます。
※作成したフロー定義に登録されるバージョンは1つです。
コピー元のフロー定義に登録されている、その他のバージョンはコピーされません。

コラム

フロー定義のバージョンのコピー
バージョンをコピーすることで、コピー元のバージョンの情報を保持した新たなバージョンを、同一フロー定義内に作成することができます。
  1. <フロー定義­バージョン­編集>画面で、画面上部に表示される image_common_36 <バージョンコピー>を押下すると、<フロー定義­バージョン­コピー>画面に遷移します。

  2. 新規に作成するコピー先のバージョンの期間情報を入力します。

  3. 画面の中ほどに、バージョン期間表が表示されます。
    ../../_images/basic_guide_3_30.png
    同じフロー定義に登録されている全てのバージョンの期間が示された表です。
    システム期間の範囲が表示され、以下の色分けで表示されます。
       

    コピー元のバージョンの期間です。

    同じフロー定義に登録されているバージョンの期間で、バージョン有効/無効設定が「有効」である期間です。

    灰色

    同じフロー定義に登録されているバージョンの期間で、バージョン有効/無効設定が「無効」である期間です。

    同じフロー定義でバージョンが定義されていない期間です。

    コピー元以外の期間に表示される image_common_42 <この期間にコピー>を押下すると、その期間がコピー先のバージョンのバージョン期間として入力されます。
  4. [登録]ボタンを押下します。

コピー元バージョンの、「参照者」「コンテンツ詳細」「ルート詳細」の情報が同一のバージョンが、指定したバージョン期間で新たに作成されます。
※指定した期間に、既存のバージョンの期間の全て、または一部が含まれている場合、コピー先バージョンの期間が最優先で上書きされ、既存バージョンは消去、または期間が変更されます。

3.3.1.3. ルート詳細を設定する

ひもづくルート定義の細かい設定をします。
各ノードに割り当てられている画面や処理などを設定します。
  1. 「ルート詳細」をクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_31.png
  2. 編集したい「ノード」をダブルクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_32.png
  3. ルート詳細情報を編集します。

  4. 編集が完了したら、「登録」をクリックします。

    ../../_images/basic_guide_3_33.png
  5. ルート詳細を設定することができました。

    ../../_images/basic_guide_3_34.png

3.3.1.4. ノードを編集する

[ワークフロー]-[ワークフローシステム管理者]-[マスタ定義]-[フロー定義]、<ルート定義­バージョン­編集>画面の「ルート詳細」で行う、ルート上の各ノードの詳細設定について説明します。
<フロー定義­バージョン­編集>画面の「ルート詳細」で表示される、フロー上のノード一覧の image_common_34 を押下すると、各ノードの詳細設定画面が表示されます。
../../_images/basic_guide_3_35.png
  • 開始・終了ノード設定

    ノード設定(開始ノード)
    ../../_images/basic_guide_3_36.png
    ノード設定(終了ノード)
    ../../_images/basic_guide_3_37.png
    • アクション動作処理

      当ノードの処理が行われる際に実行するプログラムを指定します。
      初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義されたユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。
      設定しない場合は、当ノードが実行される際にプログラムを実行しません。
    • ノード到達処理

      当ノードに到達した際に実行するプログラムを指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義されたユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。
      設定しない場合は、当ノードに到達した際にプログラムを実行しません。
  • 申請ノード設定

    ../../_images/basic_guide_3_38.png
    標準設定
    • 申請画面

      当ノードで新規申請時に表示する画面定義を指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <画面定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された画面種別が「申請画面」の画面定義一覧が表示されますので、登録したい画面定義を設定します。
    • 一時保存画面

      当ノードで一時保存時に表示する画面定義を指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <画面定義‐検索画面>がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された、画面種別が「一時保存画面」の画面定義一覧が表示されますので、登録したい画面定義を設定します。
    • 申請(起票案件)画面

      当ノードで起票された案件の申請時に表示する画面定義を指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <画面定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された、画面種別が「申請(起票案件)画面」の画面定義一覧が表示されますので、登録したい画面定義を設定します。
    • 再申請画面

