intra-mart Accel Platform 2013 Spring(Climbing) / リリースノート

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IM-Workflow

システムロケールの追加を行った場合に制約があります。

  • ロケールの変更後そのまま運用を再開すると、マスタデータ・トランザクションデータともに不整合が発生します。
    ロケール変更後、案件を承認しようとしても正常に処理が行われず、データが壊れる可能性があります。

    ロケールを追加した場合に限り、次の対応でリカバリする事ができます(ロケールの削除は対象外です)。
    • マスタデータについては、追加したロケール分のデータを準備する必要があります。

    • 変更前に申請したトランザクションデータについては、追加前のユーザロケールに切り替えて操作を行なってください。
      ロケール追加後に申請したデータについてはどのユーザロケールでも操作は可能です。

システムロケール毎にマスタデータが必要です。

  • IM-Workflowでは、システムロケール毎にマスタデータが必要となります。
    システムで3言語(日本語・英語・中国語(簡体字))が利用可能な状態に対して、
    IM-Workflowのマスタデータが日本語のみとして運用する事はできません。

URLの直接指定は動作保障しません。

  • スマートフォンのブラウザのURLとして直接指定したり表示されているURLを再読込み(リフレッシュ)したりする動作は保証しません。
    ボタンがタップできなくなることや予期しない動作がする可能性があります。

spWorkflowOpenPage タグを使用する場合 data-role=”page” を指定した要素内に配置する必要があります。

  • <imart type=”spWorkflowOpenPage”> タグは、data-role=”page” を指定した要素内に配置してください。
    また、要素には ID 属性を指定してください。

    処理画面で[戻る]ボタンを押した際に、該当要素の ID を取得・指定して画面遷移を行います。
    <imart type=”spWorkflowOpenPage”> タグが data-role=”page” を指定した要素内に無い、または、該当要素に ID 属性が無い場合、処理画面から[戻る]ボタンで画面遷移できません。

ユーザコンテンツ画面IDに制限があります。

  • IM-Workflow スマートフォンの処理画面では、Ajax を利用した画面遷移を行なっています。
    そのため、IM-Workflow スマートフォン の処理画面と連携する、ユーザコンテンツ画面などでは、ページの ID 属性が重複しないように注意する必要があります。

    以下に、IM-Workflow スマートフォン の処理画面で定義している ID 属性の値を示します。
    • apply
    • temporary_save
    • approve
    • reapply
    • unapply
    • confirm
    • node_config_single
    • node_config_multi
    • department_config
    • department_and_post_config
    • post_config
    • public_group_config
    • user_config
    • apply_list_search
    • process_list_search
    • confirm_actv_list_search
    • confirm_cpl_list_search
    • transfer

ワークフローのマスタ設定に応じて Storage 領域のサイジングが必要です。

  • IM-Workflowでは、 Database 、Storage にデータを保存します。
    そのため、データ数の増加により Storage のサーバリソースも必要と致します。
    ※Storage に保存されるデータは“ノード数“および”アクション数“に比例し増加します。
    下記の例を参考に、Storage 領域のサイジングを行ってください。
    
    * ノード数 : 5個([開始]→[申請]→[承認]→[承認]→[承認]→[承認]→[終了])
    * アクション数 :  5回の場合 ⇒ 200KB
    * アクション数 : 10回の場合 ⇒ 360KB
    
    * ノード数 : 10個([開始]→[申請]→[承認]→[承認]→・・・・・→[承認]→[承認]→[終了])
    * アクション数 :  5回の場合 ⇒ 400KB
    * アクション数 : 10回の場合 ⇒ 730KB
    

ワークフローのマスタ設定に応じてサーバの設定等を調整する必要があります。

  • [フロー参照]画面の「画像出力」機能およびAPI「WorkflowImageManager」は、フロー図(ルート図)のノード数に比例してメモリを消費します。
    そのため、ノードを多数配置した場合に“Out of memory”が発生する場合があります。この場合、サーバの設定等を見直し、適切な設定を行ってください。

ルート定義において設定するノート数に比例して処理時間が増加します。

  • 申請/承認処理において、下記のようなノードを設定する場合に、設定するノードの数に比例して処理時間が増加します。
    • [縦配置]
    • [横配置]
    • [動的承認]

