IM-PDFDesigner for Accel Platform IM-LogicDesigner連携 操作ガイド 第3版 2018-12-01

6. 表形式のPDF帳票を出力する方法

6.1. レイアウトファイルを作成する

レイアウトデザインツール「DBDOC」を利用してレイアウトファイル(.ddl)を作成します。

コラム

DBDOCの詳細については「 IM-PDF Designer プログラミングガイド 」を参照してください。

6.2. IOWebDOC (ddl)定義 を作成する

6.2.1. 新規登録画面を表示する

以下の手順で「 IOWebDOC (ddl)定義編集 」画面を表示します。

  1. 「サイトマップ」→「LogicDesigner」→「ユーザ定義」→「ユーザ定義一覧」をクリックします。「ユーザ定義一覧」画面が表示されます。

  2. ツールバーの「新規作成」をクリックします。作成可能なユーザ定義の一覧が表示されます。

    ../../_images/user_definition_new_1.png
  3. 「 IOWebDOC (ddl)定義新規作成 」をクリックします。「 IOWebDOC (ddl)定義編集 」画面が表示されます。

    ../../_images/user_definition_new_2.png

6.2.2. 定義内容を編集する

以下の手順で定義内容を編集して、ユーザ定義を登録します。

  1. ユーザ定義共通設定を入力します。

    ../../_images/user_definition_edit_1.png

    コラム

    ユーザ定義共通設定の詳細については IM-LogicDesigner のドキュメントを参照してください。

    コラム

    入力値と返却値は入力できません。レイアウトファイル選択時に自動生成されます。

  2. レイアウトファイル(.ddl)をパブリックストレージにアップロードします。ファイルツリー上でディレクトリを選択して、「アップロード」ボタンをクリックします。

    ../../_images/user_definition_edit_2.png

    コラム

    ファイルツリーには、pdfd-logic-config.xml<ddl>/<storage>/<root> で指定したパブリックストレージが表示されます。 表示されるファイルの種類は .ddl (表形式のレイアウトファイル)のみです。

    コラム

    ファイルのアップロード以外にも、以下の操作が可能です。

    • ディレクトリの作成
    • ディレクトリまたはファイルの削除
    • ファイルのダウンロード
  3. ファイルツリー上で対象のレイアウトファイルをクリックします。

  4. 「選択」ボタンをクリックします。入力値と返却値が自動生成されます。

    ../../_images/user_definition_edit_3.png

    コラム

    入力値と返却値の詳細については IOWebDOC (ddl)定義 を参照してください。

  5. 「登録」ボタンをクリックします。

6.3. ロジックフローを作成する

ロジックフロー定義編集画面を開き、作成した IOWebDOC (ddl)定義 を配置してください。 本書では IOWebDOC (ddl)定義 の入力値のマッピング設定について説明します。

コラム

ロジックフロー定義の詳細については IM-LogicDesigner のドキュメントを参照してください。

6.3.1. 出力ファイルをマッピングする

出力ファイルを表す入力値「outputFile」をマッピングします。

「outputFile」は必須のプロパティです。必ずマッピングしてください。

../../_images/logic_flow_1.png

6.3.2. 文書情報をマッピングする

PDFの文書情報を表す入力値「docInfo」をマッピングします。

「docInfo」は任意のプロパティです。マッピングしない場合、出力されるPDFの文書情報は全て空になります。

../../_images/logic_flow_2.png

6.3.3. セキュリティ情報をマッピングする

PDFのセキュリティを表す入力値「security」をマッピングします。

「security」は任意のプロパティです。マッピングしない場合、出力されるPDFにセキュリティは付与されません。 また、文書を開くパスワード「openPassword」とセキュリティパスワード「securityPassword」が空の場合も、セキュリティは付与されません。

../../_images/logic_flow_3.png

6.3.4. 帳票データをマッピングする

帳票データを表す入力値「reportData」をマッピングします。

外部変数(ヘッダーやフッターなどのデータ)を表す「reportData.global」は任意、行データを表す「reportData.rows」は必須です。

../../_images/logic_flow_4.png

注意

以下のいずれかの条件と一致する場合は、フロー実行時にエラーが発生しますので注意してください。

  • 「reportData.rows」がマッピングされていない場合

    • 「reportData.rows」は必須です。
  • 「reportData.rows」とマッピングされているデータが空の配列の場合

    • 1行以上のデータが必須です。
  • 行のカラムデータを表すプロパティ(col1、col2...)の一部がマッピングされていない場合

    • 行のカラムデータを表すプロパティは全てマッピングする必要があります。例えば、以下のような場合、「col3」とマッピングしていないため、実行時にエラーとなります。
    source <object[]>         reportData.rows <object[]>
      value1 <string> ----> col1 <string>
      value2 <string> ----> col2 <string>
                            col3 <string>