IM-BIS for Accel Platform / システム管理者 操作ガイド

第5版 2014-04-01

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インポート・エクスポートを行う

ここでは、インポート・エクスポートの実行方法について説明します。

インポート・エクスポートとは

インポート・エクスポートは、他の環境のIM-BISへ定義を移すための機能です。
インポート・エクスポートの対象は、「IM-Workflow に関する定義ファイル」や「アプリケーション情報」、「データソース定義」、「BIS定義」です。

インポート・エクスポートの前提条件

  • IM-BIS で作成したBPM/ワークフローで使用している定義をインポート・エクスポートを実行するためには IM-Workflow 、IM-FormaDesigner のインポート・エクスポート機能も利用するため、実行ユーザに必要な権限を設定してください。
  • IM-BIS のインポート・エクスポート機能は、ローカルからの入出力のみ対応しています。

エクスポートの事前準備

IM-BIS でのエクスポート作業を行う前に事前準備として、対象の確認を行います。
  • エクスポートの対象となるBPM/ワークフローでルール定義を利用した分岐を含む場合、対象のルール定義名とルール定義で使用している画面の項目名を確認します。

エクスポートを実行する

IM-BIS の定義をエクスポートするには、以下の手順で行います。

IM-Workflow に関する定義ファイルをエクスポートする

IM-Workflow のエクスポート機能を利用して、 IM-BIS で作成したBPM/ワークフローに必要な下記の定義をエクスポートします。
  • コンテンツ定義
  • ルート定義
  • フロー定義
  • 案件プロパティ定義
  • ルール定義
  1. 「サイトマップ」→「IM-BIS」→「エクスポート」→「IM-BIS」→「IM-Workflowエクスポート」をクリックします。

  2. 「エクスポート」画面が表示されます。

    ../../_images/imw_export_1.png
  3. 「コンテンツ定義」「ルート定義」「フロー定義」については、以下の手順でエクスポートに必要な情報を設定します。

    • 登録済みのすべての「コンテンツ定義」、「ルート定義」、「フロー定義」をエクスポートする場合

      1. 対象の「エクスポート(全件)」をクリックします。

        ../../_images/imw_export_2.png
    • 「コンテンツ定義」、「ルート定義」、「フロー定義」を選択してエクスポートする場合

      1. 検索をクリックします。

        ../../_images/imw_export_3.png
      2. エクスポートの対象のチェックボックスをオンにして、「決定」をクリックします。
        (検索して絞り込む場合は、エクスポートする対象のBIS名を名称に入力して検索します。)
        ../../_images/imw_export_4.png
  4. 「案件プロパティ定義」は、フロー(BIS定義)のルール定義として利用している項目に対応した案件プロパティをエクスポートする必要があります。
    事前にフロー編集からルール定義の設定内容を確認し、以下の手順でエクスポート対象となる案件プロパティ項目を選択します。
    • 登録済みのすべての「案件プロパティ定義」をエクスポートする場合

      1. 対象の「エクスポート(全件)」をクリックします。

        ../../_images/imw_export_5.png
    • 「案件プロパティ定義」を選択してエクスポートする場合

      1. 検索をクリックします。

        ../../_images/imw_export_6.png
      2. エクスポートの対象のチェックボックスをオンにして、「決定」をクリックします。
        (検索して絞り込む場合は、エクスポートする対象のBPM/ワークフローのルール定義で利用している画面項目を、「キー名」に入力して検索します。)
        ../../_images/imw_export_7.png

    コラム

    ルール定義や、追記設定などで案件プロパティを利用していない場合、この手順は不要です。
  5. 「ルール定義」については、以下の手順でエクスポートに必要な情報を設定します。

    • 登録済みのすべての「ルール定義」をエクスポートする場合

      1. 対象の「エクスポート(全件)」をクリックします。

        ../../_images/imw_export_8.png
    • 「ルール定義」を選択してエクスポートする場合

      1. 検索をクリックします。

        ../../_images/imw_export_9.png
      2. エクスポートの対象のチェックボックスをオンにして、「決定」をクリックします。
        (検索して絞り込む場合は、エクスポートする対象のBPM/ワークフローの画面名(フォーム名)を、「ルール名」に入力して検索します。)
        ../../_images/imw_export_10.png

    コラム

    エクスポートするBPM/ワークフローで分岐にルール定義を利用していない場合、この手順は不要です。
  6. 最後に「エクスポート」をクリックすると、Storage領域にエクスポートファイルを出力します。

    ../../_images/imw_export_11.png

    コラム

    intra-mart Accel Platform (http://ホスト名:ポート番号/コンテキストパス/system/login)にシステム管理者としてログインし、メニューの「ファイル操作」から Storage領域に出力したファイルをダウンロードすることができます。

アプリケーション情報をエクスポートする

IM-FormaDesigner のエクスポート機能を利用して、 IM-BIS で作成したBPM/ワークフローに必要なアプリケーション情報をエクスポートします。
  1. 「サイトマップ」→「IM-BIS」→「システム管理者」→「エクスポート」→「IM-BIS」→「IM-Formaアプリエクスポート」をクリックします。

  2. 「アプリケーション情報エクスポート」画面が表示されます。

    ../../_images/forma_export_1.png
  3. 検索条件をクリックして開き、「アプリケーション名」にエクスポート対象のBIS名を入力して「検索」をクリックします。

