8.2.5. クライアントブラウザ¶
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8.2.5.1. Ajax通信のデータ取得中にリロードを行うと、エラーが発生することがあります。¶
Ajax通信でデータを取得する画面は、データ取得処理中にリロードを行うと、一瞬エラーメッセージが表示されることがあります。
- セッションタイムアウトのエラーメッセージがポップアップ表示されることがあります
- 「Error.error」というメッセージが表示されることがあります
表示を待てばデータは表示されるため、問題はありません。
8.2.5.2. 入力フォームと検索条件入力フォームにおいてブラウザによって表示が異なります。¶
入力フォーム(imui-form)、検索条件入力フォーム(imui-form-search-condition)の見出し横線が、Chrome / Internet Explorer 9 / Safari では thタグ の脇に線が表示されます。Internet Explorer 8 では表示されません。
8.2.5.3. メニューからツリー画面を表示した場合、クライアント側にメモリリークが発生します。¶
version5.0、version6.0 のテーマを設定していた場合、メニューからツリー画面の表示時にクライアント側にメモリリークが発生する場合があります。上記の場合、下記の回避策があります。ブラウザを終了することでメモリ解放行なってください(サーバ側のリークではありません)。
8.2.5.4. ブラウザのポップアップブロックは解除してください。¶
ポップアップブロックを行っている場合は正しい情報を受け渡し出来ない可能性があります。ポップアップブロックは解除してください。
8.2.5.5. ブラウザのキャッシュにより画面動作がおかしくなる場合があります。¶
- 画面が崩れたり、想定する動作にならなかった場合、ブラウザのキャッシュをすべて削除して再度、実行してください。
8.2.5.6. 特定のテーマにおいて横スクロールが発生します。¶
- version 6.0 のテーマ等を使用した場合、一部画面において横スクロールが発生する場合があります。
8.2.5.7. imuiRichtextbox に膨大な量のテキストを書き込むとブラウザが重くなります。¶
imuiRichtextbox のテキストエリア内に多くの文字列を書き込むとブラウザが固まる場合があります。imuiRichtextbox はテキストを書き込むと装飾用のタグを内部で作成するため、テキストの量に比例してブラウザのレンダリングに時間がかかります。この現象が発生した場合、ブラウザを開き直して操作をやり直してください。
8.2.5.8. UIコンポーネント全般で国際化対応している属性に「%」から始まる文字列を指定すると「未定義」と表示されます。¶
UIコンポーネント全般で国際化対応している属性に「%」から始まる文字列を指定すると未定義と出力されます。例えば imuiButton のvalue属性に「%hoge」を指定した場合、表示されるボタンのラベルが「未定義」となってしまいます。
8.2.5.9. ブラウザの標準機能の戻るボタンは動作保証しません。¶
ブラウザの標準機能の戻るボタンで画面遷移した場合はその先の画面の動作は保証しません。エラー画面や予期しない動作がする可能性があります。
8.2.5.10. リサイズ可能なコンポーネントを組み合わせると外側のコンポーネントのリサイズ開始位置が制限されます。¶
内側に指定したコンポーネントのリサイズ開始位置と外側に指定したコンポーネントのリサイズ開始位置が同じ場合、外側のコンポーネントではリサイズができなくなります。たとえば、imuiDialog の中に imuiGadgetBar があり imuiGadgetBar のリサイズ開始位置が右の場合は、imuiDialog を右からリサイズすることはできません。2013 Spring 時点での対象のコンポーネントは以下になります。
- imuiDialog
- imuiPageDialog
- imuiGadgetBar
8.2.5.11. 同一のコンピュータで同一種類のブラウザを複数または、複数タブで利用した場合の動作は保証しません。¶
intra-mart Accel Platform はブラウザの Cookie を利用してセッション管理を行います。このため、同一のコンピュータで同一種類のブラウザを複数または、複数タブで利用した場合の動作は保証しません。【システム管理者操作の場合】テナントが複数ある環境において複数のタブを開いて操作した場合、オペレータが意図しないテナントに対して更新を行ってしまう可能性があります。これは、作業対象のテナントを変更した際、ブラウザの別タブではその変更に気づけない場合があるためです。【IM-Workflowの場合】以下の理由より、同一ユーザが複数ブラウザ・複数タブで操作することができません。