セットアップ・環境構築¶
運用環境に体験版(試用目的の製品)をインストールする事はできません。¶
運用環境に試用版製品をインストールして利用することはできません。インストールした場合、想定しない動作となる可能性があります。
Resin について注意があります。¶
intra-mart Accel Platform では以下のパッケージングされた Resin に対応しています。ziptar.gz※debパッケージ及び、rpmパッケージを利用してインストールされた環境には対応しておりません。
Windows と Linux の混在環境での運用はできません。¶
intra-mart Accel Platform が動作する分散環境を構築する場合、WindowsとLinuxの混在環境での運用はできません。
自己証明書で構築した環境は動作保証外となります。¶
自己証明書で構築した環境は動作保証外となります。(例)スマートフォン版でのファイルのダウンロードができません。
Storage の参照できる共有ディレクトリのパスは同じ設定にする必要があります。¶
分散環境を構築する場合に、Storageのルートディレクトリに指定するパスが全て同じ共有ディレクトリを参照するように設定されている必要があります。サーバ毎に参照先が異なる場合、Storageに配置したファイルが共有できません。対象の設定ファイル<CONTEXT_PAHT>/WEB-INF/conf/storage-config.xml ファイル
intra-mart Accel Platform で使用する文字コードは、UTF-8 のみです。¶
利用可能な文字コードは、UTF-8となります。
intra-mart Accel Platform を64bit環境に構築する場合にコンパイルオプションが必要です。¶
mod_cauchoのコンパイル時のオプションにおいて、./configureを呼び出す際に以下のオプションが必要となります。–enable-64bit-plugin –enable-64bit
IM-Juggling の modules フォルダに直接ユーザモジュールを配置することはできません。¶
必ず、juggling.imファイルエディタ内(構成エディタ)より、ユーザモジュールの追加を行なってください。
ハードウェアのスペックによりwarファイルのデプロイ処理に時間がかかる場合があります。¶
Resin 上にwarをデプロイする際、ファイルの展開処理を行うため時間がかかります。実際の時間はハードウェアのスペック等により異なります。
intra-mart Accel Platform が Database に接続するユーザについて注意があります。¶
Database 接続に関して Database に関連するAPIを利用する場合、Database 接続ユーザに紐付くデフォルトスキーマ以外のスキーマに対しての操作は一部機能が正常に動作しません。intra-mart Accel Platform を利用する際は必ず Database 接続ユーザに紐付くデフォルトのスキーマを利用してください。
intra-mart Accel Platform 起動前には Database が起動済みであることが前提となります。¶
intra-mart Accel Platform を起動するには事前に Database の起動が完了している必要があります。
intra-mart Accel Platform を分散システムとして構築する場合の注意点があります。¶
全てのサーバOSはシステム時計を合わせる必要があります。時計が大幅に違っていたり、サーバOS毎にシステム時計に差異があると、アプリケーションおよび各サーバプロセスが正常に動作しない可能性があります。IMBox を利用する場合、 Apache Cassandra が実行するサーバ上の時計もintra-mart Accel Platform が実行するサーバ上の時計と全て時刻が合っている必要があります。全てのサーバプロセスについて Java VM のバージョン(およびリビジョン)を統一してください。またすべてのサーバプロセスは、単一のベンダから提供されている Java VM を利用してください。
テナント環境セットアップが全て完了している状態で運用を行なっている必要があります。¶
テナント環境セットアップは、 intra-mart Accel Platform の初回起動時だけでなく、モジュールの追加やバージョンアップを行った際にも必要です。運用開始前に、システム管理者でログインし、 [システム管理者ホーム] > [テナント環境セットアップ] にて、「テナント環境は最新です。セットアップが必要なモジュールはありません。」と表示されていることを確認してください。テナント環境セットアップが必要なモジュールが存在する場合、モジュールを動作させるための前提条件が整っていないことになり、予期せぬ動作が発生する可能性があります。
テナント環境セットアップ時にセッションタイムアウトまでの時間が短いと処理完了時に404エラーが発生します。¶
テナント環境セットアップやサンプルデータセットアップの実行時、resin-web.xml で設定するセッションタイムアウトまでの時間(session-timeou)が短い(例:1minute)場合、セットアップ完了後に404エラー画面に遷移してしまいます。上記構築時のみセッションタイムアウトまでの時間を長くしてください(環境等により設定する時間に差異があります)。※セッションオートキープ機能を当事象の回避策として採用することはできません。システム管理機能では、テーマが適用されないためセッションオートキープ機能が利用できません。
テナント環境セットアップ前にログインURLにアクセスすると例外が発生する場合があります。¶
設定ファイル <CONTEXT_PATH>/WEB-INF/session-auto-keep-config/default.xmlsession-auto-keep が有効な場合、かつテナント環境セットアップ前にログインURLにアクセスすると例外が発生します。* 再現手順“session-auto-keep” の設定を true として warファイル を作成します。Web Application Server を初回起動(テナント環境セットアップは未実施)システム管理者のログインURL(/system/login)、もしくは一般ユーザのログインURL(/login)にアクセスします。以下の何れかを実施してください。* session-auto-keep が有効な状態で例外が発生した後、http://<HOST>:<PORT>/<CONTEXT_PATH>/system/initialize にアクセスしてテナント環境セットアップを実施します。* session-auto-keep が無効な状態で Web Application Server を初回起動し、テナント環境セットアップを実施した後に session-auto-keep を有効にします。