3. intra-mart Accel Platform 2014 Spring からの変更点¶
3.1. 追加機能概要¶
基盤
二重ログイン機能有効なセッションのユーザ一覧表示画面 を追加しました。セッション無効化画面 を追加しました。郵便番号検索機能(日本のみ)を追加しました。UIコンポーネントimuiCombobox を追加しました。imuiColumnView を追加しました。CSS Spriteジェネレータ(ユーザが画像を結合するためのツール)を追加しました。テナント管理
iWP-iAP間のSSOモジュールを追加しました。認可設定がExcelでエクスポート/インポートできる機能を追加しました。リクエストに応じて統合Windows認証を行わないようにできる機能を追加しました。ベースURLをリクエストに応じて変更できるAPIを公開しました。サイトマップにメニューグループ単位で開閉できる機能を追加しました。IM-Workflow
未完了案件もContentsSearchの検索機能を追加しました。処理対象として設定可能な候補「組織とそのXXXX」を追加しました。・組織とその上位組織全て・組織とその上位組織全て+役職・組織とその上位組織全て+ロール・組織とその下位組織全て・組織とその下位組織全て+役職・組織とその下位組織全て+ロール監査者に対する案件参照権限の設定を簡易化する機能を追加しました。未完了案件、完了案件に対して参照者を一括で再展開する機能を追加しました。
- ViewCreator
ViewCreator データ参照の個別インポート・エクスポート機能を追加しました。データ参照の帳票出力機能を追加しました。グラフ描画モジュールの差し替えの機能を追加しました。CSV出力をJOB化しバッチジョブとして登録できる機能を追加しました。カラムの表示順をドラッグ&ドロップで入れ替え可能とする機能を追加しました。データ参照をスクリプト開発モデルの(JSとHTML)として出力機能を追加しました。データ参照の検索条件をコンボボックスとして表示可能とする機能を追加しました。
3.2. システム要件¶
- サーバ要件
- Windows Server 2012 R2 Update 1 を追加しました。
- Apache HTTP Server 2.4 を追加しました。
- Resin 4.0.40 を追加しました。
- クライアント要件
- Windows 8 / 8.1 に Google Chrome 35 を追加しました。
- Windows 8.1 → Windows 8.1 Update 1 に変更しました。
- Firefox ESR 24 を追加しました。
- Google Chrome 33 → 35 に変更しました。
3.3. 検証済み環境¶
- サーバ環境
- Windows Server 2012 → Windows Server 2012 R2 Update 1 に変更しました。
- Apache HTTP Server 2.2 → Apache HTTP Server 2.4 に変更しました。
- Resin 4.0.40 を追加しました。
- クライアント環境
- Windows 8.1 → Windows 8.1 Update 1 に変更しました。
- Firefox ESR 24.5 を追加しました。
- Google Chrome 33 → 35 に変更しました。
3.4. サードパーティライブラリ¶
- 追加・変更
- 追加・変更されたサードパーティライブラリはありません。
- 除外
- 除外されたサードパーティライブラリはありません。
3.5. デザイン変更(共通 - 全テーマ共通、コンポーネント、CSSモジュール、テーマの組み合わせ含む)¶
デザイン変更した内容です。
【概要】
以下の改善と修正を行いました。(1) imuiDropdown の高さがブラウザによって異なるのを改善しました。(2) imuiColorPicker のテキストボックスとアイコンボタンの位置を改善しました。(3) Internet Explorer 9 において、imuiDialog 、imuiConfirm 、imuiAlert のボタン右側に空白が表示されるのを改善しました。(4) imuiDialog の buttons 属性に「半角英字のみ」ボタンと「日本語」ボタンを並べると、Internet Explorer で縦位置にずれが発生するのを改善しました。(5) imuiButton に jQueryUI のアイコンと文字列を指定すると、表示が崩れないようにしました。(6) Chrome 34 において input[type=”range”] の背景線が表示されないのを改善しました。【詳細】
主な修正内容と注意点(1) imuiDropdown の高さがブラウザによって異なるのを改善しました。Chrome、Safari(Mac) では、高さ27pxです。Internet Explorer 8~11 、 Firefox ESR 24.5 では、高さ28pxです。ツールバーに配置する事を考慮し、ツールバーの高さと同じ27pxに統一しました。(2) imuiColorPicker のテキストボックスと色選択アイコンの位置を揃えました。imuiColorPicker のテキストボックスの縦位置に比べて、色選択アイコンの縦位置が2px程度下にあります。この位置を揃えます。(3) Internet Explorer 9 において、imuiDialog 、imuiConfirm 、imuiAlert のボタン右側に空白が表示されるのを改善しました。同様に、imuiConfirm 、imuiAlert のボタン右側に空白が表示されるのを改善しました。