3. intra-mart Accel Platform 2022 Spring からの変更点¶

3.1. 追加機能概要¶

intra-mart Accel Platform 2022 Winter(Freesia) で追加、改善された主な機能です。

• Box連携

  • BoxユーザIDをintra-martに一括で連携する仕組みを提供します。
  • 共有リンク作成タスクにおいて、アクセス権限を「協働者」に指定したときにエラーが発生します。
  • Box認証時のエラーに対してリトライ処理を行います。

• Office 365 連携

  • SharePointsharepoint連携を行うAccel Studioテンプレートを提供します。

• IM-Workflow

  • 振替処理に振替先に対するチェック処理を追加します。
  • 「案件一覧」画面の利用に特化した一覧表示パターン定義画面を提供します。
  • ユーザコンテンツ画面の表示権限チェック処理を追加します。
  • 引戻し・振替・一時保存処理を実施可能なREST APIを追加します。

• IM-Repository

  • データリポジトリ機能を提供します。

• IM-Notice

  • IM-Notice Desktop で Microsoft Edge WebView2 コントロールを利用するようにします。

intra-mart Accel Platform 2022 Winter(Freesia) で表示や操作に変更のある要件は以下のとおりです。

• UI基本モジュール

  • imuiRichtextbox にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

• IM-Notice

  • IM-Notice Desktop で Microsoft Edge WebView2 コントロールを利用するようにします。

• ViewCreator

  • データ参照画面でエラーが発生したとき、適切なエラー画面に遷移しない場合があります。
  • データ参照画面でリロードボタン押下後に戻るボタンを押下するとInternal Server Errorが発生します。
  • ViewCreatorのデータ参照編集・新規作成画面のレイアウトを改善します。

• IM-Repository

  • データリポジトリ機能を提供します。
  • 影響範囲画面のエイリアス一覧とエンティティ一覧の表示内容を改善します。

• IM-Workflow

  • 引戻し時の標準処理画面の「コメント」項目を常時表示するように変更します。

コラム

不具合情報を含む全ての要件については、 「intra-mart 要件情報公開サイト」 を参照してください。

3.2. システム要件¶

• サーバ要件
  • PostgreSQL 10 を削除しました。
  • Microsoft SQL Server 2012 を削除しました。
• クライアント要件
  • Windows 11 Google Chrome 101 -> 107 に変更しました。
  • Windows 11 Microsoft Edge 101 -> 107 に変更しました。
  • Windows 10 Internet Explorer 11 を削除しました。
  • Windows 10 Google Chrome 101 -> 107 に変更しました。
  • Windows 10 Microsoft Edge 101 -> 107 に変更しました。
  • macOS Catalina Google Chrome 101 -> 107 に変更しました。
  • macOS Big Sur Google Chrome 101 -> 107 に変更しました。
  • macOS Monterey Google Chrome 101 -> 107 に変更しました。
  • Android 13 を追加しました。
  • iOS 14 を削除しました。
  • iOS 16 を追加しました。
  • iPadOS 16 を追加しました。

3.3. 検証済み環境¶

• サーバ環境
  • JDK 8u333 -> 8u351 に変更しました。
  • JDK 11.0.15 -> 11.0.16 に変更しました。
  • Red Hat Enterprise Linux 8.5 -> Red Hat Enterprise Linux 8.6 に変更しました。
  • PostgreSQL 14.2 - > PostgreSQL 14.5 に変更しました。
  • Oracle Database 19c Enterprise Edition 19.15.0.0.0 → Oracle Database 19c Enterprise Edition 19.17.0.0 に変更しました。
• クライアント環境
  • Windows 11 Google Chrome 101 -> 107 に変更しました。
  • Windows 11 Microsoft Edge 101 -> 107 に変更しました。
  • Windows 10 Internet Explorer 11 を削除しました。
  • Windows 10 Google Chrome 107 を追加しました。
  • Windows 10 Microsoft Edge 107 を追加しました。
  • macOS Monterey Google Chrome 101 -> 107 に変更しました。
  • iOS 15 を削除しました。
  • iOS 16 を追加しました。
  • iPadOS 15 を削除しました。
  • iPadOS 16 を追加しました。
  • Android 13 を追加しました。

3.4. サードパーティライブラリ¶

• 追加・変更

  • intra-mart Accel Platform
    • Apache Commons Beanutils を 1.9.4 に変更します。
    • Apache Commons IO を 2.11.0 に変更します。
    • Apache Commons Lang3 を 3.12.0 に変更します。
    • Apache Commons Codec を 1.15 に変更します。
    • Apache Commons Collections4 の 4.4.0 を追加します。
    • Apache Commons Math3 の 3.6.1 を追加します。
    • Apache POI の 5.2.3 を追加します。
    • Apache POI OpenXML4j の 5.2.3 を追加します。
    • Apache XMLBeans の 5.1.1 を追加します。
    • aspectj を 1.9.7 に変更します。
    • Box Java SDK を 3.7.1 に変更します。
    • Checker Qual を 3.8.0 に変更します。
    • dozer を 6.5.2 に変更します。
    • Error Prone Annotations を 2.5.1 に変更します。
    • Guava を 30.1.1-jre に変更します。
    • Apache Thrift を 0.13.0 に変更します。
    • hibernate-validator を 5.2.5.Final に変更します。
    • J2ObjC Annotations を 1.3 に変更します。
    • Jackson-annotations を 2.13.3 に変更します。
    • Jackson Core を 2.13.3 に変更します。
    • jackson-databind を 2.13.3 に変更します。
    • jackson-datatype-joda を 2.13.3 に変更します。
    • jackson-module-jsonSchema を 2.13.3 に変更します。
    • jackson-datatype-jsr310 を 2.13.3 に変更します。
    • Jackson dataformat XML を 2.13.3 に変更します。
    • Jackson module: JAXB annotations を 2.13.3 に変更します。
    • Joda-Time を 2.10.9 に変更します。
    • Logback を 1.2.7 に変更します。
    • MyBatis を 3.5.7 に変更します。
    • SLF4J を 1.7.32 に変更します。
    • Spring Framework を 5.3.18 に変更します。
    • Spring Data Commons を 2.6.0 に変更します。
    • TERASOLUNA Server Framework を 5.7.1.SP1 に変更します。
    • jsoup を 1.15.3 に変更します。
    • javassist を 3.29.0 に変更します。
    • OGNL を 3.3.4 に変更します。
    • curvesapi の 1.07 を追加します。
    • SparseBitSet の 1.2 を追加します。

• 除外

  • 除外されたサードパーティライブラリはありません。

3.5. デザイン変更（共通 - 全テーマ共通、コンポーネント、CSSモジュール、テーマの組み合わせ含む）¶

• 変更点はありません。

3.6. 制限事項¶