• IISを稼働させるOSには「.NET Framework 4.0」以上が必要です。

  製品元が公開しているシステム要件に応じてセットアップを行ってください。

  セットアップ方法については製品元が公開しているドキュメントを参照してください。

• 製品元のマニュアルを参照してください。

コラム

サーバマネージャーの役割の追加より次の「役割サービス」をインストールする必要があります。

詳細は Internet Information Services 7.5（IIS） のマニュアルを参照してください。

.NET拡張性

ASP

ASP.NET

ISAPI拡張

ISAPIフィルター

設定の詳細は下記を参照してください。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc731252(v=ws.10).aspx

• Resin へ接続するための設定を行います。

  1. 次のディレクトリに「bin」ディレクトリを作成します。

     「C:/inetpub/wwwroot」

  2. Resin /win32ディレクトリの中にある＜Resin.IIS.Handler.dll＞ファイルを次のディレクトリにコピーします。

     「C:/inetpub/wwwroot/bin」

  3. 製品メディア内の「Products/tools/iAP/Resin/resin-pro-4.0.35/web.config」ファイルを開いて編集します。

     • 接続先となる Resin のIPアドレス、Resin内部で利用するポート番号（デフォルト値は”6800”）を設定します。
     • アップロードのファイルサイズの制限を変更する場合には、maxRequestLength、maxAllowedContentLength属性の設定を変更してください。（ここの例では100MB）
     • 大容量のファイルを許可する場合は、executionTimeoutの値を長めに変更してください。

     編集後、「C:/inetpub/wwwroot」ディレクトリに配置します。

     <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
     <configuration>
       <system.web>
         <httpRuntime executionTimeout="1200" maxRequestLength="102400" requestPathInvalidCharacters="" />
         <customErrors mode="Off"/>
       </system.web>
       <system.webServer>
         <security>
           <requestFiltering>
             <requestLimits maxAllowedContentLength="104857600"/>
           </requestFiltering>
         </security>
         <handlers>
           <add name="ResinHandlerFactory" path="*" verb="*"
                 type="Caucho.IIS.ResinHandlerFactory" preCondition="integratedMode" />
         </handlers>
         <httpErrors errorMode="Detailed" />
       </system.webServer>
       <appSettings>
         <add key="resin.servers" value="127.0.0.1:6800 127.0.0.2:6800 127.0.0.1:6801 127.0.0.2:6802"/>
         <add key="resin.log-level" value="Information" />
         <add key="resin.socket-timeout" value="1200s" />
       </appSettings>
     </configuration>
     

     注意

     web.config ファイルは im-Juggling 上では編集できません。

     参考となる設定ファイルは、製品メディアイメージ/tools/iAP/Resin/Resin4.0.35/web.config ファイルを参照してください。

  4. IISの管理画面より仮想ディレクトリを作成します。

     コラム

     本書では、例として次の内容を指定します。

     仮想ディレクトリ名を「imart」とします。

  5. 上記で作成した仮想ディレクトリ「imart」を選択し、機能ビューにて [エラーページ] を選択します。

  6. 右側ペインにて [機能設定の編集] メニューを選択し、

     エラーページ設定の編集ウィンドウにて、[詳細なエラー]をチェックし、[OK]ボタンをクリックします。

  7. Resin を起動します。

  8. Internet Information Services 7.5（IIS） を再起動します。

  9. 確認

  ブラウザより http://<IISのIPアドレス>:<IISのポート番号>/caucho-status でアクセスし

  Resin のステータス画面が表示されたら設定は完了です。