intra-mart Accel Platform 2012 Autumn(Alba) / リリースノート

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Windows 環境で、小文字のURLに大文字でアクセスした場合、不正な動作をする場合があります。

  • Windows環境では、 Web Application Server の設定によってURLを大文字小文字を区別せずアクセス可能とする場合があります。
    intra-mart Accel Platform のURLのパスは、基本的に小文字で定義されているため、大文字でURL入力した場合、正常に動作しない場合があります。

ログイン画面で暫く放置するとログインが行なえなくなります。

  • ログイン画面を開いた後にセッションがタイムアウトになると必ずログインに失敗します。
    ログイン画面から遷移を行う認証確認画面ではCSRF対策が行われており、
    ログイン画面ではセッションにセキュアトークンを格納し、認証確認画面で整合性をチェックしています。
    セッションがタイムアウトになるとセキュアトークンが見つからないためにこの現象が発生します。
    上記の場合、下記の回避策があります。
    上記現象が発生した場合は、再度ログイン画面を表示してください。

DEBUG レベルでログ出力すると、アカウントのパスワードが書き込まれる場合があります。

  • DEBUG レベルでログ出力すると、アカウント情報の追加・更新・削除などの変更を行った際に、
    パスワードを含むアカウント情報がログに出力されることがあります。
    DEBUG レベルでのログ出力はあくまで開発向けであり、開発時以外の環境ではログレベルをINFO 以上としてください。

検索画面で大文字・小文字を区別して検索を行う画面があります。

  • 各画面のキーワード検索機能において、アルファベットの大文字・小文字を区別して検索を行うものがあります。
    以下の画面が該当します。
    認可設定画面
    例えば “IFRAME” という名称でデータが登録されている場合、 “iframe” で検索してもヒットしません。

エラーページをカスタマイズすると IFRAME リダイレクタの IFRAME 内にエラーページが表示されます。

  • http404.jsp などをカスタマイズすると IFRAME リダイレクタ内でエラーが発生した場合に
    グローバルナビなどが表示されたままとなります。
    上記の場合、下記の回避策があります。
    カスタマイズしたエラーページのDOM要素#im_error_url にエラーページ自体のURLを設定することで回避することが可能です。

認証確認対象の画面には、IFRAME 内に表示する前提の画面のURLは設定できません。

  • 認証確認対象の画面には、IFRAME 内に表示する前提の画面のURLは設定しないでください。
    IFRAME 内に表示する前提の画面のURLを、認証確認対象の画面とした場合、IFRAME 内に認証確認画面が表示されます。
    その後認証確認に成功すれば正常に画面が表示されますが、失敗した場合エラー画面はWindow全体に表示されるため、
    IFRAME が削除されてしまいます。
    そのためその後の認証確認に成功しても、ヘッダの無いテーマの画面となります。

パスワード期限切れ変更画面に直接アクセスした場合、不適切なメッセージが表示されます。

  • ログインユーザが以下のURLに直接アクセスした場合、パスワード期限切れ変更画面が表示されます。
    http://<HOST>:<PORT>/<CONTEXT_PATH>/user/password/expire
    パスワードを入力して「変更」ボタンをクリックした場合、正常にパスワードの変更が行われます。
    また、この画面にアクセスした時点でログアウト状態となります。
    ただし、画面上に以下のメッセージが表示されていますが、実際には有効期限は切れていません。
    「パスワードの有効期限が切れています。」
    「初回ログインです。」(初回ログインの場合)

処理完了のメッセージが表示される前に、認証確認画面が表示される場合があります。

  • 「シェアードデータベース設定」を例にして説明します。
    認証確認が再度必要になる時間を、「5分」に設定していたとします。
    以下のような処理・画面遷移を行った際、
    1. から 4. の間に5分経過していた場合、4の時点で、再度、認証確認が表示されます。
    1. 「シェアードデータベース一覧」画面から[新規登録]を押下。
    2. 「シェアードデータベース登録」画面に遷移。
    3. 「シェアードデータベース登録」画面で、情報を入力し、[登録]を押下。
    4. 「シェアードデータベース一覧」画面に遷移し、処理成功のダイアログが表示される。
    ユーザの視点(=画面上に表示されている情報だけ)では、処理成功のダイアログが表示されていない為、
    まだ処理が終わっていないことになります。
    処理が終わっていないにも関わらず、認証確認画面が表示されるのは正しくありません。
    ただし、処理の失敗や情報の欠落等は発生しないので、運用上の問題となることはありません。

マスタ更新ログが参照系APIでも出力されます。

  • intra-mart Accel Platform では参照系APIでも SessionTemplate を利用しているため、
    マスタデータ更新ログ(トランザクションログ)が出力されます。

アカウントとプロファイルは同期している必要があります。

  • アカウントのみ、プロファイルのみのデータを作成した場合、
    メンテナンスができなかったり、正常に動作しない機能があります。必ず同期するようにしてください。

