設定変更¶
スタンドアローン構成¶
Resinの設定変更¶
<%RESIN_HOME%/conf/resin.properties> ファイルを開きます。
「jvm_args」プロパティに、インストール環境に応じたメモリ値、ヒープの最大サイズを設定します。本書では、例として次の値を設定します。# Arg passed directly to the JVM jvm_args : -Xmx1024m -XX:MaxPermSize=256m注意
設定する値は「1024m」以上にしてください。「1024m」より小さい値を設定した場合、正常に動作しない恐れがあります。コラム
「jvm_args」プロパティに「-Duser.timezone」オプションを追加し、タイムゾーンを変更できます。本書では、例としてタイムゾーンを”UTC”として設定します。# Arg passed directly to the JVM jvm_args : -Xmx1024m -XX:MaxPermSize=256m -Duser.timezone=UTCコラム
タイムゾーン設定の初期設定は、インストールを行った Java VM に依存します。
注意
この設定は運用開始前に設定を行ってください。運用開始後に変更した場合、日時データに不整合が発生します。コラム
Resin の起動時にポートが重複ししている旨のエラーが発生する場合、Resin の停止後、ポート番号の設定を変更してください。
java.lang.RuntimeException: java.net.BindException: Address already in use: JVM_Bind Can't bind to *:8080. Check for another server listening to that port.「app.httpプロパティ」に設定されている「8080」を、「8081」などの使用されていないポート番号に変更してください。
# Set HTTP and HTTPS ports. # Use overrides for individual server control, for example: app-0.http : 8081 app.http : 8081変更が完了したら、Resin を再起動してください。
分散構成¶
Resinの設定変更¶
<%RESIN_HOME%/conf/resin.properties> ファイルを開きます。
「jvm_args」プロパティに、インストール環境に応じたメモリ値、ヒープの最大サイズを設定します。
本書では、例として次の値を設定します。
# Arg passed directly to the JVM jvm_args : -Xmx1024m -XX:MaxPermSize=256m注意
設定する値は「1024m」以上にしてください。「1024m」より小さい値を設定した場合、正常に動作しない恐れがあります。「app_servers」プロパティに分散構成として構築したResinサーバの情報を設定します。
例としてResinを3台構成で運用する場合、次の値を設定します。# app-tier Triad servers: app-0 app-1 app-2 app_servers : 192.168.100.1:6800 192.168.100.2:6800 192.168.100.3:6800「app_servers」プロパティに設定した「IPアドレス:ポート番号」は、記述した順に app-0, app-1, app-3 とIDが振られます。注意
分散構成に含まれるResinの<%RESIN_HOME%/conf/resin.properties>ファイルは、すべて同じ内容にしてください。
コラム
例えば、 Resin の起動時にポートが重複している旨のエラーが発生する場合、Resin の停止後、ポート番号の設定を変更してください。
java.lang.RuntimeException: java.net.BindException: Address already in use: JVM_Bind Can't bind to *:8080. Check for another server listening to that port.<%RESIN_HOME%/resin-pro-4.0.31/conf/resin.properties> ファイルをエディタで開きます。
「app.httpプロパティ」に設定されている「8080」を、「8081」などの使用されていないポート番号に変更してください。
# Set HTTP and HTTPS ports. # Use overrides for individual server control, for example: app-0.http : 8081 app.http : 8081変更が完了したら、再度 Resin を起動してください。
Apacheの設定変更¶
<%APACHE_HOME%/conf/httpd.conf> ファイルを開きます。
末尾に以下の設定を追加してください。
Alias /imart "<%WEB_PATH%>" <Directory "<%WEB_PATH%>"> Order allow,deny Allow from all </Directory> LoadModule caucho_module <%組み込みモジュールのパス%> #<Location /caucho-status> # SetHandler caucho-status #</Location>コラム
- 複数テナントの場合
テナント数分、静的コンテンツの設定を追加してください。
Resin へ接続するための設定を行います。末尾に以下の設定を編集・追加してください。ResinConfigServer ResinのIPアドレス ポート番号分散構成の場合、含まれるResinの数分を追加してください。例としてResinを3台構成で運用する場合、次のように値を設定します。ResinConfigServer 192.168.100.1 6800 ResinConfigServer 192.168.100.2 6800 ResinConfigServer 192.168.100.3 6800