IM-SecureSignOn for Accel Platform セットアップガイド

«  Windows 版のインストール   ::   コンテンツ   ::   intra-mart Accel Platform ユーザ認証モジュールの設定  »

Solaris/Linux 版のインストール

  1. 配布アーカイブファイルの展開

    展開するアーカイブファイルは、 sso/wrapper/bin ディレクトリ内にあります。
    以下のコマンド例により、インストール先のディレクトリにファイルを展開してください。
    % gunzip -c wrapperd450_xxx.tar.gz | tar xvf -
    
    SSO ディレクトリが作成され、ファイルが展開されます。
    ※ コマンド例で示した、ファイル名の「xxx」の部分は、各プラットフォームよって異なります。
    ご利用の環境にあわせて変更してください。

    注意

    既に存在するファイルは上書きされてしまいますので、バージョンアップインストールの場合は、事前に設定ファイル等を退避させてください。
  2. ファイルオーナー、パーミッションの変更

    Webラッパー 管理ツールから Webラッパー の「起動/停止」が行えるように設定します。
    以下のコマンドを実行してください。
    # chown root SSO/wrapperd/wrapperd
    # chmod 755 SSO/wrapperd/wrapperd
    
  3. ディレクトリオーナーの変更

    Webラッパー は通常 nobody で実行されます。
    インストール先ディレクトリの所有者をnobodyに変更します。
    適切な所有者が設定されないと、ログファイルを書き込めないため、Webラッパー は起動に失敗します。
    以下のコマンドを実行してください。
    # chown nobody:nobody SSO/wrapperd
    
  4. Webラッパー 管理ツールの設定

    付属のツールを使用して、Webラッパー 管理ツールの設定を行います。
    % SSO/wrapadmin/makeconf
    

    コラム

    SSO/wrapadmin/makeconf 及び SSO/rc/wrapperd ファイルについて、必要に応じてファイル内にある INSTDIR= 以降に Webラッパー をインストールしたディレクトリを指定してください。(デフォルトでは /opt/SSO)
    次の質問に対して、適切な値を設定してください。
    1. Webラッパー 管理ツールが使用するポート番号

    2. システム設定アカウント

    3. システム設定アカウントのパスワード

    4. Webラッパー 管理ツールへのアクセス可能端末名

      名前解決が可能なホスト名、IPアドレス、ネットワークアドレスによる指定が可能です。
      例: localhost,mypc,192.168.0.1
      (ローカルホスト、mypc という名前の端末、192.168.0.1 の IP アドレスを持つ端末から、接続を許可します。)

«  Windows 版のインストール   ::   コンテンツ   ::   intra-mart Accel Platform ユーザ認証モジュールの設定  »