IM-BIS for Accel Platform 2013 Winter / リリースノート

初版 2014-01-01

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IM-BIS for Accel Platform 2013 Summer からの変更点

機能

BIS定義作成機能

  • IM-BIS フローのBIS作成種類「BPM」にて、動的承認ノードが設定できるようになりました。
  • 「データマッパー」画面でデータソース定義やフォームの変更チェックを行い、ユーザに注意を促すよう改善しました。
  • アイテムのcaptionのラベル幅が足りない場合に、ラベルを折り返すか、折り返さないかを指定できるようにしました。
  • カラーピッカーを使用している箇所で、カラーコードの脇にサンプル色を表示するようにしました。
  • データマッパー用の関数「and」「or」において3つ以上の条件を受け渡せるようにしました。
  • 画面アイテム「インラインフレーム」の機能強化を行い、インラインフレームを最大化表示できるようにしました。
  • 画面アイテム「グリッドテーブル」で、以下の機能強化を行いました。
    • 行の挿入、コピー&ペースト、実行時の列表示・非表示切り替え機能などを追加しました。(入力・確認作業効率化)
    • ヘッダーやフィールドのスタイル設定や、行背景色の縞模様設定を追加しました。(視認性強化)
    • 列タイプ「イメージ」の外部連携イベント設定や、HTMLタグを含む表示用「カスタム」フィールドを追加しました。(外部連携強化)
  • 外部連携機能を利用してファイルを入出力する画面アイテム(インポート、エクスポート)を追加しました。

BPM/ワークフロー管理機能

  • データソースに新しい種別(CSVインポート、CSVエクスポート)を追加しました。

システム要件

  • サーバ要件

    • Resin のバージョンを 4.0.37 に変更しました。
    • Oracle Database 12c Release 1 を追加しました。
    • PostgreSQL 9.3 を追加しました。

  • クライアント要件

    • Windows 7 SP1の対応ブラウザに、 Internet Explorer 8と Google Chrome 31を追加しました。

制限事項

  • 追加された制限事項

    • IM-BIS と IM-FormaDesigner 単体のアプリ開発を併用した運用を想定されている場合は、2013 Summer以前の環境からエクスポートしたBIS定義をインポートしないでください。
    • 表示倍率に100%以外を指定すると一部環境でレイアウトが崩れることがあります。
    • 画面アイテム「インラインフレーム」内に表示するコンテンツによっては、動作やスタイルが崩れるといったことがあります。
    • IM-BIS の「履歴参照」画面のBAM情報はフローのアイコンをクリックする操作で確認することができません。
    • 画面アイテム「グリッドテーブル」でTABキーを押すと、入力列を左から右、上から下の順にカーソルが遷移しない場合があります。
    • IM-BIS で設定した管理グループの更新時に、削除している管理対象が表示される場合があります。
    • 画面アイテム「グリッドテーブル」で、列固定時にイメージをクリックすると、固定列がずれる場合があります。
    • 権限代理機能の代理期間終了日当日は、権限は無効の扱いとなります。
    • 画面アイテム「グリッドテーブル」で、列固定利用時に、入力可能であると表示が崩れる場合があります。
    • 画面アイテム「グリッドテーブル」で、スマートフォン(タブレット含む)では、列固定の表示が崩れる場合があります。
    • 画面アイテム「グリッドテーブル」で、特定のスマートフォンでは、スクロール移動ができない場合があります。
    • 画面アイテム「リストボックス」で、特定のブラウザでは、正しく選択できません。
    • 画面アイテム「グリッドテーブル」で、スマートフォン(タブレット含む)では、右クリックによる機能が利用できません。
    • 画面アイテム「グリッドテーブル」にHTML特殊文字を入力すると正しく表示されません。
    • 実行画面で画面アイテム「グリッドテーブル」の列タイプ「隠しパラメータ」利用時、更新処理が行えない場合があります。
    • 画面アイテム「ボタン(BPM登録)」の2つのボタンで挙動に差異がある場合があります。
    • スマートフォン(タブレット含む)ではスクロールバーが表示できません。
    • 画面アイテム「明細テーブル」の一覧選択に日付型またはタイムスタンプ型を設定し、 IM-BIS の外部連携でマッピングした場合、外部連携実行時にエラーが発生します。
    • 画面アイテム「リストボックス」の表示が特定のブラウザに依存した表示になります。
    • 外部連携の動作に支障をきたさないために、ファイルエンコーディングをUTF-8で指定する必要があります。
  • 変更された制限事項

