定義済みアクセスコンテキスト¶
intra-mart Accel Platform ではあらかじめいくつかの種別のアクセスコンテキストが定義されています。以下で、それぞれのアクセスコンテキストについて説明します。
アカウントコンテキスト¶
アクセスしたアカウントに関する情報を保持するアクセスコンテキストです。システムの基本情報を保持し、認証状況やユーザコードなどを取得できます。intra-mart Accel Platform 上で常に利用可能です。
その他のコンテキスト¶
クライアントコンテキスト¶
アクセスしたクライアントに関する情報を保持するアクセスコンテキストです。アクセスしたクライアント情報をクライアントタイプIDとして取得できます。Web実行環境で利用可能です。PCでアクセスした場合は、クライアントタイプID「pc」が取得できますが、スマートフォンでアクセスした場合は、クライアントタイプID「sp」が取得できます。
ユーザコンテキスト¶
ユーザ名や組織情報など、IM共通マスタで保有するユーザプロファイル情報を保持するアクセスコンテキストです。Web実行環境で利用可能です。現在ユーザが選択している所属組織情報が取得できます。一時的に所属組織を切り替えた場合、切り替えた所属組織情報が取得できます。
ジョブスケジューラコンテキスト¶
ジョブスケジューラによるジョブ実行時に生成され、ジョブやジョブスケジューラに関する情報を保持するアクセスコンテキストです。ジョブ実行環境で利用可能です。「ジョブ設定画面」で設定された情報や実行パラメータが取得できます。
認可サブジェクトコンテキスト¶
認可を実行するためのサブジェクト情報を保持するアクセスコンテキストです。システムで利用するためのアクセスコンテキストであり、ユーザが直接利用することはありません。