プロジェクトの設定¶
概要¶
本項では e Builder で作成したプロジェクトに対して、開発環境と紐づける方法について説明します。具体的には、デバッグ起動時のサーバ上のフォルダと紐づけ、開発環境中のライブラリを利用する方法について説明します。
前提条件¶
- e Builder でプロジェクトの作成が完了していること。
- 本項では Resin 上に imart.war を展開したという前提で説明を行います。
サーバの設定¶
プロジェクト中のソースのデバッグを行ったり、intra-mart Accel Platform の API を利用する場合、プロジェクトに対して開発環境用のサーバを紐づける必要があります。その手順は以下のようになります。
対象となるプロジェクトに対して右クリックし「設定」を選択します。
プロジェクトの設定ウィザードから「 e Builder 」→「 Module Assembly 」を選択します。
「 Web アーカイブ ディレクトリ」に、開発環境用の Resin で war を展開してできたフォルダを指定します。
プロジェクトのソースでデプロイの対象とするフォルダを選択します。
「適用」を押下します。
コラム
e Builder で作成されたプロジェクトには、ユーザ定義モジュールを作成するために必要な module.xml ファイルを配置しています。もしこのファイルがない状態でWebアーカイブディレクトリを設定しようとした場合、 module.xml がないとエラーが発生します。下記のリンクには module.xml ファイルがなくなった場合の対処方法について記述しています。 サーバとの紐づけを行うことにより、プロジェクトで作成したソースを開発環境用のサーバに自動的にデプロイします。デプロイ元のフォルダとデプロイ先のソースの関連は、「リソース変更時の自動デプロイ先」を参照してください。
サーバ・ランタイムの追加¶
JavaEE などで開発する場合、セッションに関するクラスなどを利用するためには、サーバのライブラリを登録する必要があります。本項では Resin を例にサーバのライブラリを登録する方法について説明します。なお、この操作を行う際にあらかじめサーバー・ビューに開発で利用するResin サーバを登録しておく必要があります。その方法は「 intra-mart e Builder for Accel Platform セットアップガイド 」を参照してください。
プロジェクトの設定ウィザードから、「 Javaのビルド・パス」を選択します。
「ライブラリ」タグを選択し、「ライブラリの追加」ボタンを押下します。
ライブラリの選択で「サーバー・ランタイム」→「 Resin 4.0 」を選択し、「完了」を押下します。
「 OK 」ボタンを押下して、プロジェクトにライブラリを反映させます。
プロジェクト配下に Resin 4.0 のリンクができます。
Accel Platform Library の設定¶
intra-mart で提供するAPIを各フレームワークで利用するためには、 Accel Platform Library を設定する必要があります。その手順は以下のようになります。
プロジェクトの設定ウィザードから、「 Javaのビルド・パス」を選択します。
「ライブラリ」タグを選択し、「ライブラリの追加」ボタンを押下します。
ライブラリの選択で「 Accel Platform Library 」を選択し、追加される jar の一覧を確認して、「 OK 」ボタンを押下します。
「 OK 」ボタンを押下して、プロジェクトにライブラリを反映させます。
プロジェクト配下に Accel Platform Library のリンクができます。