3. 変更点

3.1. 概要

intra-mart Accel Kaiden! 2.0.2 で変更(追加、改善、修正)した機能です。

3.1.1. intra-mart Accel Kaiden! 基盤モジュール

【追加】
  • フィルタリング設定
    申請書などで利用するマスタ検索機能をコンテンツ、ガジェット毎にフィルタリングを行う機能を追加しました。
  • 半角英数字記号チェック
    半角英数字記号チェックバリデータを追加しました。
【改善】
  • ログの出力先
    初期設定の intra-mart Accel Kaiden! のログ出力先を「${im.log}/product/kaiden/kaiden.log」に変更しました。
    詳細は『intra-mart Accel Kaiden! セットアップガイド』を参照してください。
  • ガジェットマスタデータ
    ガジェットマスタデータの見直しを行い、不要な定義を削除しました。
  • 検索結果の表示件数
    マスタ検索機能のレスポンス改善のため、検索結果の表示件数を100件から20件に変更しました。
  • アプリケーションロック
    アプリケーションロックの取得単位を、システム単位からテナント単位に変更しました。
    これにより、バーチャルテナント利用時のアプリケーションロックが最適化されます。
  • 経路検索の経路詳細
    経路検索の詳細表示時に検索で使用した基準日は経路詳細に表示されるように変更しました。
【修正】
  • テキストエリアのIME-MODE
    テキストエリアのIME-MODEが適応されていない問題を修正しました。
  • 日本語のみを有効にした環境の初期データ
    利用ロケールが日本語のみの場合に初期データが正しく表示されない問題を修正しました。
  • キャッシュ
    XMLに設定した値がキャッシュされていない問題を修正しました。

3.1.2. intra-mart Accel Kaiden! IM-Workflow連携モジュール

【追加】
  • クライアントサイドチェックのスキップ機能
    ワークフロー処理時のクライアントサイド入力チェックをスキップする機能を追加しました。
    これにより、取止め処理や否認処理を行う際に、必須入力チェックなどが発生しても、処理を継続することができます。
  • 差戻し、保留、保留解除時のデータ登録有無設定
    カスタマイズ時に、ワークフローの差戻し、保留、保留解除時にデータ登録有無を変更できる設定を追加しました。
【改善】
  • ガジェットへのリクエストパラメータ
    各ガジェットに渡されるリクエストパラメータに、任意のパラメータを追加できる様に改善しました。
    カスタマイズにより、申請画面や処理画面表示時に各ガジェットの初期処理で任意のパラメータを利用できるようになります。
【修正】
  • 申請基準日
    ログインユーザのタイムゾーンとシステムのタイムゾーンが異なる場合に、
    申請書に表示している申請基準日が1日ずれて表示されてしまう問題を修正しました。

3.1.3. intra-mart Accel Kaiden! ワークフローモジュール

【追加】
  • ガジェット
    次のガジェットを追加しました。
  • 精算情報(精算のみ)ガジェット
  • 旅程明細(近距離)ガジェット
  • 請求書払情報ガジェット
  • 請求書払明細ガジェット
  • 仕入先マスタ
    次の機能を追加しました。
  • 仕入先マスタメンテナンス機能
  • 仕入先マスタ検索機能
  • 仕入先マスタインポート機能
【改善】
  • 申請書マスタメンテナンス
    複数画面(申請画面、処理画面など)の定義、各画面毎の必須/任意設定、各画面毎のテキスト/ラベル設定が可能になりました。
    コンテンツの新規作成・更新時(申請書マスタデータ登録時)に、中国語のコンテンツ名が正しく登録されるように改善しました。
    コンテンツの更新時に、既存の画面設定やユーザプログラム設定を残す/残さないを選択できるように変更しました。
    コンテンツのステータス「システム無効」を削除しました。
  • 処理画面の入力チェック
    全ての申請書ガジェットで、処理画面でも入力チェックを行うように修正しました。
    (変更前のクライアントサイド入力チェックは申請、再申請、一時保存時のみ実施していました。)
  • 経費区分マスタ検索
    経費区分マスタ検索機能がフィルタリング設定に対応しました。
  • 経路検索後に明細日付
    次のガジェットで経路検索後に明細の日付を変更できるように変更しました。
  • 旅程明細ガジェット
  • 旅程明細(複数通貨)ガジェット
  • 仕訳データ作成機能
    仕訳データ作成機能について、次のガジェットを用いた申請データ対応を行いました。
  • 請求書払情報ガジェット
  • 請求書払明細ガジェット
  • FBデータメンテナンス
    更新時のエラーメッセージ(排他チェック、存在チェック)を改善しました。
  • 排他チェックエラー(出力済や出力不要に変更されたデータを更新)の場合
    「すでに他のユーザから更新、または削除された申請書を指定しています。再表示後に再度実行してください。」
  • 本来取得可能な関連データが存在しない場合
    「データ不整合が発生している申請書が指定されました。管理者にお問い合わせください。[システム案件ID:{0}][ユーザデータID:{1}]」
  • FBデータ出力
    請求書支払関連ガジェットについて、制約事項 を追加しました。
    エクスポート時のエラーメッセージ(排他チェック、整合性チェック)を改善しました。
  • 排他チェックエラー(出力済や出力不要に変更されたデータを更新)の場合
    「すでに他のユーザから更新、または削除された申請書を指定しています。再表示後に再度実行してください。」
  • 整合性チェックエラーの場合
    「データ不整合が発生している申請書が指定されました。管理者にお問い合わせください。[システム案件ID:{0}][ユーザデータID:{1}]」
  • ガジェットの表示幅
    備考ガジェット、費用合計(合計値表示のみ)ガジェットの表示幅を他のガジェットに合わせて修正しました。
  • 事前申請書の精算ステータスチェック
    事前申請書の精算ステータスチェックで不要なパラメータ(matterNumber)を除外しました。
【修正】
  • FBデータ出力
    仮払金の精算を行った申請書をエクスポートすると、エラーが発生し出力できない問題を修正しました。
    (2.0.1_PATCH_001の修正内容を反映しました。)
    FBデータエクスポート時の、個人への振込金額上限を修正しました。
  • 修正前:10桁以下は10桁出力、10桁超は12桁まで出力(12桁以上はエラー表示)
  • 修正後:10桁出力(10桁以上はエラー表示)
  • ガジェットの仕訳連携用データ
    次のガジェットの仕訳連携用データ作成処理(案件終了処理内で実施)で、仕訳連携用データに予備項目が含まれるように修正しました。
    経費明細、経費明細(複数通貨)、旅程明細、旅程明細(複数通貨)、宿泊明細、宿泊明細(複数通貨)
    (2.0.1_PATCH_002の修正内容を反映しました。)
  • 申請書マスタメンテナンス
    申請書マスタメンテナンスで登録した「案件番号採番クラス」が正しく表示されるように修正しました。
    (2.0.1_PATCH_002の修正内容を反映しました。)
  • 精算情報ガジェットのスマートフォン用画面
    精算情報ガジェットのスマートフォン用画面で、事前申請書の紐付けがない場合のメッセージが国際化対応されていない問題を修正しました。

