7.3. 画面遷移を利用する

画面遷移設定から複数の画面を作成すると、1つのタスク(ノード)に対して、遷移を伴う画面を設定することができます。

7.3.1. 画面遷移設定とは

1つのタスク(ノード)で複数の画面を遷移して表示するための機能です。
../../_images/form_transition_about.png

注意

多くのアイテムを配置したことが原因で画面表示に時間がかかっているような場合には、画面遷移設定を利用して複数の画面にアイテムを分散させると、表示のパフォーマンスが向上する可能性があります。

7.3.2. 画面遷移設定を利用する

IM-BIS のフローで、特定のタスク(ノード)に画面遷移を設定する手順は、以下の通りです。
../../_images/form_transition_flow.png

タスクに割り当てる1つめの画面を作成する

IM-BIS の基本的な設定 」を参考に、BIS定義の登録から1つめの画面を作成する作業までを行います。
(画面遷移設定を行う前には、必ず対象のタスク(ノード)に1つ以上画面を設定しておく必要があります。)

画面遷移設定を表示する

1つのタスク(ノード)に対する複数画面の設定画面を表示します。
  1. 対象のタスク(ノード)で右クリックし、「画面」→「画面遷移設定」をクリックします。

    ../../_images/display_1.png
  2. 「画面遷移設定」が表示されますので、画面の追加や遷移情報の登録を行います。

    ../../_images/display_2.png

タスクに画面を追加する

画面遷移設定で遷移先や遷移元に指定するための画面を追加します。
  1. 遷移方法が「画面遷移」となっていることを確認し、「追加」をクリックします。

    ../../_images/add_1.png
  2. 「フォーム-登録」画面が表示されますので、必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。

    ../../_images/add_2.png
  3. 「フォーム・デザイナ」画面が表示されたら、先に登録した画面と同様にアイテムを配置し、画面を保存します。
    この際、「 アイテムコピー 」を利用すると、遷移元や遷移先での値の受け渡しが簡単に行えます。
    ../../_images/add_3.png

    コラム

    アイテムコピー

    IM-BIS のフローでは、同一フロー内で異なる画面間で値の受け渡しを行うためには、「フィールド識別ID」が同一のアイテムとなっている必要があります。
    「アイテムコピー」では、作成済みの他の画面に配置済みのアイテムの一覧から同一のフィールド識別IDのアイテムを配置することができるため、簡単に画面間の値の受け渡しを設定することができます。
  4. 同様の手順で、1つのタスク(ノード)に対して、遷移に利用する複数の画面を登録します。

    ../../_images/add_4.png

画面の遷移順を設定する

作成した画面を遷移したい順番に並び替えます。
  1. 「画面遷移設定」で遷移方法が「画面遷移」となっている場合、フォーム一覧の上から順に「次へ」や「戻る」ボタンで遷移することができます。

    ../../_images/order_1.png
  2. 遷移順を変えたい場合には、フォーム名をドラッグ&ドロップで入れ替えます。

    ../../_images/order_2.png
  3. 遷移順が設定できたら「更新」をクリックして、画面遷移設定を保存します。

    ../../_images/order_3.png
  4. 以上で、1つのタスク(ノード)に対する画面遷移が設定できました。
    この後は、フローの実行に必要な設定を行ってください。