IM-BIS for Accel Platform 2013 Summer / リリースノート

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IM-BIS for Accel Platform 2013 Spring からの変更点

機能

BIS定義作成機能

  • 従来の明細テーブルよりも、大量の明細データを扱うのに適した画面アイテム「グリッドテーブル」を追加しました。
  • REST型Webサービスのリクエストパラメータに画面アイテム「明細テーブル」「グリッドテーブル」をマッピングできるようになりました。
  • IM-BIS で作成したフローの「縦配置」「横配置」「動的承認」のノードに個別の画面を設定できるようになりました。
  • IM-BIS を導入している環境で、 IM-FormaDesigner のフォームを「テンプレート」として利用できる機能を追加しました。

BPM/ワークフロー管理機能

  • 外部連携のSOAP型Webサービスの実行機能について、外部ライブラリAxis2、easyWSDLを使用しない実装方法に変更しました。
    この対応により、SOAP型WebサービスをBISで利用する際の制限事項が解除となりました。
  • 外部連携のSOAP型Webサービスのデータソース定義画面でリクエストパラメータ、レスポンスフィールドを参照できるようになりました。

  • 外部連携の対象として、「Javaプログラム」を設定できるようになりました。

  • データソース、外部連携機能を統合し、以下の機能を改善しました。

    • データソースを扱える画面アイテムで、Webサービスをはじめとする外部連携をデータソースに設定できるようになりました。
    • フォームデザイナの外部連携(イベント設定)、フロー定義の外部連携一覧でテナントDBクエリ、シェアードDBクエリを設定できるようになりました。
    • データマッパーで IM-FormaDesigner の一部の関数が利用できるようになりました。

システム要件

  • サーバ要件

    • 変更はありません。

  • クライアント要件

    • Mac OS + Safari5および、5.1をサポート対象から除外しました。

制限事項

  • 追加された制限事項

    以下の制限事項が、今回のバージョンから追加となりました。
    • BIS定義を削除すると、BPMフローの案件がワークフローの一覧画面に表示されるようになります。
    • 一部の画面アイテムでは、表示タイプが「参照」の場合、外部連携から値を反映することはできません。
    • 画面アイテム「明細テーブル」、「グリッドテーブル」のテーブル識別IDを変更する場合には、以前に設定した値と同じものを設定しないようにしてください。
    • 画面アイテム「リストボックス」を外部連携のリクエストにマッピングすると、値の受け渡しが行われない場合があります。
    • 外部連携で画面アイテム「期間」の終了日のみをマッピングした場合、正しく返却された値が表示されません。
    • Internet Explorer 8/9で、外部連携を設定した画面アイテム「グリッドテーブル」でEnterを押下しても外部連携処理が実行されません。
    • IM-BIS の外部連携でSOAPのデータモデルで再帰的なオブジェクトを定義している場合には、正しく処理が行われません。
    • IM-BIS の外部連携で利用するデータソース定義の名称、パラメータ・フィールド名に使用できない文字があります。
    • IM-BIS の外部連携でデータマッパーでの設定後にデータソース定義を変更した場合には、データマッパーを再設定してください。
    • データソース定義、およびBIS定義(アプリケーション定義)のインポート後に、定義済みのデータマッパーを表示すると警告メッセージが表示される場合があります。
    • 画面アイテム「明細テーブル」にイベント設定で外部連携を設定する場合には、設定できる動作に制限があります。
    • 特定のスマートフォンからのアプリケーションの実行時に、画面アイテム「グリッドテーブル」のレイアウトが崩れて表示されます。
    • 特定のスマートフォンからのアプリケーションの実行時に、画面アイテムのアイコンが一部表示されない場合があります。
  • 解除された制限事項

    以下の制限事項が、今回のバージョンから解除となりました。
    • IM-BIS でSOAPのWebサービスを利用する場合、利用できるサービスは intra-mart Accel Platform の制限事項に抵触しないものが対象となります。

IM-BIS 2013 Spring以前のバージョンから IM-BIS 2013 Summerにアップグレードする際の注意事項

データソース定義のメニュー設定

  • IM-BIS for Accel Platform 2013 Summerよりデータソース定義関連の管理画面が一本化されました。
    そのため、テナント環境セットアップ後のメニューにデータソース定義として、「Webサービス」、「テナントDBクエリ」「シェアードDBクエリ」が表示されている場合には、「テナント管理」 - 「メニュー」より旧メニューを削除してください。
    該当メニューに対して、個別に認可設定を変更していた場合は再設定してください。

    コラム

    この設定作業は IM-FormaDesigner の配下のメニューに対して行う必要はありませんので、ご注意ください。

IM-BIS 2013 Springで作成したフローで「動的承認」、「縦配置」、「横配置」を設定している場合の対応

  • IM-BIS for Accel Platform 2013 Springで作成したフローで「動的承認」、「縦配置」、「横配置」を設定しており、カスタマイズで(申請や承認と異なる)個別の画面を作成している場合には、 IM-BIS for Accel Platform 20130 Summerにアップデート後に再度 IM-BIS のフロー編集から設定を行うようにしてください。

IM-BIS 2013 Spring以前の環境で作成したテナントDBクエリ、シェアードDBクエリの扱いについて

  • IM-BIS for Accel Platform 2013 Spring以前の環境で作成したテナントDBクエリ、シェアードDBクエリを IM-BIS for Accel Platform 2013 Summerの環境にインポートして利用する場合には、インポート後にデータソース定義画面から更新を実行してください。
    (クエリ詳細画面を表示し、「更新」をクリックすることで更新できます。)
    なお、この対応は環境をモジュールアップデートで更新し、テナント環境セットアップを再度実行した場合には必要ありません。

IM-BIS 2013 Spring以前の環境で作成したフローでSOAPの外部連携を設定している場合の対応

  • IM-BIS 2013 Spring以前の環境で作成したフローでSOAPの外部連携を設定している場合には、 IM-BIS 2013 Summerにアップグレード後に再度設定を行ってください。
    IM-BIS 2013 Summerでは、SOAPの外部連携に対し、サポートできる範囲をこれまで以上に広げていくために、新たな実行エンジンに切り替えました。
    これにより、定義情報に大幅な変更が行なわれたため、再設定が必要になります。
    再設定として、以下の操作を実行する必要があります。
    • 設定しているSOAPのデータソース定義がある場合には、データソース定義の編集画面を表示し、WSDLの再読み込みを行って更新します。
    • フローについては、データマッパーのマッピング設定を再設定します。
    なお、再設定しない状態でフローを実行すると、外部連携が正常に動作せずにエラーが発生しますので、ご注意ください。

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