6. 表形式のPDF帳票を出力する方法¶
6.1. レイアウトファイルを作成する¶
レイアウトデザインツール「DBDOC」を利用してレイアウトファイル(.ddl)を作成します。
コラム
DBDOCの詳細については「 IM-PDF Designer プログラミングガイド 」を参照してください。
6.2. IOWebDOC (ddl)定義 を作成する¶
6.2.1. 新規登録画面を表示する¶
以下の手順で「 IOWebDOC (ddl)定義編集 」画面を表示します。
「サイトマップ」→「LogicDesigner」→「ユーザ定義」→「ユーザ定義一覧」をクリックします。「ユーザ定義一覧」画面が表示されます。
ツールバーの「新規作成」をクリックします。作成可能なユーザ定義の一覧が表示されます。
「 IOWebDOC (ddl)定義新規作成 」をクリックします。「 IOWebDOC (ddl)定義編集 」画面が表示されます。
6.2.2. 定義内容を編集する¶
以下の手順で定義内容を編集して、ユーザ定義を登録します。
ユーザ定義共通設定を入力します。
コラム
ユーザ定義共通設定の詳細については IM-LogicDesigner のドキュメントを参照してください。
コラム
入力値と返却値は入力できません。レイアウトファイル選択時に自動生成されます。
レイアウトファイル(.ddl)をパブリックストレージにアップロードします。ファイルツリー上でディレクトリを選択して、「アップロード」ボタンをクリックします。
コラム
ファイルツリーには、pdfd-logic-config.xml の <ddl>/<storage>/<root> で指定したパブリックストレージが表示されます。 表示されるファイルの種類は .ddl (表形式のレイアウトファイル)のみです。
コラム
ファイルのアップロード以外にも、以下の操作が可能です。
- ディレクトリの作成
- ディレクトリまたはファイルの削除
- ファイルのダウンロード
ファイルツリー上で対象のレイアウトファイルをクリックします。
「選択」ボタンをクリックします。入力値と返却値が自動生成されます。
コラム
入力値と返却値の詳細については IOWebDOC (ddl)定義 を参照してください。
「登録」ボタンをクリックします。
6.3. ロジックフローを作成する¶
ロジックフロー定義編集画面を開き、作成した IOWebDOC (ddl)定義 を配置してください。 本書では IOWebDOC (ddl)定義 の入力値のマッピング設定について説明します。
コラム
ロジックフロー定義の詳細については IM-LogicDesigner のドキュメントを参照してください。
6.3.2. 文書情報をマッピングする¶
PDFの文書情報を表す入力値「docInfo」をマッピングします。
「docInfo」は任意のプロパティです。マッピングしない場合、出力されるPDFの文書情報は全て空になります。
6.3.3. セキュリティ情報をマッピングする¶
PDFのセキュリティを表す入力値「security」をマッピングします。
「security」は任意のプロパティです。マッピングしない場合、出力されるPDFにセキュリティは付与されません。 また、文書を開くパスワード「openPassword」とセキュリティパスワード「securityPassword」が空の場合も、セキュリティは付与されません。
6.3.4. 帳票データをマッピングする¶
帳票データを表す入力値「reportData」をマッピングします。
外部変数(ヘッダーやフッターなどのデータ)を表す「reportData.global」は任意、行データを表す「reportData.rows」は必須です。
注意
以下のいずれかの条件と一致する場合は、フロー実行時にエラーが発生しますので注意してください。
「reportData.rows」がマッピングされていない場合
- 「reportData.rows」は必須です。
「reportData.rows」とマッピングされているデータが空の配列の場合
- 1行以上のデータが必須です。
行のカラムデータを表すプロパティ(col1、col2...)の一部がマッピングされていない場合
- 行のカラムデータを表すプロパティは全てマッピングする必要があります。例えば、以下のような場合、「col3」とマッピングしていないため、実行時にエラーとなります。
source <object[]> reportData.rows <object[]> value1 <string> ----> col1 <string> value2 <string> ----> col2 <string> col3 <string>