認証機能¶
認証確認対象の画面には、IFRAME 内に表示する前提の画面のURLは設定できません。¶
認証確認対象の画面には、IFRAME 内に表示する前提の画面のURLは設定しないでください。IFRAME 内に表示する前提の画面のURLを、認証確認対象の画面とした場合、IFRAME 内に認証確認画面が表示されます。その後認証確認に成功すれば正常に画面が表示されますが、失敗した場合エラー画面はWindow全体に表示されるため、IFRAME が削除されてしまいます。そのためその後の認証確認に成功しても、ヘッダの無いテーマの画面となります。
処理完了のメッセージが表示される前に、認証確認画面が表示される場合があります。¶
「シェアードデータベース設定」を例にして説明します。認証確認が再度必要になる時間を、「5分」に設定していたとします。以下のような処理・画面遷移を行った際、1. から 4. の間に5分経過していた場合、4の時点で、再度、認証確認が表示されます。
- 「シェアードデータベース一覧」画面から[新規登録]を押下。
- 「シェアードデータベース登録」画面に遷移。
- 「シェアードデータベース登録」画面で、情報を入力し、[登録]を押下。
- 「シェアードデータベース一覧」画面に遷移し、処理成功のダイアログが表示される。
ユーザの視点(=画面上に表示されている情報だけ)では、処理成功のダイアログが表示されていない為、まだ処理が終わっていないことになります。処理が終わっていないにも関わらず、認証確認画面が表示されるのは正しくありません。ただし、処理の失敗や情報の欠落等は発生しないので、運用上の問題となることはありません。
ログイン画面で暫く放置するとログインが行なえなくなります。¶
ログイン画面を開いた後にセッションがタイムアウトになると必ずログインに失敗します。認証処理では、ログイン画面でセッションに格納されたセキュアトークンの整合性をチェックしています。セッションがタイムアウトになるとセキュアトークンが見つからないためにこの現象が発生します。上記の場合、下記の回避策があります。上記現象が発生した場合は、再度ログイン画面を表示してください。
パスワード期限切れ変更画面に直接アクセスした場合、不適切なメッセージが表示されます。¶
ログインユーザが以下のURLに直接アクセスした場合、パスワード期限切れ変更画面が表示されます。
- http://<HOST>:<PORT>/<CONTEXT_PATH>/user/password/expire
パスワードを入力して「変更」ボタンをクリックした場合、正常にパスワードの変更が行われます。また、この画面にアクセスした時点でログアウト状態となります。ただし、画面上に以下のメッセージが表示されていますが、実際には有効期限は切れていません。
- 「パスワードの有効期限が切れています。」
- 「初回ログインです。」(初回ログインの場合)
SSO(SingleSignOn)環境での注意点があります。¶
intra-mart Accel Platform が SSO環境で運用している場合intra-mart Accel Platform のログイン画面を経由したログインはサポートしません。ログイン画面は表示されますが、ログイン画面からログインしたユーザにかかわらず、SS0で指定されたユーザで自動ログインします。なお、SSO環境では、任意のURLに対して、自動ログインを行いますので、ログイン画面を利用する必要はありません。
画面アクセス時にInvalidClassExceptionエラーが発生する場合があります。¶
2012 Winter 以前の war を運用し、かつセッションフェイルオーバー等でセッションが永続化されている状態で、war を 2013 Spring 以上のバージョンに更新後画面表示を行うと、下記のエラーが発生します。java.io.InvalidClassException: jp.co.intra_mart.system.security.certification.sso.SSOContextCachingStrategyAdapterImpl; local class incompatible: stream classdesc serialVersionUID = 539561492263087033, local class serialVersionUID = -6392005577997211593一度セッションタイムアウトやログアウト等によりセッションを再作成することにより、回避することができます。