・添付ファイルの、一時アップロード先ディレクトリがユーザ単位であるため・操作パターンによっては、ユーザデータIDが重複してしまうため※事象が発生する操作パターン(例)は以下になります。a) パターン1・複数ブラウザで同じ一時保存画面を開く・片方のブラウザで先に申請する・片方のブラウザで後に一時保存するb) パターン2・別PCにて同一ユーザIDでログイン操作するc) パターン3・一時保存から申請後、ブラウザバックで一時保存の画面に遷移して申請するユーザデータIDは、お客様アプリケーションで任意に設定できる項目として用意しております。設定の自由度を担保するため、ユーザデータIDと案件の紐付けは、1対1以外にも1対多を許容していません。そのため、案件に対してユーザデータIDが重複しているのが、不正な操作の結果であるか、現状のIM-Workflowでは業務的にチェックできません。ユーザデータIDの一意性を担保したい場合は、アクション処理等でユーザプログラムでチェックしてください。
8.2.5.12. 閉じるアイコン付きのタブをドラッグするとレイアウトが崩れる場合があります。¶
- UIコンポーネントのimuiTabs、imui:tabs 使用時に、閉じるアイコン付きのタブの順番を並べ替えようとするとドラッグ中にのみレイアウトが崩れる場合があります。
8.2.5.13. ロール登録画面のサブロール検索ダイアログのListTableの表示が変わります。¶
「テナント管理」-「ロール」 画面のロール登録画面において、「サブロールを検索して追加」リンクにて表示されるロール検索ダイアログ内のListTableの幅が、ダイアログのサイズに合わない場合があります。
8.2.5.14. 利用するブラウザによってレイアウトが崩れて表示される場合があります。¶
intra-mart Accel Platform で提供されているタグ、またはそのタグを利用した画面では、利用するブラウザによってレイアウトが崩れて表示される場合があります。
8.2.5.15. 互換テーマを利用した場合、ブラウザによってレイアウトが崩れて表示される場合があります。¶
intra-mart Accel Platform で提供されているタグ、またはそのタグを利用した画面では、標準テーマを基準としています。互換テーマを利用した場合、画面幅が変わる事によりレイアウトが崩れて表示される場合があります。
8.2.5.16. imuiPageDialogでundefined、nullをパラメータとして送信することはできません。¶
imuiPageDialogのパラメータparameterなど、jQueryのajaxでパラメータを送信する際にundefindやnullを指定して送信すると、サーバ側で受信したときに文字列の”undefined”,”null”に変換されます。
8.2.5.17. imuiAccordionItem 配下に置いたメッセージボックス内の文字サイズが小さくなります。¶
imuiAccordionItem 配下に置いた imui-box-success, imui-box-information, imui-box-warning, imui-box-caution 等の文字サイズが小さく表示されます。
8.2.5.18. imuiAccordionItem 配下に imuiDropdown を置いた場合、ドロップダウンのメニューがアコーディオンに隠れて表示されます。¶
imuiAccordionItem 配下に配置した imuiDropdown を表示すると、ドロップダウンのメニューがアコーディオンアイテム上に表示されず、隠れて表示されてしまいます。
8.2.5.19. imuiAccordion 配下に imuiRichtextbox を配置した際に表示が崩れる場合があります。¶
imuiAccordion 配下に imuiRichtextbox を配置した場合、セレクトボックスの背景色が白になりません。
8.2.5.20. height や width などのスタイルを設定して、imuiToggle のサイズを変更することはできません。¶
height や width などのスタイルを設定して、imuiToggle のサイズを変更することはできません。
8.2.5.21. SAStrutsでファイルアップロードの受信プログラムを実装すると、ファイルサイズによるアップロード制限を行えない場合があります。¶
ファイルサイズによるアップロード制限を行う場合、struts-config.xmlにアップロード可能な最大ファイルサイズを指定しますが、この値を超えてファイルをアップロードできてしまう場合があります。Integer.MAX_VALUE を超え、long から int にキャストした際に -1 より小さい値となる場合が該当します。
8.2.5.22. 複数の input 要素に同じ name 属性を指定すると imuiValidate が正常に動作しません。¶