ルート設定において設定する内容により対象者が解除されます。

  • 「ルート設定 - バージョン -編集」画面において、下記のような場合に対象者が解除されます。
    このような場合は、ノードを接続後に、対象者を設定してください。
    • [承認ノード]を配置し、対象者を設定した後に、申請/承認ノードをこのノードに接続した場合に、対象者が解除されます。

    • [申請/承認ノード]-[承認ノード]のようなルート(接続)があった場合に、
      [申請/承認ノード以外]-[承認ノード]のようにルート(接続)を変更した場合に、[承認ノード]の対象者が解除されます。
    • [[申請/承認ノード以外]-]-[承認ノード]のようなルート(接続)があった場合に、
      [申請/承認ノード]-[承認ノード]のようにルート(接続)を変更した場合に、[承認ノード]の対象者が解除されます。

同期ノードを含むルート定義において案件操作を行う場合の注意点があります。

  • 同期ノードを含むルート定義において同期外から同期内へ案件操作で移動を行った場合に、
    同期内の全てのルートが同期結合ノードへ到達しても同期結合ノードで停止します。
    (この場合、同期結合ノードの次のノードには進みません)。

フロー参照の表示に注意があります。

  • [フロー参照]画面において、フロー図(ルートの図)が全て表示される前に「画像出力」ボタンを押下すると、
    フロー図(ルート図)が表示されません。

    上記の場合、下記の回避策があります。
    「最新情報」ボタンをクリックすることで、フロー図を再表示することが出来ます。

代理先ユーザに処理依頼メールが2通送信される場合があります。

  • 代理設定において、代理先に設定されているユーザに処理権限がある場合に、処理依頼メールが2通送信されます。

利用するメールサーバによって正常に送信されない場合があります。

  • メール定義において件名、本文を省略した場合、メールが送信されないことがあります。 この挙動はメールサーバに依存されます。

ユーザプロファイルに設定されているメールアドレスをメール送信先として利用します。

  • メール送信機能において使用されるメールアドレスは、ユーザプロファイルに設定される「メールアドレス1」のみを使用します。

分岐ルート(線)が消えて表示される場合があります。

  • [分岐開始]ノードと[分岐終了]ノードの間に、ノードが1つも無くなってしまうようなルートを作成した場合に、
    ルート定義で作成した通りにルート(線)が戻らない場合があります。

    例)
    下記のようなルート定義において、以下の手順で操作を行った場合に、ルート(線)が消えてしまう。
    ../../_images/limitations_im_workflow.png

    ■手順
      1.[申請] : 申請
        →[動的承認1]・[動的承認2]を有効
      2.[承認1] : 承認
        →[動的承認1]・[動的承認2]を無効
        →全ての遷移先を選択
      3.[承認2] : 差戻し
        →[承認1]
      4.[承認1] : 承認
        →[動的承認1]・[動的承認2]を有効
        →[動的承認1]・[動的承認2]を除いた遷移先を選択
    

    ⇒この時、下記のようなに[分岐開始]と[分岐終了]の間にノードがないルート(線)が消えます。
    ../../_images/limitations_im_workflow_2.png

申請後の案件操作-ノード編集画面で保存済ノード設定の反映が正しく動作しない場合があります。

  • 申請ノード、または承認ノードの直後にテンプレート置換ノード(テンプレート内の先頭ノード=承認ノード)を配置した場合、
    案件申請後の案件操作-ノード編集画面で保存済ノード設定の反映が正しく動作しません。

再展開前に処理された処理履歴の処理名は標準の処理名が表示されます。

  • 既に展開された横・縦配置ノードが再展開されるとノードIDが変更されるため、再展開前に処理された処理履歴の処理名は標準の処理名が表示されます。

到達処理に再処理者自動承認が設定されたノードで自動承認が行われません。

  • 既に展開され処理された横・縦配置ノードが再展開されると、ノードIDが変更されるため、到達処理に再処理者自動承認が設定されたノードで自動承認が行われません。

ノード設定画面の前処理者系の処理対象プラグインの状況確認アイコンを押下するとHTTP500エラーとなる場合があります。

  • 展開された縦配置ノード・横配置ノードのノード設定画面において、「前処理者のXXX」といった前処理者に依存する処理対象が設定されている状態で、状況確認アイコンを押下した場合に、以下のエラー画面が表示されます。
    「HTTP 500 : サーバー内部でエラーが発生しました。」

