仕様¶
アクセスコンテキストの分類¶
アクセスコンテキストは、情報の種類を表す「種別」によって分類され、システムの提供する「実行環境」において利用可能です。
- 実行環境: 実行環境は、アクセスコンテキストを利用可能な環境を表し、開始から終了までのライフサイクルを持ちます。
- 種別: 関連する情報をまとめた1つのアクセスコンテキストのモデルを表す種別です。
実行環境¶
実行環境は、アクセスコンテキストを利用可能な環境を表します。開始から終了までのライフサイクルを持ち、ライフサイクル中は自由にアクセスコンテキストを利用可能です。1つの実行環境には、あらかじめ定義された複数の種別のアクセスコンテキストが存在します。
コンテキスト種別¶
アクセスコンテキストのモデルは、コンテキスト種別によって分類されます。1つの実行環境にはあらかじめ定義されたコンテキスト種別のアクセスコンテキストが1つずつ存在します。コンテキスト種別はあらかじめ定義された文字列で表されます。
定義済みコンテキスト種別一覧とサポート実行環境一覧¶
intra-mart Accel Platform では予め以下の種別のアクセスコンテキストが定義されています。
コンテキスト種別 Web実行環境 ジョブ実行環境 アカウントコンテキスト 利用可能 利用可能 クライアントコンテキスト 利用可能 ユーザコンテキスト 利用可能 ジョブスケジューラコンテキスト 利用可能