IM-PDFTimeStamper for Accel Platform セットアップガイド 第7版 2020-04-01

タイムスタンプ処理サーバ での作業

タイムスタンプ処理サーバ での作業内容を説明します。
タイムスタンプ処理サーバ を複数台 用意する場合は、各サーバに以下の作業を実施してください。

タイムスタンプライブラリの配置

  1. タイムスタンプライブラリ(TimeStampClient.jar、pdftstamp-1.0.8.jar)を任意のパスに配置します。
    各jar ファイルは、imart/client フォルダにあります。

環境変数の設定

  1. タイムスタンプ処理サーバ に管理者権限(Administrator)のあるユーザでログインしてください。
  2. 以下の環境変数を設定します。
    通常、システム環境変数に設定いただければ問題ありません。

    環境変数名 設定内容
    CLASSPATH % タイムスタンプライブラリの配置フォルダ%

JDKのインストール

  1. タイムスタンプ処理サーバ に管理者権限(Administrator)のあるユーザでログインしてください。
    以下は参考としてJDK.Ver.7.x の前提で記述しています。基本は intra-mart Accel Platform で使用するJDKのバージョンと合わせてください。
  2. JDKをダウンロードします。JDKのインストーラは、オラクル社のサイトからダウンロードできます。
  3. ダウンロードしたインストーラから、インストールを行います。インストールに関する詳細は、オラクル社のサイトを参照してください。
  4. インストール完了後に、コマンドラインに以下を入力しリターンキーを押します。

    > java -version
    
  5. コマンドラインにJavaのバージョン情報が表示されたら、インストールは成功です。

Tomcat のインストール

  1. タイムスタンプ処理サーバ に管理者権限(Administrator)のあるユーザでログインしてください。
    以下は参考としてTomcat.Ver.7.x の前提で記述しています。
  2. Tomcatのインストーラをダウンロードします。
    http://tomcat.apache.org/ (2016年4月 現在)
  3. ダウンロードしたインストーラから、インストールを行います。
    インストールに関する詳細は、該当ドキュメントを参照してください。
  4. 各サーバの環境に合わせて、Tomcatを適宜 設定してください。
    CLASSPATHを下記のとおりに設定してください。
    • サービス起動の場合
      {Tomcatのインストールパス}bintomcat7w.exeを実行
      設定箇所 設定内容
      [Java]タブのClasspath欄 %CLASSPATH%

    • バッチ起動の場合
      {Tomcatのインストールパス}bincatalina.batを開きCLASSPATHを修正して保存する
      設定箇所 設定内容
      CLASSPATH %CLASSPATH%
  5. Tomcatのポート番号は Resinサーバ のポート番号と衝突しないようにしてください。
    Tomcatのポート番号は %CATALINA_HOME%/conf/server.xml にて設定できます。

コラム

Tomcatは、Ver.7.x / 8.x で検証しています。 他のアプリケーションサーバ上で稼動させる場合は、個別に営業までご相談ください。

warファイルのデプロイ

  1. imart/server フォルダを開き、pdftimestamp.war ファイルを、TomcatのWEBアプリケーション配置ディレクトリにコピーします。
    通常は %CATALINA_HOME%/webapps です。

コラム

複数台の タイムスタンプ処理サーバ を用意している場合は、すべての タイムスタンプ処理サーバ に対して実施してください。 Tomcat 7.x / 8.x にて検証しています。左記以外の環境で稼働する場合は、個別に営業までお問い合わせください。

注意

warファイルのデプロイ時には、WEBアプリケーションサーバ(Tomcat等)を停止してください。

Tomcat の起動

  1. Tomcatを起動してください。

コラム

Tomcat起動中のログに異常(Exceptionなど…)がないことを確認ください。 管理者権限(Administrator)のあるユーザでの起動が必須です。