intra-mart Accel Kaiden! / プログラミングガイド

第2版 2014-08-01

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4.3.1.2. 申請書ガジェットマスタデータ

4.3.1.2.1. 「申請書ガジェットマスタデータ」について

申請書ガジェットの情報はデータベース上で保持します。
情報は以下のテーブルで保持し、以下すべてのテーブルデータを総称して「申請書ガジェットマスタデータ」と呼びます。
  • 申請書ガジェットマスタ
  • 申請書ガジェット概要マスタ
  • 申請書ガジェットタグマスタ
  • 申請書ガジェットサーフェスマスタ
  • 申請書ガジェットブロックマスタ
  • 申請書ガジェットフィールドグループマスタ
  • 申請書ガジェットフィールドマスタ
申請書ガジェット作成時には申請書ガジェットマスタデータを検討の上、各テーブルにデータを投入する必要があります。
各テーブルデータの詳細は次項以降で解説します。

4.3.1.2.2. 申請書ガジェットマスタ

申請書ガジェットの根幹となる情報を保持するマスタです。
ガジェットクラス
ガジェットの種別をあらわします。
intra-mart Accel Kaiden! 標準では日当明細ガジェットは「allowanceDetail」、宿泊明細ガジェットは「lodgeDetail」となります。
ガジェットバリエーション
同一ガジェット種別で画面レイアウト違いを識別します。
intra-mart Accel Kaiden! 標準では日当明細ガジェット(国内向け)は「v01」、日当明細ガジェット(海外向け)は「v02」となります。
JSPパス
JSPファイルのパスを設定します。
JAVAクラスパス
JAVAクラスパスを設定します。
サーフェスキー
ガジェットのタイトルとなるサーフェスキーを設定します。
後述するガジェットサーフェスマスタのサーフェスキーと紐づけます。
ソートキー
ソートキーを設定します。

4.3.1.2.3. 申請書ガジェット概要マスタ

申請書ガジェットの概要情報を保持するマスタです。
ガジェット名
ガジェット名を設定します。
使用するロケール分のレコードデータを定義する必要があります。
ガジェット概要
ガジェット概要を設定します。
ガジェットマスタメンテナンス画面のツールチップとなります。
使用するロケール分のレコードデータを定義する必要があります。

4.3.1.2.4. 申請書ガジェットタグマスタ

ガジェットの属性を保持するマスタです。
タグ
タグを設定します。

コラム

下記のタグが存在し、設定することでガジェットに属性が付与され、ガジェット属性ごとの振る舞いを定義できます。
intra-mart Accel Kaiden! 標準のガジェットには下記以外のタグも設定されていますが、将来拡張用のタグです。
タグ分類 タグ名 説明
制約 constraintDuplicationSelf
申請書内で自身と重複を禁止します。
制約 constraintDuplicationClass
申請書内で同ガジェットクラスと重複を禁止します。
対象申請書タイプ appAdvance
対象申請書タイプ「事前申請」を設定します。
申請書マスタメンテナンスで申請書タイプ「事前申請書」を選択した場合、選択できるガジェットになります。
対象申請書タイプ appSettle
対象申請書タイプ「精算申請」を設定します。
申請書マスタメンテナンスで申請書タイプ「精算申請書」を選択した場合、選択できるガジェットになります。
対象申請書タイプ appNormal
対象申請書タイプ「一般」を設定します。
申請書マスタメンテナンスで申請書タイプ「一般」を選択した場合、選択できるガジェットになります。

4.3.1.2.5. 申請書ガジェットサーフェスマスタ

ガジェットのサーフェス情報を保持するマスタです。
サーフェスキーに対して、システムで使用するロケール分のレコードデータを定義する必要があります。

4.3.1.2.6. 申請書ガジェットブロックマスタ

ガジェットのブロック情報を保持するマスタです。
ブロックIDに対して、ブロックタイプ、ソートキー、サーフェスキーを設定します。
ブロックID
ブロックIDを設定します。
ブロックタイプ
「normal」「detail」のいずれかを設定します。
明細行を保持しない場合は「normal」を設定します。
明細行を保持する場合は「detail」を設定します。
ソートキー
ソートキーを設定します。将来拡張用の項目です。
サーフェスキー
ガジェットのタイトルとなるサーフェスのキーを設定します。

コラム

ブロックIDは、ガジェット入力データを保持するトランザクションテーブル1つに対応して定義します。
例えば intra-mart Accel Kaiden! 標準の「交際明細ガジェット」の場合、ブロックIDを3つ定義しています。
ブロックID ブロックタイプ 対応するトランザクションテーブル
entInfTable normal 交際明細テーブル
entInfOthDtlTable detail 交際明細先方明細テーブル
entInfOurDtlTable detail 交際明細当社明細テーブル

4.3.1.2.7. 申請書ガジェットフィールドグループマスタ

ガジェットのフィールドグループ情報を保持するマスタです。
役割としては以下になります。
  • 「ガジェットフィールド」のグルーピング
  • 「ガジェットブロック」との紐づけ
  • 必須タイプの設定
ブロックID
ガジェットブロックマスタのブロックIDに紐づけて設定します。
フィールドグループID
フィールドグループIDを設定します。
サーフェスキー
ガジェットサーフェスマスタのサーフェスキーに紐づけて設定します。
ここで紐づけたサーフェスは申請書マスタメンテナンスのガジェット項目の任意/必須切り替え画面のラベルとなります。
必須タイプ
項目の任意/必須を設定します。
「0:変更可能(デフォルト任意)」「1:変更可能(デフォルト必須)」「a:常時任意」「b:常時必須」から選択します。
ソートキー
ソートキーを設定します。将来拡張用の項目です。

コラム

必須タイプが「変更可能」である場合は申請書マスタメンテナンスで項目の任意/必須を切り替えることができます。

注意

項目の任意/必須は申請書マスタメンテナンスで切り替えられるようにするため、
ガジェットの入力データを保持するトランザクションテーブルには基本的にNotNull制約を付与しないでください。

4.3.1.2.8. 申請書ガジェットフィールドマスタ

ガジェットのフィールド情報を保持するマスタです。
ブロックID
ガジェットブロックマスタのブロックIDに紐づけて設定します。
フィールドキー
フィールドキーを設定します。
フィールドグループID
ガジェットフィールドマスタのフィールドグループIDに紐づけて設定します。
サーフェスキー
ガジェットサーフェスマスタのサーフェスキーに紐づけて設定します。
ここで紐づけたサーフェスは申請書ガジェットのラベルとなります。
ソートキー
ソートキーを設定します。将来拡張用の項目です。

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