アカウントコンテキストの入力用日付フォーマットを変更すると、日付に関する処理が正しく行えない場合があります。

  • 何らかの処理の途中で、アカウントコンテキストの入力用日付フォーマットの変更を行ってはいけません。
    変更した場合、日付に関する処理が正しく行われない可能性があります。

URL リライティングによるセッション管理方式は利用する事ができません。

  • URLリライティングによるセッション管理方式は、第三者にセッションハイジャックされる可能性があります。
    intra-mart Accel Platform がサポートするブラウザは Cookie の利用が可能です。
    必ずCookieによるセッション管理方式を利用してください。

ユーザコンテキストの departmentByCompany と postByCompany が undefined になります。

  • 下記の場合、departmentByCompany と postByCompany がコンバートに失敗します。
    * companyCdに「-」を使用した場合のUserContextの戻り値
    * 会社コードの先頭に[-」をつかって数値になった場合

データベースログ用の設定を行うと、起動時にエラーレベルのログが出力されます。

  • データベースログ用の設定を行うと、起動時にエラーレベルのログが出力されますが動作上は問題ありません。
    なお、データベースログは非推奨となりました。
    ご利用の Database に適したログツール等の利用を強く推奨します。
    <!--
       - Parameter for intra-mart only
    -->
    <intra-mart>
        <database>
            <log sqlparam="false" isEnabledMode="CALLER_CLASS_NAME" />
        </database>
                .
                .
                .
    

    コラム

    起動時の出力されるログ

    [12-10-01 00:00:00.000] {main} !!!! Please check your LOGBACK configuration file !!!!

PermanentData 及び SharedMemory にて利用可能なキー名の最大長はファイルシステムに依存します。

  • PermanentData 及び SharedMemory にて利用する Storage 上のファイル名に対してエスケープ処理を行います。
    * getInstance と entry の引数に内部でそれぞれ別のプレフィックスを付けます。
    (空文字キーや、ファルダとファイル同居に対する対応)
    * 文字列と同じ扱いとなっている箇所では、すべての文字を変換します。
    (ファイル名不可文字列やファイルシステム依存に対する対応)
    エスケープ処理を行ったキー名をそのままファイル名として扱うため、キー名の最大長がファイルシステム上に
    おけるファイル名の最大長に依存することとなります。

Seasar2 の HotDeploy 機能は使えません。

  • Resin 上で、Seasar2 のホットデプロイ機能は利用できません。
    今後改善の予定です。

APIを利用しないで直接データを更新、削除することは強く推奨しません。

  • APIを利用しないで直接テーブルのデータ更新、削除を行った場合、以後の画面、APIの動作に関して保証しません。

URLに「%28」(エンコードされた「(」)を利用する事ができません。

  • URLに「%28」(エンコードされた「(」)を使用した場合、エラーログが出力されます。

Resin の recycle-tags:false の設定と jsp-config が共存できません。

  • 以下の2つのタグ設定が共存できません。
    1.resin_web.xml 上の設定
    <jsp><recycle-tags>false</recycle-tags></jsp>
    2.web.xml 上の設定
    <jsp-config><jsp-property-group></jsp-config>
    両方設定すると1の設定が無効になります。
    1の設定は imuiButton を複数表示するための対応として必要な設定となり、
    Resin の最適化を行わない設定になっています。
    これは、Resin の不具合となります。

スクリプト開発モデルにおける制約があります。

  • 以下のAPIを利用し、オブジェクトの永続化を行った場合、その内容をJava APIを利用し直接取得することはできません。
    Client#set
    Permanent#set
    Cache#set
    Module#external#set

Archiver4Storage でzipファイルを出力した場合、OSにより区切り文字が異なるため正常に解凍できない場合があります。

  • Windows 環境かつ、Version7.2 以前の環境において Archiver4Storage API を利用し出力した zip ファイルは
    Linux/Unix 環境上でファイルの解凍を行った場合、正常に解凍が行えません。

スマートフォンにおいて、処理時間が長い場合にエラーが出力される場合があります。

  • 回線の状態やサーバのリソースが要因となり、処理時間がかかった場合に以下のエラーが出力されます。
    Error: NETWORK_ERR: XMLHttpRequest Exception 101
    

スマートフォンにおいて、ダウンロードしたファイル名が文字化けする可能性があります。

  • スマートフォンにおいて、ファイル名に日本語を使用したファイルをダウンロードする場合、文字化けする可能性があります。

特定機種のスマートフォンにおいて、リトライ(再びリクエストが送信)処理が行われる事があります。

  • 特定機種のスマートフォンにおいてサーバーに処理を投げ、その処理が返ってくるまでの規定の時間を超えた場合、
    リトライ(再びリクエストが送信)処理が行われる事があります。
    登録処理であれば、同じ情報が登録される可能性があります。
    確認されている機種
    * GALAXY S2
    * GALAXY Note

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