intra-mart Accel Kaiden! / プログラミングガイド

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クライアントサイド JSPの構成とガジェット間通信

ここでは intra-mart Accel Kaiden! における一般的な構成で作成する場合のJSPの構成と処理すべきガジェット間通信を示します。

マスタメンテナンス機能

JSPの構造

マスタメンテナンス機能は、以下のようにいくつかのガジェット機能で構成されています。

../../../_images/client_mastermainte_structure.png

ノート

上図は、 intra-mart Accel Kaiden! にて標準としているマスタメンテナンスの構成を表しています。
必ずしもこの構成でなくてはならないというわけではありません。

ノート

期間化されないマスタの場合には、「汎用マスタ期間一覧(genericMasterTermList.jsp)」は不要です。

ノート

上記はすべてガジェット化されており、 ガジェット間通信で情報を受け渡しています。

マスタメンテナンス本体で受信可能なガジェット間通信

初期化

イベントキー initialize
イベント発生タイミング 画面ロード時
イベント種類 push
パラメータ
イベント発行元 マスタメンテナンス(masterMaintenance.jsp)
処理すべき内容など 各ガジェットで必要な処理

新規登録画面 表示指示

イベントキー trunsNewEntry
イベント発生タイミング
新規登録ボタンをクリック
イベント種類 push
パラメータ 対象データの主キー(JSON形式)
イベント発行元 マスタメンテナンス(masterMaintenance.jsp)
処理すべき内容など 新規登録画面を表示するため、入力項目の初期化や初期値の設定

更新画面 表示指示

イベントキー trunsRenewEntry
イベント発生タイミング
検索一覧の行をクリック
イベント種類 push
パラメータ 対象データの主キー(JSON形式)
イベント発行元 汎用マスタ一覧(genericMasterList.jsp)
処理すべき内容など 更新画面を表示するため、入力項目の初期化

ノート

データロード指示、更新画面 表示指示の順でイベントが届きます。

データロード指示

イベントキー loadData
イベント発生タイミング
検索一覧の行をクリック
※更新画面 表示指示
イベント種類 push
パラメータ 対象データの主キー(JSON形式)
イベント発行元 マスタメンテナンス(masterMaintenance.jsp)
処理すべき内容など 更新画面を表示するためのデータロード

ノート

データロード指示、更新画面 表示指示の順でイベントが届きます。

表示中データの主キーを要求

イベントキー claimCurrentDataPk
イベント発生タイミング
  • 有効化アイコン押下時
  • 無効化アイコン押下時
  • 削除ボタン押下時
イベント種類 pull
パラメータ
イベント発行元
  • 汎用マスタ期間一覧(genericMasterTermList.jsp)
  • 汎用操作ボタン(genericMasterOperationButton.jsp)
処理すべき内容など 現在表示しているデータの主キーをJSON形式で返却

バリデーションチェック前処理

イベントキー preSingleValidate
イベント内容 登録ボタン/更新ボタン押下時のバリデーションチェック前に発行される汎用イベント
イベント種類 push
パラメータ
イベント発行元 汎用操作ボタン(genericMasterOperationButton.jsp)
処理すべき内容など
各ガジェットで必要な処理
falseを返却すると処理が中止されます。
処理を続行しても良ければ必ずtrueを返却してください。

申請書機能

JSPの構造

申請書機能は、「申請書マスタメンテナンス」の設定内容に応じて、各種ガジェットのJSPがインクルードされます。

../../../_images/client_app_structure.png

ガジェット(JSP)で受信可能なガジェット間通信

画面ロード時

画面ロード時に以下の順序でガジェット間通信が行われます。
初期化
イベントキー initialize
イベント種類 push
パラメータ
  • imwSystemMatterId
  • imwUserDataId
  • searchCriteriaCompany
  • searchCriteriaDate
  • imwAuthUserCode
  • pageType
イベント発行元 申請書 [1]
処理すべき内容など 各ガジェットで必要な処理
事前ワーニング表示
イベントキー showPreWarning
イベント種類 push
パラメータ
  • imwSystemMatterId
  • imwUserDataId
  • searchCriteriaCompany
  • searchCriteriaDate
  • imwAuthUserCode
  • pageType
イベント発行元 申請書 [1]
処理すべき内容など
画面表示時にワーニング表示処理
※この時点ではデータは読み込まれていません
データ読み込み前処理
イベントキー preLoadData
イベント種類 push
パラメータ
  • imwSystemMatterId
  • imwUserDataId
  • searchCriteriaCompany
  • searchCriteriaDate
  • imwAuthUserCode
  • pageType
イベント発行元 申請書 [1]
処理すべき内容など データ読み込み前に必要な処理
データ読み込み
イベントキー loadData
イベント種類 push
パラメータ
  • imwSystemMatterId
  • imwUserDataId
  • searchCriteriaCompany
  • searchCriteriaDate
  • imwAuthUserCode
  • pageType
イベント発行元 申請書 [1]
処理すべき内容など データ読み込みと画面項目への設定など
データ読み込み後処理
イベントキー postLoadData
イベント種類 push
パラメータ
  • imwSystemMatterId
  • imwUserDataId
  • searchCriteriaCompany
  • searchCriteriaDate
  • imwAuthUserCode
  • pageType
イベント発行元 申請書 [1]
処理すべき内容など データ読み込み後に必要な処理

ノート

ガジェット間通信は、「初期化」を全ガジェットに指示したのち、「事前ワーニング表示」を全ガジェットに指示するなど、
全ガジェットの処理が終了してから、次のガジェット間通信が処理されます。

申請書コピー時

申請書コピーボタンが押下され、コピー元の申請書をユーザが選んだら、以下のガジェット間通信が処理されます。
申請書コピー
イベントキー loadData4Copy
イベント種類 push
パラメータ
  • imwSystemMatterId
  • imwUserDataId
  • searchCriteriaCompany
  • searchCriteriaDate
イベント発行元 申請書 [1]
処理すべき内容など コピー元申請書データを読み込み、画面項目にコピー
申請書コピー後処理
イベントキー postLoadData4Copy
イベント種類 push
パラメータ
  • imwSystemMatterId
  • imwUserDataId
  • searchCriteriaCompany
  • searchCriteriaDate
イベント発行元 申請書 [1]
処理すべき内容など 申請書コピー後に必要な処理

脚注

[1](1, 2, 3, 4, 5, 6, 7)
ガジェットJSPをインクルードしている親JSPを指します。

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