ボタン表示領域に、text-align:right; を指定します。(4) imuiDialog の buttons 属性に、「半角英字のみ」ボタンと「日本語」ボタンを並べると、Internet Explorer で縦位置にずれが発生するのを改善しました。Internet Explorer のみで発生します。「半角英字のみ」ボタンと「日本語」ボタンを並べた場合に発生します。imuiDialog のボタン表示領域に配置するボタンに vertical-align:middle を指定します。(5) imuiButtonにjQueryUIのアイコンと文字列を指定すると、表示が崩れないようにしました。UIButton.java で iconClass が指定された場合に出力する span タグに style=”display:inline-block” を指定します。これにより、imuiButton に iconClass を指定した場合、アイコンの span の display が inline-block になります。(6) Chrome 34 においてinput[type=”range”]の背景線が表示されないのを改善しました。
3.6. 制限事項¶
【追加された制限事項】
- 共通
- セットアップ・環境構築
- クライアントブラウザ(共通)
- imuiDialog の中に script タグを記述すると、ロード時に2度処理が呼ばれます。
- Internet Explorer 11、Firefox ESR 24 において input[type=”file”] のボタンにフォーカス時点線が表示されます。
- Internet Explorer 、Firefox ESR 24 で imuiFileUpload でタブ移動でファイル追加ボタンに移動した後に、タブを2度押さないとフォーカスが移動しません。
- modal オプションを true にしたダイアログの中で、さらに modal オプションを true にしたダイアログを表示するとイベントの伝播が停止します。
- optgroup 属性に対し、CSS(スタイルシート)がブラウザによって指定できません。
- imuiTabItem の表示領域が iframe で生成した要素の場合、ドラッグが正しく動作しません。
- ブラウザのフォントによっては、imuiRichtextbox から入力した文字へデザインが反映されない場合があります。
- クライアントブラウザ(Internet Explorer)
- クライアントブラウザ(FireFox)
- Firefox ESR 24 において imuiButton にボタンのサイズより大きなアイコンを指定した場合、アイコンがはみ出ます。
- Firefox ESR 24 において imuiSelect の optgroup タグの label の値がイタリックになります。
- Firefox ESR 24 において imuiDialog に imuiRichtextbox を配置すると imuiRichtextbox に文字が打てないことがあります。
- Firefox ESR 24 において input[type=”range”] にフォーカス時、枠線が2重で表示されます。
- Firefox ESR 24 において ポートレットの下部に余白ができる場合があります。
- Firefox ESR 24 では、 imuiAutocomplete に IME を利用した入力を行っている間は検索が行われない場合があります。
- 認証
- 認可
- IM-共通マスタ
- HybridSSO・外部メニュー連携
- 自動ログイン機能は、iAP-iWP間SSO連携モジュール(IM-HybridSSO)のログアウト連携に対応していません。
- ショートカットURLでアクセスした場合、IM-HybridSSO によるログインは行われません。
- Webサーバやロードバランサを利用している場合、リクエストURLのコンテキストパスと iWP / iAF のコンテキストパスが同じとなるように設定する必要があります。
- IM-HybridSSO 接続中に、iWP / iAF のパスワードの変更を行うとSSO接続が解除されます。
- 複数のSSO認証プロバイダが、同一のSSOサービスプロバイダと連携する構成には対応していません。
- SSO認証プロバイダが、同一の iWP / iAF 内の複数ログイングループとSSO連携する構成には対応していません。
- IM-HybridSSO を構成するサーバは、全て同一のドメイン上に構築する必要があります。
- iWP / iAF を「SSO認証プロバイダ」として利用したり、 intra-mart Accel Platform を「SSOサービスプロバイダ」として利用することはできません。
- IM-HybridSSO は、intra-mart Accel Platform と iWP / iAF で簡易的な シングルサインオンを実現するための機能です。
- iAP-iWP間SSO連携モジュール(IM-HybridSSO)をインストールした環境では、ログアウト後の遷移先画面を変更することはできません。
- IM-Workflow
- 郵便番号検索
- 互換
【更新された制限事項】
- 共通
- クライアントブラウザ(共通)
- クライアントブラウザ(タブレット)
- IM-共通マスタ
- Webサービス
- HybridSSO・外部メニュー連携
- IM-Workflow
- IM-Workflow (画像の差し換え)
- 移行 - カレンダー
【解除された制限事項】
- 解除された制限事項はありません。