      当ノードで再申請時に表示する画面定義を指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <画面定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された、画面種別が「再申請画面」の画面定義一覧が表示されますので、登録したい画面定義を設定します。
    • アクション動作処理

      当ノードの処理が行われる際に実行するプログラムを指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義されたユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。 設定しない場合は、当ノードが実行される際にプログラムを実行しません。
    • ノード到達処理

      当ノードに到達した際に実行するプログラムを指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義されたユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。 設定しない場合は、当ノードに到達した際にプログラムを実行しません。
    • 処理依頼メール

      当ノードに到達した際に実行する送信するメールを指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <メール定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義されたメール種別が「処理依頼」のメール一覧が表示されますので、登録したいメール定義を設定します。
      設定しない場合は、当ノードに到達した際にメールを送信しません。
    • 機能設定

      以下の項目の使用に関する制限を設定します。
      • ファイルの添付

        当ノードでの添付ファイルの使用に関する制限設定を行います。「追加禁止」のみチェックして登録することはできません。
        添付ファイルの最大サイズは、「リクエストクエリの長さ制限」に基づいて設定されます。
        設定方法については、別紙「 設定ファイルリファレンス 」-「 Webモジュール-リクエスト制御設定 」を参照してください。
      • 自動催促

        当ノードでの自動催促に関する制限設定を行います。初期状態は、バージョンの基本情報での設定と一致します。
        ※「有効」とする場合、追加の設定項目が表示されます。
        • 催促期限(必須)

          ノードに到達してから自動催促を実行するまでの日数を指定します。
    ../../_images/basic_guide_3_39.png
    処理設定
    • 処理許可

      • 申請

        当ノードで申請を行うことを許可するかどうかを設定します。申請ノードでは、チェック状態固定で変更不可です。
      • 再申請

        当ノードで再申請を行うことを許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから再申請を行えるようになります。
      • 引戻し

        当ノードで引戻しを行うことを許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから引戻しを行えるようになります。
      • 取止め

        当ノードで取止めを行うことを許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから取止めを行えるようになります。
      • 起票

        当ノードで起票状態を許可するかどうかを設定します。申請ノードでは、チェック状態固定で変更不可です。
    • 処理名

      このノードで許可した処理に対して、独自の名称を設定できます。
      標準から名称を変更したい場合は「名称を変更する」を選択し、表示される入力欄に変更する内容を入力してください。システムで設定されている全ロケールに対して、入力します。
  • 承認ノード設定

    ../../_images/basic_guide_3_40.png
    標準設定
    • 処理画面

      当ノードで処理時に表示する画面定義を指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <画面定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された画面種別が「処理画面」の画面定義一覧が表示されますので、登録したい画面定義を設定します。
    • アクション動作処理

      当ノードの処理が行われる際に実行するプログラムを指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義されたユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。 設定しない場合は、当ノードが実行される際にプログラムを実行しません。
    • ノード到達処理

      当ノードに到達した際に実行するプログラムを指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義されたユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。 設定しない場合は、当ノードに到達した際にプログラムを実行しません。
    • 処理依頼メール

      当ノードに到達した際に実行する送信するメールを指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <メール定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義されたメール種別が「処理依頼」のメール一覧が表示されますので、登録したいメール定義を設定します。
      設定しない場合は、当ノードに到達した際にメールを送信しません。
    • 機能設定

      以下の項目の使用に関する制限を設定します。
      • ファイルの添付

        当ノードでの添付ファイルの使用に関する制限設定を行います。「追加禁止」のみチェックして登録することはできません。
        添付ファイルの最大サイズは、「リクエストクエリの長さ制限」に基づいて設定されます。
        設定方法については、別紙「 設定ファイルリファレンス 」-「 Webモジュール-リクエスト制御設定 」を参照してください。
      • 一括処理

        当ノードでの一括処理の使用に関する制限設定を行います。初期状態は、バージョンの基本情報での設定と一致します。
      • 自動処理

        当ノードでのシステムによる自動処理に関する制限設定を行います。初期状態は、バージョンの基本情報での設定と一致します。
        ※「有効」とする場合、追加の設定項目が表示されます。
        • 処理期限(必須)