同期設定で、かつ処理ノードの到達処理内で承認された場合に次の処理ノードの到達処理が失敗します。

  • ワークフローパラメータ(param_system.xml)において同期設定(arrive-process-asyncがfalse)の場合、処理ノードの到達処理内で承認された場合に次の処理ノードの到達処理が失敗します。
    このとき、下記のようなログが出力されます。
    [WARN] j.c.i.s.w.p.p.a.a.AbstractAutoProcEvent - スレッド自動承認処理が別スレッドの同時承認処理のため失敗しました。
    

印影対象案件で処理期限自動処理バッチを実行した場合に自動処理に失敗します。

  • 印影機能を利用する際に、押印が必要な処理を処理期限自動処理バッチで行うと、システムユーザ(imw^system)と
    いうユーザで処理を実行する結果になるため、常用印が取得できず、アクション処理がエラーとなり、自動処理に失敗します。

    ※システムユーザ(imw^system)は、ユーザコードに IM-共通マスタの登録できない禁止文字(^)を使用しています。

新規で追加されたIMBoxテンプレートがコンテンツ定義に設定されている場合、処理依頼がIMBoxに投稿されません。

  • 新規で追加されたIMBoxテンプレートが設定されているコンテンツを利用するフローを処理すると、IMBoxテンプレートXMLファイルの送信元の置換文字列が間違っているため、投稿処理でエラーが発生し、IMBoxへの投稿が失敗します。
    ただし、IMBoxへの投稿の失敗は処理(申請、承認等)には影響ありません。

コンテンツ定義に登録したルールを削除すると、他のコンテンツ定義を利用しているフロー定義のノード設定で設定したルールが削除される場合があります。

  • コンテンツ定義の[コンテンツ定義 - バージョン - 編集]画面の「ルール」タブにおいて、ルールを削除すると、以下の条件を満たす場合に、他のコンテンツ定義を利用しているフロー定義のノード設定で分岐開始ノードや分岐終了ノードに設定しているルールが削除されてしまうことがあります。

    また、コンテンツ定義の[コンテンツ定義 - バージョン - 編集]画面の「画面」「ユーザプログラム」「メール」「IMBOX」タブでそれぞれの情報を削除すると同様に本現象が発生する場合があります。

    【条件】
    1. 「IM-FormaDesigner for Accel Platform」を利用してコンテンツ定義を作成している。

    2. ルールの場合は、複数のフロー定義のノード設定で分岐開始方法や分岐終了方法でルールIDが同じルールを設定している。
      ルール以外の場合は、フロー定義の「コンテンツ詳細」や「ノード設定」の各設定項目において「標準から変更する」に変更し、個別に設定している


スマートフォン


PC版ユーザコンテンツをスマートフォンで表示した場合、挙動が不安定になります。

  • IM-WorkflowのPC版で利用しているGreyBoxは、スマートフォンでの表示をサポートしていません。

    そのため、コンテンツ定義でPC版ユーザコンテンツをスマートフォン用の画面として設定し、スマートフォンでPC版コンテンツを利用して案件の処理を行う場合、GreyBoxで表示する画面の挙動が不安定になります。
    (PC版ユーザコンテンツをスマートフォン用の画面として設定する方法の詳細は、「IM-Workflow プログラミングガイド」を参照してください。)

    GreyBox上に表示された各処理(申請/再申請/申請(未申請)/一時保存/処理/確認)画面、またこれらの画面から遷移するノード設定画面において、現在弊社で確認している制限事項は以下のとおりです。