    • IM-BIS で作成したフローのノードでは、IM-Workflow のルート定義機能で設定する必要があります。
    • 特定のスマートフォンからのアプリケーションの実行時に、画面アイテム「グリッドテーブル」のアイコンをクリックすることができません。
  • 解除された制限事項

    • 一部の画面アイテムは、表示タイプを「参照」に設定している場合には、外部連携から値を反映することはできません。
    • 画面アイテム「リストボックス」を外部連携のリクエストにマッピングすると、値の受け渡しが行われない場合があります。
    • Internet Explorer 8/9で、外部連携を設定した画面アイテム「グリッドテーブル」でEnterを押下しても外部連携処理が実行されません。
    • 外部連携で画面アイテム「期間」の終了日のみをマッピングした場合、正しく返却された値が表示されません。
    • 画面アイテム「明細テーブル」にイベント設定で外部連携を設定する場合には、設定できる動作に制限があります。

IM-BIS 2013 Spring以前のバージョンから IM-BIS 2013 Winterにアップグレードする際の注意事項

データソース定義のメニュー設定

  • IM-BIS 2013 Summerよりデータソース定義関連の管理画面が一本化されました。
    そのため、テナント環境セットアップ後のメニューにデータソース定義として、「Webサービス」、「テナントDBクエリ」「シェアードDBクエリ」が表示されている場合には、「テナント管理」 - 「メニュー」より旧メニューを削除してください。
    該当メニューに対して、個別に認可設定を変更していた場合は再設定してください。

    コラム

    この設定作業は IM-FormaDesigner の配下のメニューに対して行う必要はありませんので、ご注意ください。

IM-BIS 2013 Springで作成したフローで「動的承認」、「縦配置」、「横配置」を設定している場合の対応

  • IM-BIS 2013 Springで作成したフローで「動的承認」、「縦配置」、「横配置」を設定しており、カスタマイズで(申請や承認と異なる)個別の画面を作成している場合には、 IM-BIS 2013 Summer以降にアップデート後に再度 IM-BIS のフロー編集から設定を行うようにしてください。

IM-BIS 2013 Spring以前の環境で作成したテナントDBクエリ、シェアードDBクエリの扱いについて

  • IM-BIS 2013 Spring以前の環境で作成したテナントDBクエリ、シェアードDBクエリを IM-BIS 2013 Summer以降の環境にインポートして利用する場合には、インポート後に「データソース定義」画面から更新を実行してください。
    (クエリ詳細画面を表示し、「更新」をクリックすることで更新できます。)
    なお、この対応は環境をモジュールアップデートで更新し、テナント環境セットアップを再度実行した場合には必要ありません。

IM-BIS 2013 Spring以前の環境で作成したフローでSOAPの外部連携を設定している場合の対応

  • IM-BIS 2013 Spring以前の環境で作成したフローでSOAPの外部連携を設定している場合には、 IM-BIS 2013 Summer以降にアップグレード後に再度設定を行ってください。
    IM-BIS 2013 Summerでは、SOAPの外部連携に対し、サポートできる範囲をこれまで以上に広げていくために、新たな実行エンジンに切り替えました。
    これにより、定義情報に大幅な変更が行なわれたため、再設定が必要になります。
    再設定として、以下の操作を実行する必要があります。
    • 設定しているSOAPのデータソース定義がある場合には、データソース定義の編集画面を表示し、WSDLの再読み込みを行って更新します。
    • フローについては、データマッパーのマッピング設定を再設定します。
    なお、再設定しない状態でフローを実行すると、外部連携が正常に動作せずにエラーが発生しますので、ご注意ください。

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