Apache Cassandra ( IMBox を利用する場合)¶
IMBox で利用する Apache Cassandra の設定を行います。
設定ファイルと内容¶
IMBox を利用するためには、Apache Cassandra との接続設定を行う必要があります。
- Cassandraサーバ接続設定(cassandra-config.xml)
設定ファイルの内容と設定方法¶
Cassandraサーバ接続設定(cassandra-config.xml)¶
設定内容
次の内容に関する設定情報を保持します。
- Cassandraサーバのクラスタ名を指定します。
- レプリカ数に分散構成とするクラスタ内部のデータのレプリカ数を指定します。
- Cassandraサーバのキースペース(通常は テナント idを設定)を指定します。
- Cassandraへの接続における認証情報を指定します。
- Cassandraが稼働しているサーバのIPアドレスとポート番号を指定します。
設定方法
次は標準で用意されているcassandra-config.xmlの一部です。
<cluster-name>Test Cluster</cluster-name> <replication-factor>1</replication-factor> <keyspace>default</keyspace> <authentication enabled="false"> <username>admin</username> <password>admin_pwd</password> </authentication> <hosts> <host>127.0.0.1:9160</host> </hosts>
Cassandraサーバのクラスタ名の設定
<cluster-name>にCassandraサーバのクラスタ名を設定します。初期値に設定してある “Test Cluster” はCassandraの設定ファイル(cassandra.yaml)の初期値となっているため、Cassandraサーバが複数存在する場合、クラスタ名が同じ場合にクラスタが組まれてしまう場合があるため、新規に intra-mart Accel Platform を構築する場合、初期値を変更することを推奨します。クラスタ内部のデータのレプリカ数の設定
<replication-factor>に分散構成とするクラスタ内部のデータのレプリカ数を指定します。レプリカ数の設定は、「IMBox cassandra管理者ガイド Cassandra のクラスタ構築 」を参照してください。Cassandraサーバのキースペースの設定
<keyspace>にCassandraサーバのキースペースを設定します。新規に intra-mart Accel Platform を構築する場合は、初期値の “default” のままで問題ありません。複数の intra-mart Accel Platform から同じ Cassandraクラスタを利用する場合は、 intra-mart Accel Platform のテナント毎に異なるキースペースを指定してください。Cassandraへの接続における認証情報の設定
<authentication><username>に接続ユーザ名を設定します。<authentication><password>に接続ユーザ名に対応するパスワードを設定します。認証情報の設定は、<authentication>の enabled属性の値に “true” を設定した場合のみ有効となります。また、Cassandraに接続認証の設定を行う必要があります。Cassandraが稼働しているサーバのIPアドレスとポート番号の設定
<hosts><host>にCassandraが稼働しているサーバのIPアドレスとポート番号を設定します。分散構成で複数のCassandraが稼働している場合、すべてのCassandraサーバのIPアドレスとポート番号を設定してください。