intra-mart Accel Platform / 互換ガイド

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アクセスセキュリティ

アクセスセキュリティAPIの仕様変更や注意点について解説します。

アカウント情報について

カラーパターン・メインページパターンとテーマIDの扱い

カラーパターン・メインページパターンはテーマに統合されました。
互換API AccountManager において、アカウントを登録する場合、カラーパターン・メインページパターンは無視されます。
アカウント参照時には、アカウントのテーマIDから該当する値にマッピングを行って、値を返却します。

モバイルパスワード

モバイルパスワードは、 intra-mart Accel Platform では廃止されました。
互換API AccountManager において、モバイルパスワードを設定した場合、アカウント属性に保管されるようになります。

アカウント属性の属性名は im_compatible_mobile_password です。

アカウント属性に保管されているモバイルパスワードの値は暗号化されています。
値を復号化する場合は、以下のコードを利用してください。
String mobilePassword = null;
AccountInfoManager manager = new AccountInfoManager().
String srcMobilePassword = manager.getAttribute(accountInfo.getUserCd(), CompatibleConstants.MOBILE_PASSWORD_ATTRIBUTE);
if(srcMobilePassword != null) {
   // 復号化します。
   mobilePassword = CryptionUtil.decrypt("account", srcMobilePassword);
}

なお、互換API AccountManagerを用いてアカウント情報を取得した場合は、復号化された状態で返却されます。

外出フラグ

外出フラグは、 intra-mart Accel Platform では廃止されました。
互換API AccountManager において、 外出フラグを設定した場合、 アカウント属性に保管されるようになります。

アカウント属性の属性名は im_compatible_go_out です。

属性値は以下の通りです。

   
有効(true) “1”
無効(false) “0”

リスナー

アクセスセキュリティの情報を更新した時に呼び出されるリスナーの設定方法が変更になりました。

アカウントリスナー

プラグインファイルによって設定する方法に変更になりました。

リスナークラスは、jp.co.intra_mart.foundation.security.account.AccountChangedListener を実装して作成したものが利用できます。

  1. 作成されたwarファイル内の WEB-INF/plugin フォルダにユニークな名称のフォルダを作成します。

  2. 作成したフォルダ内にplugin.xmlファイルを作成します。

  3. plugin.xmlに以下のように記述します。

    クラス名は、該当のリスナークラスに差し替えてください。

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <plugin>
       <extension point="jp.co.intra_mart.foundation.security.listeners">
          <listeners
             name="Account Listener Sample"
             id="account.changed.listener.sample"
             version="1.0">
             <account-listener class="sample.SampleAccountChangedListener1"/>
             <account-listener class="sample.SampleAccountChangedListener2"/>
          </listeners>
       </extension>
    </plugin>
    

ロールリスナー

プラグインファイルによって設定する方法に変更になりました。

リスナークラスは、jp.co.intra_mart.foundation.security.role.RoleChangedListener を実装して作成したものが利用できます。

  1. 作成されたwarファイル内の WEB-INF/plugin フォルダにユニークな名称のフォルダを作成します。

  2. 作成したフォルダ内にplugin.xmlファイルを作成します。

  3. plugin.xmlに以下のように記述します。

    クラス名は、該当のリスナークラスに差し替えてください。

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <plugin>
       <extension point="jp.co.intra_mart.foundation.security.listeners">
          <listeners
             name="Role Listener Sample"
             id="role.changed.listener.sample"
             version="1.0">
             <role-listener class="sample.SampleRoleChangedListener1"/>
             <role-listener class="sample.SampleRoleChangedListener2"/>
          </listeners>
       </extension>
    </plugin>
    

ライセンスリスナー

プラグインファイルによって設定する方法に変更になりました。

リスナークラスは、jp.co.intra_mart.foundation.security.license.LicenseChangedListener を実装して作成したものが利用できます。

  1. 作成されたwarファイル内の WEB-INF/plugin フォルダにユニークな名称のフォルダを作成します。

  2. 作成したフォルダ内にplugin.xmlファイルを作成します。

  3. plugin.xmlに以下のように記述します。

    クラス名は、該当のリスナークラスに差し替えてください。

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <plugin>
       <extension point="jp.co.intra_mart.foundation.security.license.listener">
          <groups
             name="License Listener Sample"
             id="license.changed.listener.sample"
             version="1.0">
             <listener class="sample.SampleLicenseChangedListener1"/>
             <listener class="sample.SampleLicenseChangedListener2"/>
          </groups>
       </extension>
    </plugin>
    

インポート

intra-mart Web Platform 7.2 で利用されていたインポートファイルが利用可能です。

ショブスケジューラとして登録されています。

Overview of Compatible Import Jobnets

アカウントXMLインポート

intra-mart Web Platform 7.2 で利用されていたXML形式のアカウントインポートファイルでインポートを行います。

デフォルトでは、以下のような手順でインポートが実行できます。

  1. {ストレージルート}/public/storage フォルダに account72.xml という名称でインポートファイルを配置します。
  2. 「ジョブ管理」「ジョブネット設定」 から [互換] アカウントインポート(xml) のジョブネットを実行します。

注意

インポートによって新しくアカウントを登録する場合、登録したアカウントと同じIM-共通マスタのプロファイルをインポートしてください。

コラム

インポート元ファイル配置場所の変更

  1. 「ジョブ管理」「ジョブネット設定」 から [互換] アカウントインポート(xml) を選択します。

  2. [実行時の情報][実行パラメータ]file の値を変更します。
    パス名は、{ストレージルート}/public/storage フォルダからの相対パスで指定します。

アカウントCSVインポート

intra-mart Web Platform 7.2 で利用されていたCSV形式のアカウントインポートファイルでインポートを行います。
インポートファイルは、UTF-8形式で作成してください。

デフォルトでは、以下のような手順でインポートが実行できます。

  1. {ストレージルート}/public/storage フォルダに account72.csv という名称でインポートファイルを配置します。
  2. 「ジョブ管理」「ジョブネット設定」 から [互換] アカウントインポート(csv) のジョブネットを実行します。

注意

インポートによって新しくアカウントを登録する場合、登録したアカウントと同じIM-共通マスタのプロファイルをインポートしてください。

コラム

インポート元ファイル配置場所の変更

  1. 「ジョブ管理」「ジョブネット設定」 から [互換] アカウントインポート(csv) を選択します。

  2. [実行時の情報][実行パラメータ]file の値を変更します。
    パス名は、{ストレージルート}/public/storage フォルダからの相対パスで指定します。

ロールXMLインポート

intra-mart Web Platform 7.2 で利用されていたXML形式のロールインポートファイルでインポートを行います。

デフォルトでは、以下のような手順でインポートが実行できます。

  1. {ストレージルート}/public/storage フォルダに role72.xml という名称でインポートファイルを配置します。
  2. 「ジョブ管理」「ジョブネット設定」 から [互換] ロールインポート(xml) のジョブネットを実行します。

コラム

インポート元ファイル配置場所の変更

  1. 「ジョブ管理」「ジョブネット設定」 から [互換] [互換] ロールインポート(xml) を選択します。

  2. [実行時の情報][実行パラメータ]file の値を変更します。
    パス名は、{ストレージルート}/public/storage フォルダからの相対パスで指定します。

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