Database のインストールと設定¶
項目
Database のインストール¶
intra-mart Accel Platform は、データベースが必要となります。ご利用になる Database をインストールしてください。インストールの詳細は各製品元のドキュメントを参照してください。本書では、PostgreSQL (Windows版)を一例として説明します。コラム
Database のエンコーディングは、UTF-8 で作成する必要があります。
コラム
Database に対してデータの登録・更新・削除を行う権限に加え、テーブルやVIEWを作成する権限も必要となります。具体的な設定方法については、各データベースベンダから提供されているドキュメントを参照してください。コラム
複数テナントを構築する場合、接続先のDatabaseはインスタンス単位で分ける事を推奨します。
各 Database 作成時の注意点¶
Oracle Database 11g Release 2 / Oracle Database 12c Release 1¶
intra-mart Accel Platform を利用するには、最低限「CONNECT」・「RESOURCE」・「CREATE VIEW」・「UNLIMITED TABLESPACE」権限が付与されている必要があります。その他利用するアプリケーション、エクステンションシリーズによって必要な権限があります。詳細については、各製品のリリースノートおよび、セットアップガイドを参照してください。
Microsoft SQL Server 2008 R2 / Microsoft SQL Server 2012¶
作成するデータベースの既定の照合順序は、 Database をインストールしたプラットフォーム(OS)のコントロールパネル- [地域と言語のオプション] - [詳細設定] タブで Windows システム ロケール名を確認します。既存の Windowsロケールでの照合順序設定に対応する照合順序指定子を指定します。各Windows 照合順序は大文字小文字、アクセント、文字幅、かなの区別を定義する一連のサフィックスとして組み合わせることが可能となります。運用される環境において、サフィックスの組み合わせを設定する必要があります。コラム
intra-mart Accel Platform では、大文字・小文字を区別する設定でデータベースを作成することを推奨します。推奨する設定値「Japanese_90_CS_AS_KS_WS」コラム
IM-Workflowを利用する場合、「テーブル スキャンによるロック待ち」 が発生する可能性があります。ロック待ちを回避するための方法のひとつとして「READ_COMMITTED_SNAPSHOT」の利用が挙げられます。利用の是非を検討のうえ、必要に応じて利用してください。※ 「テーブル スキャンによるロック待ち」ならびに 「READ_COMMITTED_SNAPSHOT」については、詳しくは Microsoft SQL Server のドキュメントを参照してください。[ READ_COMMITTED_SNAPSHOT の利用方法 ]利用するには、以下のようにデータベースに対して READ_COMMITTED_SNAPSHOT を ON に設定する必要があります。
- ALTER DATABASE {data_base_name} SET READ_COMMITTED_SNAPSHOT ON;
※ データベースへの接続コネクションがすべて終了している状態で実行してください。
IBM DB2 9.7 FixPack5 / IBM DB2 10.1 FixPack2¶
データベース作成時、「デフォルトのバッファー・プールと表スペースのページ・サイズ」に「32k」を設定する必要があります。
PostgreSQL の構築例¶
PostgreSQL のインストール¶
PostgreSQL は次のURLよりダウンロードできます。環境に適したものをダウンロード後、インストールを行ってください。
データベースとログインロールの作成¶
pgAdmin ツールを起動します。
ログインロールの作成
「オブジェクトブラウザ」から、「ログインロール」を右クリック、「新しいログインロール」をクリックします。
サブウィンドウが表示されます。
次の項目を入力し「OK」をクリックします。
プロパティタブ 「ロール名」(任意) 定義タブ 「パスワード」(任意)コラム
本書では、例として次の内容を指定します。
ロール名「imart」
パスワード「imart」
データベースの作成