    ../../_images/forma_export_2.png
  4. 「エクスポート」をクリックすると、エクスポートファイルを出力します。

    ../../_images/forma_export_3.png

データソース定義をエクスポートする

IM-FormaDesigner のエクスポート機能を利用して、 IM-BIS で作成したBPM/ワークフローに必要なデータソース定義をエクスポートします。
  1. 「サイトマップ」→「IM-BIS」→「エクスポート」→「データソース定義」→「データソース定義エクスポート」をクリックします。

  2. 「データソース情報エクスポート」画面が表示されます。

    ../../_images/forma_export_5.png
  3. 「エクスポート実行」をクリックすると、エクスポートファイルを出力します。

    ../../_images/forma_export_6.png

IM-BIS の定義をエクスポートする

IM-BIS の定義をエクスポートします。
  1. 「サイトマップ」→「IM-BIS」→「エクスポート」→「IM-BIS」→「IM-BISエクスポート」をクリックします。

  2. 「BISエクスポート」画面が表示されます。

    ../../_images/bis_export_1.png
  3. 一覧の表示を絞り込む場合には、「BIS作成種類」、「BIS名」、「BIS ID」、説明のいずれかを検索条件に指定し、「検索」をクリックします。

    ../../_images/bis_export_2.png
  4. 「エクスポート」をクリックすると、エクスポートファイルをローカルに出力します。

    ../../_images/bis_export_3.png

注意

BIS定義のサイズが合計4GB以上の状態でエクスポートを行った場合に、システムエラーが発生する可能性があります。
また、「設計文書管理」を利用してサイズの大きいファイルを添付する場合は、ダウンロードに時間がかかりますのでご注意ください。

インポートを実行する

IM-BIS の定義をインポートするには、以下の手順で行います。

IM-Workflow に関する定義ファイルをインポートする

IM-Workflow のインポート機能を利用して、 IM-BIS で作成したBPM/ワークフローに必要な下記の定義をインポートします。
  • コンテンツ定義
  • ルート定義
  • フロー定義
  • 案件プロパティ定義
  • ルール定義
  1. インポートを行う環境のStorage領域にエクスポートしたファイルを格納しておきます。
    Storageのパスは、デフォルトの場合、「パブリックストレージ([%STORAGE_80%]/public/storage/im_workflow/data/default/import_export)」です。
  2. 「サイトマップ」→「IM-BIS」→「インポート」→「IM-BIS」→「IM-Workflowインポート」をクリックします。

  3. 「インポート」画面が表示されます。

    ../../_images/imw_import_1.png
  4. インポート対象のファイルのチェックボックスをオンにし、「データ選択へ」をクリックします。

    ../../_images/imw_import_2.png
  5. インポート対象のチェックボックスをオンにして選択します。

    ../../_images/imw_import_3.png
  6. 「インポート」をクリックしてインポートを実行します。

    ../../_images/imw_import_4.png

アプリケーション情報をインポートする

IM-FormaDesigner のエクスポート機能を利用して、 IM-BIS で作成したBPM/ワークフローに必要なアプリケーション情報をインポートします。
  1. 「サイトマップ」→「IM-BIS」→「インポート」→「IM-BIS」→「IM-Formaインポート」をクリックします。

  2. 「アプリケーション情報インポート」画面が表示されます。

    ../../_images/forma_import_1.png
  3. 「インポートファイル」にインポートするファイルの情報を設定します。

    ../../_images/forma_import_2.png
  4. 「インポート実行」をクリックすると、インポートを実行します。

    ../../_images/forma_import_3.png

データソース定義をインポートする

IM-FormaDesigner のエクスポート機能を利用して、 IM-BIS で作成したBPM/ワークフローに必要なデータソース定義をインポートします。
  1. 「サイトマップ」→「IM-BIS」→「エクスポート」→「データソース定義」→「データソース定義インポート」をクリックします。

  2. 「データソース情報インポート」画面が表示されます。

    ../../_images/forma_import_4.png
  3. 「インポートファイル」にインポートするファイルの情報を設定します。

    ../../_images/forma_import_5.png
  4. 「インポート実行」をクリックすると、インポートを実行します。

    ../../_images/forma_import_6.png

IM-BIS の定義をインポートする

IM-BIS の定義をインポートします。
  1. 「サイトマップ」→「IM-BIS」→「インポート」→「IM-BIS」→「IM-BISインポート」をクリックします。

  2. 「BISインポート」画面が表示されます。

    ../../_images/bis_import_1.png
  3. 「インポートファイル」にインポートするファイルの情報を設定します。

    ../../_images/bis_import_2.png
  4. 「インポート実行」をクリックすると、インポートを実行します。

    ../../_images/bis_import_3.png

コラム

「管理グループ」のインポート・エクスポートを行う場合には、 IM-Workflow 、 TableMaintenance のインポート・エクスポートをご利用ください。
  • IM-Workflow では、インポート・エクスポートで「管理グループ」に IM-BIS で使用している管理グループを含めてください。

  • TableMaintenance では、以下のテーブルを対象にインポート・エクスポートを実行してください。

    • imbis_m_administration_group
    • imbis_m_administration_plugin
    • imbis_m_administration_target
    • imbis_m_admin_relation

コラム

「一覧表示パターン」、「採番ルール定義」のインポート・エクスポートを行う場合には、 TableMaintenance のインポート・エクスポートをご利用ください。
  • 「一覧表示パターン」については、以下のテーブルを対象にインポート・エクスポートを実行してください。

    • imbis_m_list_pattern
    • imbis_m_selected_column_list
    • imbis_m_column
  • 「採番ルール定義」については、以下のテーブルを対象にインポート・エクスポートを実行してください。

    • imfr_m_auto_no
    • imfr_m_auto_no_company
    • imfr_m_auto_no_locale

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