          ノードに到達してから自動処理を実行するまでの日数を指定します。
        • 期限経過後の処理(必須)

          期限経過後に実行する、「承認」「否認」「指定ノードへ差戻し」のいずれかの処理を指定します。
          ※「指定ノードへの差戻し」とする場合、差戻し先ノードの指定項目が追加されます。
        • 差戻し先ノード(必須)

          当ノードで、差戻しの自動処理が実行された場合の差戻し先ノードを指定します。
          表示される image_common_19 <検索>を押下すると、ノード定義‐検索画面がポップアップ表示され、当ノードから差戻し可能なノード一覧が表示されますので、登録したいノードを設定します。
      • 自動催促

        当ノードでの自動催促に関する制限設定を行います。初期状態は、バージョンの基本情報での設定と一致します。
        ※「有効」とする場合、追加の設定項目が表示されます。
        • 催促期限(必須)

          ノードに到達してから自動催促を実行するまでの日数を指定します。
    ../../_images/basic_guide_3_41.png
    処理設定
    • 処理許可

      • 承認

        当ノードで承認を行うことを許可するかどうかを設定します。承認ノードでは、チェック状態固定で変更不可です。
      • 承認終了

        当ノードで承認終了を行うことを許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから承認終了を行えるようになります。
      • 差戻し

        当ノードで差戻しを行うことを許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから差戻しを行えるようになります。
      • 引戻し

        当ノードで引戻しを行うことを許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから引戻しを行えるようになります。
      • 否認

        当ノードで否認を許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから否認を行えるようになります。
      • 保留

        当ノードで保留を許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから保留を行えるようになります。
      • 保留解除

        当ノードで保留解除を許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから保留解除を行えるようになります。
      • 振替

        当ノードで振替を許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから振替を行えるようになります。
    • 処理名

      このノードで許可した処理に対して、独自の名称を設定できます。
      標準から名称を変更したい場合は「名称を変更する」を選択し、表示される入力欄に変更する内容を入力してください。システムで設定されている全ロケールに対して、入力します。

      コラム

      • 引戻し処理、振替処理の名称変更はできません。
  • 分岐開始ノード設定

    ../../_images/basic_guide_3_42.png
    分岐開始方法
    • 申請/処理時に分岐先を選択する

      このノードより前に接続されている申請、承認ノードで、分岐先ルートを指定したい場合に選択します。
      この方法を設定する場合、追加の設定項目が表示されます。
      ../../_images/basic_guide_3_43.png
      • 分岐先設定可能ノード(必須)

        処理時に分岐先を選択可能とするノードを指定します。表示される image_common_19 <検索>を押下すると、<ノード定義‐検索>画面がポップアップ表示され、このノード以前の申請、処理ノード一覧が表示されますので、分岐先の選択権を与えたいノードを選択します。
      • 分岐先選択可能数

        選択可能なルートを単一とするか複数とするかを設定します。
    • ルール定義で分岐開始する

      コンテンツ定義で登録したルールによって、分岐を行いたい場合に選択します。
      この方法を設定する場合、分岐先の次ノード一覧が表示されます。
      ../../_images/basic_guide_3_44.png
      各ノードに進むための分岐条件を、コンテンツ定義に登録したルールから指定します。各ノード欄の image_common_19 <検索>を押下します。
      <ルール定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で登録したルール一覧が表示されますので、分岐条件としたいルールを選択します。
      image_common_41 <詳細>を押下すると、設定したルールの詳細を確認できます。
    • ユーザプログラムで分岐開始する

      コンテンツ定義で登録したユーザプログラムによって、分岐を行いたい場合に選択します。
      ../../_images/basic_guide_3_45.png
      この方法を設定する場合、分岐先の次ノード一覧が表示されます。
      各ノードに進むための分岐条件を、コンテンツ定義に登録したユーザプログラムから指定します。
      各ノード欄の image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で登録したユーザプログラム一覧が表示されますので、分岐条件としたいユーザプログラムを選択します。
      image_common_41 <詳細>を押下すると、設定したユーザプログラムの詳細を確認できます。
    • 設定しない