    • GreyBoxを初期表示する際は、ズームなしで表示することを推奨します。
      • ズーム状態でGreyBoxを初期表示した場合、GreyBoxの表示領域が狭くなってしまう場合があります。
    • 入力項目をタップしたとき、GreyBoxの下レイヤーに表示されている画面の入力項目にフォーカスがあってしまう場合があります。
    • 画面操作によっては、GreyBoxのグレーアウト部分が一部解除され、GreyBoxの下レイヤーの操作を行えてしまう場合があります。
    • 画面操作によっては、GreyBoxがブラウザの表示領域からはみ出してしまい、入力項目にアクセスすることができなくなってしまう場合があります。
    • アップロードされたファイルのファイル名をタップしても、ファイルのダウンロードは実行されません。
    • 端末によっては、ファイルの複数同時アップロードが行えません。ひとつずつアップロードすることは可能です。
    • 根回しメールの宛先など、複数選択が可能なセレクトボックスの表示がPC版とは異なります。
      • お使いの端末のブラウザに依存した表示となります。
    • 処理前などのタイミングで表示される確認ダイアログが、GreyBoxの中央付近に表示されます。そのため、確認ダイアログにフォーカスされない場合は、ダイアログがどこに表示されているのかが把握しづらかったり、確認ダイアログにフォーカスされる場合は、現在位置がどこなのかを把握しづらいことがあります。
    • 処理の実行時に例外が発生した場合、エラーダイアログがGreyBox上の上方に表示されます。ブラウザの表示領域内にGreyBoxの上方が収まっていない場合、エラーダイアログが表示されたことに気がつかず、無応答と認識されてしまう恐れがあります。
    • GreyBox内をスクロールした際に、端末によってはGreyBoxの上端にブラウザの表示領域の上端を勝手に合わせてしまう挙動が発生します。
      • この場合は、ズームを最小化(拡大なしの状態)して目的の項目にアクセスするか、スクロールを何回か繰り返すことでアクセスを行ってください。
    • ノード設定画面において、「保存済み設定」の選択値を変更すると、画面が再読み込みされますが、「保存済み設定」の選択肢は画面上に残ったままとなります。
      • 画面の見た目上の問題であり、画面の再読み込み後に選択値の変更を行っても何もおきません。
    上記で挙げた事項のうち、GreyBox画面表示が不正な状態(画面がブラウザからはみ出してしまった、など)となった場合の対処法を示します。
    • ズームを最小化(拡大なしの状態)にし、画面表示を一番左上までスクロールしてください。
      この操作を行うことで、GreyBoxの表示位置のずれが解消できる場合があります。
      1度の操作で解消されない場合は、ズーム→縮小→スクロールを繰り返し操作してください。
    また、PC版ユーザコンテンツをスマートフォン用の画面として設定する場合、ユーザコンテンツについて次の事項にご注意ください。
    • PC版UIコンポーネントは、スマートフォンでの動作検証は行っておりません。
    • PC版ユーザコンテンツでPC版UIコンポーネントを利用している場合、画面表示や操作が正しく行われない可能性があります。

案件詳細画面から添付ファイルを表示すると、閉じるボタンがないため案件詳細画面に戻れません。

  • フロー参照画面から画像出力した場合も同様で、画像出力するとフロー参照画面に戻れません。

フロー参照画面で処理日時、ノード名等が表示されるテーブルのスクロールバーが表示されません。

  • PC用の画面を表示させているため、スマートフォンでは正常に画面表示ができていません。

スマートフォンではノード単位にユーザコンテンツを設定することができません。

  • スマートフォン版はコンテンツ定義においてユーザコンテンツ(画面)が複数存在しても「初期使用」のものだけが有効になります。
    PC版ではフロー定義においてノード単位にユーザコンテンツの画面を設定することができます。

処理対象者を選択する項目として「役割」、「パブリックグループ+役割」はIM-共通マスタのスマートフォン版に存在しないため選択することができません。

  • 選択した場合は何も動作しません。

処理や引き戻しなどの際の根回しメールを送ることはできません。

添付ファイルは端末のブラウザが対応しているファイルタイプのみダウンロードして表示することができます。

iPhoneを利用した場合、ワークフロー案件番号が電話番号と認識されます。

スマートフォンでユーザコンテンツを経由しない処理を行う場合、アクション処理にユーザパラメータを渡すことができません。

  • ユーザコンテンツが存在しない場合の振る舞いの設定が「スキップする」の場合、
    スマートフォンでユーザコンテンツを経由しない処理を行うとアクション処理にユーザパラメータを渡すことができません。

    2013 Springではスマートフォン用ユーザコンテンツを定義することができるようになりました。
    また、ユーザコンテンツが存在しない場合の振る舞いの設定値(エラーにするかスキップするか)を設けました。
    ユーザコンテンツが存在しない場合の振る舞いの設定値が「スキップする」とすると、2012 Winter までの振る舞いとなります。

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