複数の input 要素に同じ name 属性を指定すると imuiValidate が正常に動作しません。【現象】複数の input 要素に同じ name 属性を指定しても先頭の要素しかチェックがかかりません。二つ目以降の要素がエラーになると先頭の要素に対してエラーメッセージが出たり、一瞬エラーメッセージが表示されるなど、正常に動作していません。【条件】複数の input 要素に同じ name 属性を指定して、imuiValidate を利用した場合です。【回避策】それぞれの name 属性に異なる値を指定します。
Google Chrome
8.2.5.23. Google Chrome の場合、Flash 画面で正常に動作しない箇所があります。¶
Google Chrome でFlashの使用に関して不具合があるためです。回避方法として次の対応が必要となります。
Chrome のプラグイン設定( about:plugins )にて Chrome 内蔵の Flash を無効にします。
次のサイトより、Adobe Flash Player ダウンロード、インストールを行います。
Internet Explorer
8.2.5.24. Internet Explorer 8 のみ imuiSelect で max-width を指定するとレイアウトが崩れます。¶
imuiSelect に max-width を指定するとプルダウンボタンの上に文字列が表示されます。ブラウザの仕様で Internet Explorer 8 のみ当現象が発生します。
8.2.5.25. Internet Explorer 8, 9 では、imuiFileUpload で複数ファイルを同時に選択出来ません。¶
Internet Explorer 8, 9 が HTML5 の type=”file” multiple に対応していないため、imuiFileUpload で複数ファイルを同時に選択出来ません。
8.2.5.26. Internet Explorer 8, 9 では、placeholderを表示できません。¶
placeholderとは、inputタグの項目の未入力時に「入力してください」などのメッセージを灰色で表示するしくみです。imui タグでは placeholder を受け取ってそのまま html に出力していますが、Internet Explorer 8, 9 は HTML5 placeholder 属性をサポートしていないため、表示されません。
8.2.5.27. Internet Explorer の互換モードオプションはサポート対象外となります。¶
アドレスバー横にある互換モード切り替えボタンをクリックするとメニューの「zIndex」が正しく動作しません。全般的に「互換モード」での利用はサポート対象外となります。
8.2.5.28. 添付ファイルのダウンロード時にエラーが発生する場合があります。¶
Internet Explorer を利用して、ファイルダウンロードを行うURLが window.open や target=”_blank” で新しく開いたウィンドウから、POST でリクエストを送信すると、ダウンロードファイル名が無視される場合があります。
8.2.5.29. Internet Explorer 利用時、IFrame 内に外部サイトを表示するためには、セキュリティゾーンを一致させる必要があります。¶
Internet Explorer では、IFrame 内に外部ドメインのサイトを表示する場合、intra-mart Accel Platform と外部ドメインのセキュリティゾーン が一致している必要があります。セキュリティゾーンが異なる場合 Cookie が利用できなくなるため、外部ドメインの機能が制限され正しく表示されない可能性があります。セキュリティゾーンは、「インターネット」オプションの「セキュリティ」タブで確認できます。intra-mart Accel Platform では、以下の機能で IFrame による外部サイトの表示をサポートしています。
- メニュー
- 外部メニュー連携
- インターネットポートレット
これらの機能を利用する場合、intra-mart Accel Platform とセキュリティゾーンが一致するURLを設定するようにしてください。
8.2.5.30. SSL環境でInternet Explorer 8 を利用している場合にファイルをダウンロードできません。¶
Internet Explorer 8 を利用している場合にファイルのダウンロードを行う箇所で以下のようなalertが表示されファイルをダウンロードできません。[Window Title] Windows Internet Explorer [Content] XXXXXXXX - XXXXXXX をダウンロードできません。 このインターネットのサイトを開くことができません。要求されたサイトが使用できないか、見つけることができません。後でもう一度やり直してください。 [OK]これはIEのバグによりキャッシュコントロールヘッダーが動作しないことによるものです。
8.2.5.31. Internet Explorer 10 のみ右寄せ表示のテキストボックスにフォーカスして離すと文字が埋もれたように表示されます。¶