      分岐開始条件を設定しません。無条件に後方すべてのノードに処理を進めます。
  • 分岐終了ノード設定

    ../../_images/basic_guide_3_46.png
    分岐終了方法
    • ルール定義で分岐終了する

      コンテンツ定義で登録したルールによって、分岐を終了したい場合に選択します。
      この方法を設定する場合、ルールの指定欄が表示されます。
      ../../_images/basic_guide_3_47.png
      分岐を終了させるための条件を、コンテンツ定義に登録したルールから指定します。 image_common_19 <検索>を押下します。
      <ルール定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で登録したルール一覧が表示されますので、分岐終了条件としたいルールを選択します。 <詳細>を押下すると、設定したルールの詳細を確認できます。
    • ルール定義で分岐終了する

      コンテンツ定義で登録したユーザプログラムによって、分岐を終了したい場合に選択します。
      この方法を設定する場合、分岐プログラムの指定欄が表示されます。
      ../../_images/basic_guide_3_48.png
      分岐を終了させるための条件を、コンテンツ定義に登録したユーザプログラムから指定します。 image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で登録したユーザプログラム一覧が表示されますので、分岐終了条件としたいユーザプログラムを選択します。
      image_common_41 <詳細>を押下すると、設定したユーザプログラムの詳細を確認できます。
    • 設定しない

      分岐終了条件を設定しません。このノードの前方に設定されている複数の処理がすべて終了した時点で、処理を次のノードに進めます。
  • 動的承認・横配置・縦配置ノード設定

    動的承認ノード:基本設定
    ../../_images/basic_guide_3_49.png
    横配置ノード:基本設定
    ../../_images/basic_guide_3_50.png
    基本設定
    • 動的承認ノードの削除

      動的承認ノードが削除禁止かどうかを指定します。
      チェックを外すと、配置を行わない(ノードを削除する)ことを許可することができます。
      動的承認ノードのみの設定項目です。横配置ノード・縦配置ノードの場合は表示されません。
    • 割当可能ノード数(必須)

      配置ノード数の最大値と必須配置ノード数(最小ノード数)を指定します。
      最小値に0を指定すると、配置を行わない(ノードを削除する)ことを許可することができます。
      横配置ノード・縦配置ノードのみの設定項目です。動的承認ノードの場合は表示されません。
    • 処理対象者設定可能ノード

      動的承認・横配置・縦配置ノードの処理対象者、および、配置数を設定できるノードを指定します。
      image_common_19 <検索>を押下すると、ノード定義‐検索画面がポップアップ表示され、指定可能なノード一覧が表示されますので、登録したいノードを設定します。

    コラム

    • 割当可能ノード数の値は、0~99の範囲内で指定できます。
    横配置ノード:標準設定
    ../../_images/basic_guide_3_51.png
    標準設定
    • 処理画面

      当ノードで処理時に表示する画面定義を指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <画面定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された画面種別が「処理画面」の画面定義一覧が表示されますので、登録したい画面定義を設定します。
    • アクション動作処理

      当ノードの処理が行われる際に実行するプログラムを指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義されたユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。 設定しない場合は、当ノードが実行される際にプログラムを実行しません。
    • ノード到達処理

      当ノードに到達した際に実行するプログラムを指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義されたユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。 設定しない場合は、当ノードに到達した際にプログラムを実行しません。
    • 処理依頼メール

      当ノードに到達した際に実行する送信するメールを指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <メール定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義されたメール種別が「処理依頼」のメール一覧が表示されますので、登録したいメール定義を設定します。
      設定しない場合は、当ノードに到達した際にメールを送信しません。
    • 機能設定

      以下の項目の使用に関する制限を設定します。
      • ファイルの添付

        当ノードでの添付ファイルの使用に関する制限設定を行います。「追加禁止」のみチェックして登録することはできません。
        添付ファイルの最大サイズは、「リクエストクエリの長さ制限」に基づいて設定されます。
        設定方法については、別紙「 設定ファイルリファレンス 」-「 Webモジュール-リクエスト制御設定 」を参照してください。
      • 一括処理

