IM-BIS for Accel Platform / 業務管理者 操作ガイド

第5版 2014-04-01

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IM-BIS のルート

IM-BIS では、「ルート定義」でタスクや分岐などを線で結びプロセスを定義します。
各タスクには処理対象者を設定し、「どの作業を」「誰が」処理できるのかを定義します。
IM-BIS はルート定義に基づいて、各タスクや分岐条件に処理(画面)を設定したり、プロセスの実行においてはタスクの実行権限や分岐条件などをコントロールします。

BPMのルートで使用できるノードの種類

アイコン 名称 説明
apply 承認/処理
人(処理対象者)が業務処理を行うためのノードです。
業務処理を行うことでプロセスが進みます。
synchronous_start synchronous_end 同期開始・同期終了
同期処理の開始・終了を示すノードです。
同期開始・同期終了は、両方を組み合わせて利用します。
同期開始ノードに処理が到達した場合には、(対になる)同期終了までの後方に設定しているすべてのノードが並行で処理を進めます。
branch_start branch_end 分岐開始・分岐終了
分岐処理の開始・終了を示すノードです。
分岐開始・分岐終了は、両方を組み合わせて利用します。
分岐開始ノードに処理が到達した場合には、フロー定義時に分岐開始ノードに設定した分岐条件に基づいて、条件に合致したノードに処理を進めます。
comment コメント
ルート上にコメントを表示する場合に利用します。
コメント自体は、処理の流れへの影響はありません。
swimlane スイムレーン
ルート上のノードを分類、整理する際に枠線を表示するために利用します。
スイムレーン自体は、処理の流れへの影響はありません。

ワークフローのルートで使用できるノードの種類

アイコン 名称 説明
apply
処理(承認)
指定した処理対象者が、承認・否認・差し戻しなどフローの進行状況を設定することを示すノードです。
dynamic
動的承認
このノードより前のノードの処理時に指定した処理対象者が、承認・否認・差し戻しなどフローの進行状況を設定することを示すノードです。
前のノードの処理時には、動的ノードの削除、復活を行うこともできます。
system
システム
IM-Workflow 外の別のプログラムで案件の処理を行うことを示すノードです。
Webサービスなどの外部プログラムと連携する際に使用します。
check
確認
指定した処理対象者が、タスクの確認を行うことを示すノードです。
接続したノードの処理が終了した時点で、指定した確認対象者は、確認を行うことができます。
synchronous_start synchronous_end
同期開始・同期終了
同期処理の開始・終了を示すノードです。
同期開始・同期終了は、両方を組み合わせて利用します。
同期開始ノードに処理が到達した場合には、(対になる)同期終了までの後方に設定しているすべてのノードが並行で処理を進めます。
branch_start branch_end
分岐開始・分岐終了
分岐処理の開始・終了を示すノードです。
分岐開始・分岐終了は、両方を組み合わせて利用します。
分岐開始ノードに処理が到達した場合には、フロー定義時に分岐開始ノードに設定した分岐条件に基づいて、条件に合致したノードに処理を進めます。
horizontal
横配置
このノードより前のノードの処理者が、連続した動的承認ノードを指定した範囲内で作成することができることを示すノードです。
配置するノード数の範囲はフロー定義で設定することができます。
設定できる範囲のノード数の下限を0に設定した場合、ノードを配置しない(削除する)ことができます。
longitudinal
縦配置
このノードより前のノードの処理者が、並行した動的承認ノードを指定した範囲内で作成することができることを示すノードです。
配置するノード数の範囲はフロー定義で設定することができます。
設定できる範囲のノード数の下限を0に設定した場合、ノードを配置しない(削除する)ことができます。
template
テンプレート置換
申請開始時に、このノードで指定されたテンプレート置換ルートの内容が通常ルート内に展開されることを示すノードです。
展開後には、このノードがテンプレート開始・終了アイコンで定義されたルート定義で表示されます。
tmp_start_end
テンプレート開始
テンプレート置換ルートの開始を示すノードです。
tmp_start_end
テンプレート終了
テンプレート置換ルートの終了を示すノードです。
comment
コメント
ルート上にコメントを表示する場合に利用します。
コメント自体は、処理の流れへの影響はありません。
swimlane
スイムレーン
ルート上のノードを分類、整理する際に枠線を表示するために利用します。
スイムレーン自体は、処理の流れへの影響はありません。

各ノードの設定方法

  • いずれのアイコンも、ルート定義編集のグリッド上にアイコンを配置し、アイコンとアイコンの間をドラッグでリンクした後に個別の設定を行います。
    全てのアイコンの設定を終えたら、「更新」をクリックして保存します。

申請/承認

  • 対象のアイコンをクリックすると、設定の画面が右に表示されます。
  • 処理対象者の「検索」をクリックします。
  • 対象者の種類を選択します。
  • 選択した種類に合わせた検索画面で、対象者を追加します。

同期開始・同期終了

  • 同期の開始アイコン、終了アイコンの間に、同期対象の処理のアイコンを配置してリンクします。

分岐開始・分岐終了

  • 分岐の開始アイコン、終了アイコンの間に、分岐対象の処理のアイコンを配置してリンクします。

コメント

  • グリッド上に配置後、右上の「plus」アイコンから、対象のノードにドラッグして線を引きます。
  • 対象のアイコンをクリックすると、設定の画面が右に表示されます。
  • コメント名に、コメントとして表示したい内容を入力します。
  • 設定の画面以外の箇所をクリックすると、グリッド上のコメントに入力した内容が反映されます。

スイムレーン

  • グリッド上に配置後、四隅のいずれかのポイントをドラッグしてサイズを調整します。
  • グリッド上の「スイムレーン」をクリックすると、設定の画面が右に表示されます。
  • 設定画面の「スイムレーン名」に設定したい名称を入力します。
  • 設定の画面以外の箇所をクリックすると、グリッド上のコメントに入力した内容が反映されます。

特殊な設定が必要なノード

以下のノードを利用する場合には、IM-BIS システム管理者による詳細設定が必要となります。
詳細については、「 IM-Workflow 管理者 操作ガイド」を参照してください。
  • 確認
  • 動的承認
  • システム
  • 横配置
  • 縦配置

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