右寄せ指定のテキストボックスにおいて、フォーカスを移動させ、何らかの文字が入力されている状態でフォーカスを離すと、Internet Explorer 10 を使用している場合のみ、文字が右側に半分程度埋もれたように表示されます。
8.2.5.32. Internet Explorer を利用してログインした際に、403エラーが発生する場合があります。¶
Internet Explorer の設定によっては、ログインが行えない場合があります。Internet Explorer のセキュリティ設定が、cookiesへのアクセスを許可しない設定となっている場合、ログイン時に403エラーとなります。この現象を回避するには、以下のいずれかを Internet Explorer に対して設定してください。
- intra-mart Accel Platform 環境を信頼済みサイトに追加します。
- インターネットゾーンでファーストパーティ、サードパーティのcookieを受け入れる設定します。
8.2.5.33. Internet Explorer 利用時にダウンロードファイル名の先頭が切られたり、文字化けする場合があります。¶
Internet Explorer 利用時に、ダウンロードファイル名の先頭が切り捨てられたり、文字化けする場合があります。本現象は以下の Internet Explorer の不具合となります。
8.2.5.34. Internet Explorer 10 以降では、imuiFileUploadで0バイトのファイルをアップロードすることはできません。¶
Internet Explorer 10 以降では、imuiFileUploadで0バイトのファイルをアップロードすることはできません。
8.2.5.35. Internet Explorer 8 では、favicon.icoが表示されない場合があります。¶
Internet Exlplorer 8 では、favicon.icoが表示されない場合があります。
8.2.5.36. Internet Explorer8, 9で制限値以上のファイルアップロードでファイルサイズに無関係なメッセージが出力されます。¶
request-control-config.xml で、リクエストの最大値を設定した場合、imuiFileUpload コンポーネントで、制限値以上のファイルをアップロードすると、以下のメッセージが表示されます。「エラー SyntaxError: 文字が正しくありません。」※制限値以内であればこの現象は発生しません。またこのエラーメッセージが表示された場合、ファイル自体はアップロードされません。このブラウザでは、Ajax でファイルをアップロードしているように見せかけるため iframe を使って擬似的にファイルをアップロードしています。iframe へのレスポンスから HTTP のステータスを取得できないため、ステータスコードが 200 固定となっています。これは使用しているプラグインの仕様です。However, for browsers without support for XHR file uploads - which includes Internet Explorer before IE10 - the Iframe Transport is used and there is no way to retrieve the HTTP status code from an iframe load event.ファイルアップロードタグは、レスポンスとして JSON を期待しています。しかし、http413.jsp ではファイルアップロードタグ向けの処理を行っていないため、HTML をレスポンスとして返します。HTML を受け取ったファイルアップロードタグは JSON へパースできないため、今回の「SyntaxError: 文字が正しくありません。」というエラーを表示します。【回避方法】この事象を回避するには、request-control-config.xml 内の「リクエストの最大値」を変更してください。
8.2.5.37. Internet Explorer 8 以降で、セキュリティゾーンが異なるサイトのページをメニューに登録してポップアップで開くと、親画面にページが表示されます。¶
Internet Explorer 8 以降で、セキュリティゾーンが異なるサイトのページをメニューに登録してポップアップで開くと、親画面にページが表示されます。以下の条件をすべて満たす場合に発生します。・ intra-mart Accel Platform が信頼済みサイトに登録されている。・ ポップアップで表示するサイトが信頼済みサイトに登録されていない。この現象は、Internet Explorer の動作仕様により発生しています。Internet Explorer ではセキュリティゾーンが4つ(インターネット、ローカルネット、信頼済み、制限付き)用意されていますが、あるゾーンから別のゾーンのサイトを開くときに、form の遷移先として指定できないよう Internet Explorer 8 で仕様変更されました。この現象を回避するには、ポップアップで表示するサイトも信頼済みサイトに登録してください。
