Solaris/Linux 版のインストール¶
配布アーカイブファイルの展開
展開するアーカイブファイルは、 sso/wrapper/bin ディレクトリ内にあります。以下のコマンド例により、インストール先のディレクトリにファイルを展開してください。% gunzip -c wrapperd450_xxx.tar.gz | tar xvf -SSO ディレクトリが作成され、ファイルが展開されます。※ コマンド例で示した、ファイル名の「xxx」の部分は、各プラットフォームよって異なります。ご利用の環境にあわせて変更してください。注意
既に存在するファイルは上書きされてしまいますので、バージョンアップインストールの場合は、事前に設定ファイル等を退避させてください。ファイルオーナー、パーミッションの変更
Webラッパー 管理ツールから Webラッパー の「起動/停止」が行えるように設定します。以下のコマンドを実行してください。# chown root SSO/wrapperd/wrapperd # chmod 755 SSO/wrapperd/wrapperdディレクトリオーナーの変更
Webラッパー は通常 nobody で実行されます。インストール先ディレクトリの所有者をnobodyに変更します。適切な所有者が設定されないと、ログファイルを書き込めないため、Webラッパー は起動に失敗します。以下のコマンドを実行してください。# chown nobody:nobody SSO/wrapperdWebラッパー 管理ツールの設定
付属のツールを使用して、Webラッパー 管理ツールの設定を行います。% SSO/wrapadmin/makeconfコラム
SSO/wrapadmin/makeconf 及び SSO/rc/wrapperd ファイルについて、必要に応じてファイル内にある INSTDIR= 以降に Webラッパー をインストールしたディレクトリを指定してください。(デフォルトでは /opt/SSO)次の質問に対して、適切な値を設定してください。
Webラッパー 管理ツールが使用するポート番号
システム設定アカウント
システム設定アカウントのパスワード
Webラッパー 管理ツールへのアクセス可能端末名
名前解決が可能なホスト名、IPアドレス、ネットワークアドレスによる指定が可能です。例: localhost,mypc,192.168.0.1(ローカルホスト、mypc という名前の端末、192.168.0.1 の IP アドレスを持つ端末から、接続を許可します。)