        当ノードでの一括処理の使用に関する制限設定を行います。初期状態は、バージョンの基本情報での設定と一致します。
      • 自動処理

        当ノードでのシステムによる自動処理に関する制限設定を行います。初期状態は、バージョンの基本情報での設定と一致します。
        ※「有効」とする場合、追加の設定項目が表示されます。
        • 処理期限(必須)

          ノードに到達してから自動処理を実行するまでの日数を指定します。
        • 期限経過後の処理(必須)

          期限経過後に実行する、「承認」「否認」「指定ノードへ差戻し」のいずれかの処理を指定します。
          ※「指定ノードへの差戻し」とする場合、差戻し先ノードの指定項目が追加されます。
        • 差戻し先ノード(必須)

          当ノードで、差戻しの自動処理が実行された場合の差戻し先ノードを指定します。
          表示される image_common_19 <検索>を押下すると、ノード定義‐検索画面がポップアップ表示され、当ノードから差戻し可能なノード一覧が表示されますので、登録したいノードを設定します。
      • 自動催促

        当ノードでの自動催促に関する制限設定を行います。初期状態は、バージョンの基本情報での設定と一致します。
        ※「有効」とする場合、追加の設定項目が表示されます。
        • 催促期限(必須)

          ノードに到達してから自動催促を実行するまでの日数を指定します。
    横配置ノード:処理設定
    ../../_images/basic_guide_3_52.png
    処理設定
    • 処理許可

      • 承認

        当ノードで承認を行うことを許可するかどうかを設定します。承認ノードでは、チェック状態固定で変更不可です。
      • 承認終了

        当ノードで承認終了を行うことを許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから承認終了を行えるようになります。
      • 差戻し

        当ノードで差戻しを行うことを許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから差戻しを行えるようになります。
      • 引戻し

        当ノードで引戻しを行うことを許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから引戻しを行えるようになります。
      • 否認

        当ノードで否認を許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから否認を行えるようになります。
      • 保留

        当ノードで保留を許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから保留を行えるようになります。
      • 保留解除

        当ノードで保留解除を許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから保留解除を行えるようになります。
      • 振替

        当ノードで振替を許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから振替を行えるようになります。
    • 処理名

      このノードで許可した処理に対して、独自の名称を設定できます。
      標準から名称を変更したい場合は「名称を変更する」を選択し、表示される入力欄に変更する内容を入力してください。システムで設定されている全ロケールに対して、入力します。

      コラム

      • 引戻し処理、振替処理の名称変更はできません。
    プラグイン設定
    • 許可

      このノードの処理対象者を利用者が選択する場合に、選択できる処理対象者の種類を限定できます。
      「許可」のチェックボックスを外すと、利用者がこのノードの処理対象者を設定する際に、選択対象から除外できます。

      コラム

      • ワークフローシステム管理者、または、ワークフロー運用管理者が案件操作でノード設定を行った場合は、プラグイン設定は適用されず、すべての処理対象者が選択できます。
  • システムノード設定

    ../../_images/basic_guide_3_53.png
    標準設定
    • アクション動作処理

      当ノードの処理が行われる際に実行するプログラムを指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義されたユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。 設定しない場合は、当ノードが実行される際にプログラムを実行しません。
      設定しない場合は、当ノードが実行される際にプログラムを実行しません。
    • ノード到達処理

      当ノードに到達した際に実行するプログラムを指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <ユーザプログラム定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義されたユーザプログラム一覧が表示されますので、登録したいユーザプログラムを設定します。 設定しない場合は、当ノードに到達した際にプログラムを実行しません。
      設定しない場合は、当ノードに到達した際にプログラムを実行しません。
    ../../_images/basic_guide_3_54.png
    処理設定
    • 処理許可

      • 承認

        当ノードで承認を行うことを許可するかどうかを設定します。承認ノードでは、チェック状態固定で変更不可です。
      • 承認終了

        当ノードで承認終了を行うことを許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから承認終了を行えるようになります。
      • 差戻し

        当ノードで差戻しを行うことを許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから差戻しを行えるようになります。
      • 引戻し

        当ノードで引戻しを行うことを許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから引戻しを行えるようになります。
      • 否認