8.2.5.38. Internet Explorer 8では、imuiButton の横幅が通常より大きく表示されます。¶
Internet Explorer 8では、imuiButton の横幅が通常より22px大きく表示されます。
8.2.5.39. Internet Explorer 8 では、imuiToggle の横幅が通常より大きく表示されます。¶
Internet Explorer 8 では、imuiToggle の横幅が通常より22px大きく表示されます。
8.2.5.40. Internet Explorer 11で、maxlength属性、contenteditable属性を指定した要素で日本語入力ができないことがあります。¶
Internet Explorer 11で、contenteditable属性を有効にしたdiv要素やmaxlength属性を設定したinput要素に入力を行おうとした場合、日本語入力が行えないことがあります。Microsoft社より、緊急公開の資料として公開されています。
8.2.5.41. Windows 7 の Internet Explorer 11 にて、 Office IME を使用している場合、ime-mode: active 指定で半角カタカナモードになります。¶
Windows 7 の Internet Explorer 11 にて、 Office IME を使用している場合、ime-mode: active を指定しているフォーム部品で半角カタカナモードになります。
8.2.5.42. Windows 7 の Internet Explorer 11 にて、表示フォントが MS PGothic 、 MS Gothic になります。¶
Windows 7 の Internet Explorer 11 にて、表示フォントが MS PGothic 、 MS Gothic になります。Windows 8.1 の Internet Explorer 11 は、メイリオ 、 MS Gothic です。MSゴシック 、 MSゴシック に比べて、MS PGothic 、 MS Gothic は、太字で縦方向に長体がかかってみえます。なお、intra-mart Accel Platform では、スタイルシートの font-family を Arial 、 sans-self に指定しています。
Safari
8.2.5.43. Mac OSX(10.7.0以降)を利用した場合に、ツリー表示のツリーが開かない場合があります。¶
Mac OSXを利用した場合に、ツリー表示でツリーに表示されているノードや開くアイコンをクリックしても正常に動作しない場合があります。この事象は、スクロールバーの表示設定により、ノードの位置が表示とずれてしまうために発生します。この事象を回避するには、以下の設定を行なってください。「システム環境設定 - 一般 - スクロールバーの表示」を「常に表示」に設定してください。
8.2.5.44. Safari 7 において一部の管理画面で設定できない項目があります。¶
UI部品の imuiListTable を利用しテーブル内で編集機能がある画面において、Safari 7 を使用して編集を行うと、入力した内容ではなく入力テキストボックスを含めたHTMLが登録されます。intra-mart Accel Platform (追加アプリケーションなし) の場合、以下の画面が該当します。・メニュー設定画面 - メニューアイテムの新規作成 (または編集)引数・ジョブ管理画面 - ジョブ作成 (または編集)実行パラメータ・ジョブネット管理画面 - ジョブネット作成 (または編集)実行パラメータこれらの画面を使用する場合、Safari 7 以外のブラウザを使用してください。
スマートフォン
8.2.5.45. スマートフォンにおいて、処理時間が長い場合にエラーが出力される場合があります。¶
回線の状態やサーバのリソースが要因となり、処理時間がかかった場合に以下のエラーが出力されます。
Error: NETWORK_ERR: XMLHttpRequest Exception 101
8.2.5.46. スマートフォンにおいて、ダウンロードしたファイル名が文字化けする可能性があります。¶
- スマートフォンにおいて、ファイル名に日本語を使用したファイルをダウンロードする場合、文字化けする可能性があります。
8.2.5.47. 特定機種のスマートフォンにおいて、リトライ(再びリクエストが送信)処理が行われる事があります。¶
特定機種のスマートフォンにおいてサーバーに処理を投げ、その処理が返ってくるまでの規定の時間を超えた場合、リトライ(再びリクエストが送信)処理が行われる事があります。登録処理であれば、同じ情報が登録される可能性があります。【確認されている機種】
- NTTドコモ GALAXY SⅡ LTE SC-03D
