IM-PDFAutoConverter for Accel Platform 2014 Spring / リリースノート

初版 2014-04-01

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制限事項

タブレット/携帯端末においてPDFファイルを閲覧する際の注意点

モバイル端末(iOS やAndroid 等の非WindowsOS)にてPDFファイルを閲覧する場合、PDFファイルにフォントが埋め込まれていないと、PDFファイルの見た目が崩れる可能性があります。

原因

製品のデフォルトの設定においては、PDFファイル内部では、フォント名・フォントサイズなどのデータが格納されており、フォントファイル自体は存在しておりません。
通常PDF ファイルを表示する場合、フォント名・フォントサイズなどのデータを閲覧する機器内のフォントファイルを利用し表示されています。
AdobeReader の場合は該当フォントが端末上に存在しない場合はそのフォントに近い代替フォントを表示させる機能(すべてのフォントの代替はしない)があります。
PC やモバイル端末においては同じフォントが存在しない場合があります (特に利用頻度が高い Microsoft系のフォントは、通常は Windows にしか入っておりません)。
PDF ファイルを表示した場合、フォントの幅等が違うものが参照され、対象ドキュメントの表示が崩れた状態となります。

対応策

フォント埋め込み済みのPDFファイルの場合、参照フォント情報はPDFファイル内のものから対応し、正確な表示となります。
モバイル端末でPDF ファイルを表示させる場合は、必ずフォントの埋め込み処理を行い、表示の崩れを防いでください。
フォント埋め込みの設定方法については、各製品のマニュアルを参照ください(一部の製品はフォント埋め込みに対応していません。詳細は営業までお問合せください。)。

注意点

PDF にフォントを埋め込む場合、参照フォント領域がPDF に追加される為、出力されるPDF ファイルのサイズが大きくなります。
これはPDF ファイルの仕様となります。
どれくらいファイルサイズが大きくなるのかに関しては、実際のファイルにて事前にご確認ください。

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