3.1.4. intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理モジュール

【追加】
  • 勤務表・勤務実績・予定入力
    複数日の勤務実績・予定を一括で入力する機能を追加しました。
【改善】
  • 勤務表・勤務実績・予定入力
    勤務状況の名称が長い場合に省略表示するように改善しました。
    休憩・控除・時間年休ダイアログで入力した時刻が丸め補正された場合に、クライアントチェックエラー表示しないように変更しました。
    勤務表に表示される警告数が、全てのレベルの警告の合計を表示するように変更しました。
    勤務表提出時、点検時のコメントを表示するように変更しました。
  • 勤務体系マスタメンテナンス
    カレンダーメンテナンス画面にフレックスタイム制の月間労働時間、繰り越し上限時間を表示するように変更しました。
  • 締め処理
    会社締め実施後に処理結果メッセージを表示するように変更しました。
  • 組織セット設定
    intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理モジュール で使用する組織セットを、設定することができるようになりました。
  • 組織ツリー表示階層数設定
    組織ツリー表示階層数を設定することができるようになりました。
  • 不要な集計処理
    不要な集計処理(裁量労働制の日次法定内残業時間の集計処理)を削除しました。
  • 日次承認画面
    詳細検索条件ダイアログに表示されるラベル名を変更しました。
【修正】
  • 勤務表出力
    PDF出力した勤務表の日付欄の幅が足りず、日付欄の文字列が一部欠けてしまう問題を修正しました。
    PDF出力した勤務表の締め期間開始日、終了日の書式を「yyyy/MM/dd」に修正しました。
  • 日次承認
    ユーザの名称に”<”,”>”を使用すると、一括承認、一括差戻のウィンドウタイトルが文字化けしてしまう問題を修正しました。
  • 勤務表注意警告一覧ポートレット
    締め期間、期間単位、レベルが同一の警告が複数日で発生している場合に日付順で表示されるように修正しました。
  • 時間年休の累計計算
    時間年休の累計計算が正しい対象期間で計算されるように修正しました。
  • 繰越上限時間
    フレックスタイム制の繰越上限時間が正しく判定されず、各月の不足時間がすべて繰り越し可能と判断されている問題を修正しました。
  • 勤務データ削除(ジョブ)
    勤務データ削除(ジョブ)実行時にエラーが発生し、勤務データが削除されない問題を修正しました。
    (2.0.1_PATCH_001の修正内容を反映しました。)

3.3. システム要件

  • intra-mart Accel Platform 「2013 Winter、2014 Spring」を「2014 Summer、2014 Winter」に変更しました。
  • intra-mart Accel Platform 「2015 Spring」を追加しました。
  • 動作環境として JDK 8 を追加しました。
  • 動作環境として Resin 4.0.43 を追加しました。
  • 動作環境として JDK 7 を削除しました。
  • Windows 7 SP1の「Internet Explorer 8」を削除しました。
  • Windows 7 SP1の「Internet Explorer 10」を追加しました。
  • Windows 7 SP1の「Internet Explorer 11」を追加しました。(2.0.2_PATCH_001より)
  • Windows 8.1 Updateの「Internet Explorer 11(デスクトップ用 Internet Explorer)」を追加しました。(2.0.2_PATCH_001より)
  • Windows 7 SP1の「Google Chrome 34以上」を「Google Chrome 41以上」に変更しました。

3.4. 検証済み環境

  • Windows 7 SP1の「Internet Explorer 11」を追加しました。(2.0.2_PATCH_001より)
  • Windows 8.1 Updateの「Internet Explorer 11(デスクトップ用 Internet Explorer)」を追加しました。(2.0.2_PATCH_001より)

3.5. 制限事項

3.6. 既知の問題