5.2. 振込データ

本項では、振込(FB)データのメンテナンス/出力方法を説明します。

5.2.1. メンテナンス

FBデータメンテナンス機能では、振込データを出力不要に設定したり、振込データの再出力が行えるようにステータス変更が可能です。
本項では、振込データのステータス変更方法を説明します。

コラム

変更可能なステータスは次の通りです。
変更前   変更可能な状態
出力可能(未出力) 出力不要
出力済 出力可能(未出力)
出力不要 出力可能(未出力)
  1. 「サイトマップ」→「Kaiden!」→「経費精算・旅費精算」→「Firm Banking」→「メンテナンス」をクリックします。
  2. FBデータメンテナンス画面表示後、FBステータスを選択し「検索」をクリックします。
    ../../../_images/mainte_0116.png
  3. 行をクリックし、ステータスを変更するデータを選択します。
    ../../../_images/mainte_0216.png
  4. 「出力不要にする」、「出力可能にする」をクリックします。

    ※ここでは出力可能から出力不要に変更します。
    ../../../_images/mainte_0316.png
  5. 確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。
    ../../../_images/mainte_0416.png
  6. 振込データのステータス変更ができました。
    ../../../_images/mainte_0516.png

5.2.2. エクスポート

本項では、FBデータ出力機能を利用した振込データの出力方法を説明します。

5.2.2.1. 出力条件

振込データが作成される条件は以下の通りです。

5.2.2.2. 出力パターン

  • 仮払金の振込データ
    事前申請書にて入力された仮払金に対する振込データを作成できます。

    (仮払金50,000を希望した事前申請)
    50,000 の振込データが作成できます。
  • 経費支出(仮払なし)の振込データ
    精算申請書に記載されている経費支出に関する仕訳を作成できます。

    (交通費10,000の精算申請)
    10,000 の振込データが作成できます。
  • 経費支出(仮払あり、追払いあり)の振込データ
    精算申請書に記載されている経費支出に関する仕訳を作成できます。

    (仮払金50,000の事前申請に対し、交通費51,000の精算申請を行った場合)
    1,000 の振込データが作成できます。
  • 経費支出(仮払あり、戻入あり)の振込データ
    精算申請書に記載されている経費支出に関する仕訳を作成できます。

    (仮払金50,000の事前申請に対し、交通費49,000の精算申請を行った場合)
    -1,000 の振込データが作成できます。

    コラム

    この場合、振込データはマイナスになりますが、振替データを作成できるわけではありません。
    マイナスの振込データになりますので、振込データ出力時にプラスの振込データと相殺させて出力します。

5.2.2.3. 出力方法

仮払金や立替経費の精算に関する振込データを出力することができます。
出力した振込データをファームバンキング端末などに連携することで、振込に関する作業の省力化を実現できます。
  1. 「サイトマップ」→「Kaiden!」→「経費精算・旅費精算」→「Firm Banking」→「出力」をクリックします。
  2. FBデータ出力画面表示後、「検索」をクリックします。
    ../../../_images/export_01.png
  3. 振込日、振込元口座を設定します。
    振込データの対象行をクリックし、振込対象データを選択します。
    ../../../_images/export_02.png
    • 振込日
      振込日を入力します。
    • 振込元口座
      振込元口座(ファームバンキング端末等にて振込依頼をする口座)を選択します。

    注意

    振込データは同時に20案件(一覧表示の最大件数)分まで出力可能です。
    ページを跨いで複数の案件を同時に出力することはできません。
  4. 「出力」をクリックします。
    ../../../_images/export_03.png
  5. 確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。
    ../../../_images/export_04.png

    コラム

    マイナスの振込データについて

    仮払金の戻入が発生した場合、マイナスの振込データが作成されます。
    このマイナスの振込データは、ほかのプラスの振込データと相殺するために利用できます。

    下記のように、-2,000と50,000を相殺させ、48,000の振込データを作成できます。
    ../../../_images/export_05.png
    マイナスの振込データの相殺は、本人以外の振込データとはできません。
    ※円山さんのマイナス振込データは、円山さんのプラス振込データとしか相殺できません。