8.2.5.48. スマートフォン端末は機種やブラウザの種類によって正常に動作しない場合があります。¶
8.2.5.49. 画面の縦と横を切り替えると画面レイアウトが崩れる場合があります¶
スマートフォンの画面を表示中に縦と横を切り替えると、画面レイアウトが崩れる場合があります。【例】
- 確認ダイアログ出した状態で縦⇔横を行うと表示位置が中央からずれる
- エラーメッセージを表示すると、表示領域の表示幅が端末を縦⇔横にしたときに表示位置が中心からずれるなど
8.2.5.50. Android 4.x の標準ブラウザを利用する場合、ファイル名に記号を使うとアップロードできない場合があります。¶
Android 4.x の標準ブラウザを利用する場合、以下の記号がファイル名に含まれるとファイルのアップロードに失敗します。#$%&+,;=@[]^`{}回避するには、ファイル名を変更してから、アップロードしてください。
8.2.5.51. スマートフォンでファイルがダウンロードできない場合があります。¶
ファイルのファイル名や内容によって、スマートフォンでそのファイルをダウンロードできない場合があります【例】* 中国語(U+E815()等) をファイル名に持つファイルを IMBox にアップロードし、Android 端末でダウンロードする場合など。
8.2.5.52. 長いテキストと、見えない位置にあるインプット要素に autofocus を指定すると画面レイアウトが崩れます。¶
長いテキストの下に autofocus を指定したインプット要素を配置します。このインプット要素はスクロールしないと見えない位置にします。この状態でページを表示すると、画面レイアウトが崩れます。 これは jQuery Mobile の不具合となります。この問題を回避するには、インプット要素から autofocus 属性を外してください。
8.2.5.53. Android OS 2.3.6の標準ブラウザでプロフィールダイアログの「フォロー中」ボタンをタップするとボタンの文字がくずれます。¶
Android OS 2.3.6の標準ブラウザでプロフィールダイアログの「フォロー中」ボタンをタップするとボタンの文字がくずれます。
8.2.5.54. Android 標準ブラウザではダウンロードファイル名に含まれるマルチバイト文字が化けます。¶
Android 標準ブラウザでは、ダウンロードファイル名に含まれるマルチバイト文字が化けます。これは、Android 標準ブラウザがマルチバイト文字の Content-Disposition に対応していないためです。
8.2.5.55. Android標準ブラウザにおいてポップアップウインドウからポップアップウインドウを開いた場合、ポップアップウインドウ内で表示された一部のエラー画面のボタンが動作しません。¶
親ウインドウ(ウインドウA)からポップアップウインドウ(ウインドウB)を開き、ウインドウBからさらにポップアップウインドウ(ウインドウC)を開いた場合に、ウインドウCでセッションタイムアウトエラーが発生し、「ログイン画面へ」をクリックするとAndroid標準ブラウザでは以下の動作となります。・ウインドウAにログイン画面が表示されます。・ウインドウBが閉じられます。・ウインドウCが表示されたままになります。本来の動作は以下となります。・ウインドウAにログイン画面が表示されます。・ウインドウBが閉じられます。・ウインドウCが閉じられます。この制限の対象となるエラー画面は以下の通りです。・HTTP401エラー画面・セッションタイムアウトエラー画面
タブレット
8.2.5.56. PC用の画面を iPad/iPhone の Safariで表示した際、ブラウザの仕様により制限される機能があります。¶
iPad/iPhone の Safariで PC用の画面を表示した際、ブラウザの仕様により制限される機能があります。
例えば、以下の機能が制限されます。・ドラッグ&ドロップを必要とする操作は利用できません。(例:マイメニュー設定のツリー形式メンテナンス画面)・ダブルタップを必要とする操作は利用できません。(例:IM共通のユーザ検索画面の選択確定処理)・テキストボックスのタップ時、ソフトウェアキーボードが表示されます。・セレクトボックスの選択時、ドラム形式のピッカーが表示されます。・セレクトボックスの選択時、window.alert()、window.confirm()を表示するとsafariがフリーズします。・マウスオーバーの操作は利用できません。(例:ツールチップ)・ファイルのアップロードでファイル名が重複する場合(デフォルトはimage.jpg)、1ファイルしかアップロードされません。・PC版の画面でボタンをタッチ操作すると、mouseover が残ったままになります。そのため、レイアウトも mouseover 時に付与されるクラスが残ったままになります。・ポートレットのタイトル変更ダイアログがキーボードに隠れて編集できない場合があります。この場合、画面のサイズなどを変更することで編集できるようになります。・ ダウンロードしたファイルは、ブラウザ上で表示します。