        当ノードで否認を許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから否認を行えるようになります。
      • 保留

        当ノードで保留を許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから保留を行えるようになります。
      • 保留解除

        当ノードで保留解除を許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから保留解除を行えるようになります。
      • 振替

        当ノードで振替を許可するかどうかを設定します。チェックすると、このノードから振替を行えるようになります。
    • 処理名

      このノードで許可した処理に対して、独自の名称を設定できます。
      標準から名称を変更したい場合は「名称を変更する」を選択し、表示される入力欄に変更する内容を入力してください。システムで設定されている全ロケールに対して、入力します。

      コラム

      • 引戻し処理、振替処理の名称変更はできません。
  • テンプレート置換ノード設定

    設定されている置換ルートの名称を確認できます。
    ※テンプレートのルートを確認したい場合は、<ルート定義­バージョン­編集>画面の「ルート詳細」で表示される、フロー上のノード一覧の、「テンプレート置換ノード」のノード名欄に表示される image_common_20 を押下します。<ルート定義­詳細>画面が表示され、テンプレートのルートを確認できます。
  • 確認ノード設定

    ../../_images/basic_guide_3_55.png
    標準設定
    • 確認画面

      当ノードで確認時に表示する画面定義を指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <画面定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義された画面種別が「確認画面」の画面定義一覧が表示されますので、登録したい画面定義を設定します。
    • 確認依頼メール

      当ノードに到達した際に実行する送信するメールを指定します。初期状態は「標準から変更しない」です。
      標準から変更する場合、「標準から変更する」を選択し、表示される image_common_19 <検索>を押下します。
      <メール定義‐検索>画面がポップアップ表示され、コンテンツ定義で定義されたメール種別が「確認依頼」のメール一覧が表示されますので、登録したいメール定義を設定します。
      設定しない場合は、当ノードに到達した際にメールを送信しません。
    • 確認対象者設定可能ノード

      確認ノードの確認対象者を設定できるノードを指定します。
      image_common_19 <検索>を押下すると、ノード定義‐検索画面がポップアップ表示され、指定可能なノード一覧が表示されますので、登録したいノードを設定します。
    ../../_images/basic_guide_3_56.png
    処理設定
    • 処理許可

      • 確認

        当ノードで確認を行うことを許可するかどうかを設定します。確認ノードでは、チェック状態固定で変更不可です。
    • 処理名

      このノードで許可した処理に対して、独自の名称を設定できます。
      標準から名称を変更したい場合は「名称を変更する」を選択し、表示される入力欄に変更する内容を入力してください。システムで設定されている全ロケールに対して、入力します。
    プラグイン設定
    • 許可

      このノードの確認対象者を利用者が選択する場合に、選択できる確認対象者の種類を限定できます。
      「許可」のチェックボックスを外すと、利用者がこのノードの確認対象者を設定する際に、選択対象から除外できます。

      コラム

      • ワークフローシステム管理者、または、ワークフロー運用管理者が案件操作でノード設定を行った場合は、プラグイン設定は適用されず、すべての処理対象者が選択できます。

注意

フロー定義の個別設定(コンテンツ詳細、ノード連携情報)を行った後に、フローが参照しているコンテンツ定義やルート定義を変更すると、個別設定の内容が初期化される場合があります。
フローの設定後にコンテンツ定義やルート定義を変更する場合は、変更後にフローの設定に問題がないか確認の上、必要に応じてルート詳細設定を再度設定してください。

以上でフロー定義の登録が完了しました。

コラム

処理名の変更
ノード詳細の処理設定で処理名を標準から変更した場合、以下の画面・機能で表示する処理名が変更されます。
  • 処理画面での処理種別、処理ボタン

    ../../_images/basic_guide_3_57.png
  • 処理画面での確認メッセージ

    ../../_images/basic_guide_3_58.png

  • 処理(確認)履歴、フロー参照での処理名

    処理履歴
    ../../_images/basic_guide_3_59.png
    フロー参照
    ../../_images/basic_guide_3_60.png

  • メール定義、IMBox定義での置換文字列「前処理({^Before_Proc_Nm^})」

    ../../_images/basic_guide_3_61.png