3.1. ViewCreator全体の権限設定¶
まず最初に一般ユーザがViewCreatorのメニューを使えるように設定します。
3.1.1. 認可の設定¶
- 「サイトマップ」をクリックします。
- 「テナント管理」→「認可」をクリックします。
リソース名 説明 データ参照の閲覧・作成 データ参照一覧へのアクセスを可能にします。ただし、閲覧権はデータ参照を作成したユーザが個別に設定可能です。データ参照の作成はログインユーザが作成したクエリが少なくとも1つ以上登録されていなければ実行できません。つまり、データ参照の作成はクエリの作成を許可されたユーザのみが利用可能です。以上の理由から一般的には、このリソースに関しては比較的緩い権限設定で問題ありませんが個々のケースに従って適切なアクセス権を設定してください。ファイルリソースの追加 外部ファイルリソースの追加・削除を可能にします。
一般的には管理者ユーザのみを使用可能に設定します。
インポート・エクスポート ViewCreatorの設定データを一括でインポート/エクスポートする機能へのアクセスを可能にします。
一般的には管理者ユーザのみを使用可能に設定します。
管理者 ViewCreatorを管理者として利用できるようにします。具体的には、管理者ユーザは登録されている全てのクエリやデータ参照に対して変更や削除が可能です。ただし、クエリ一覧画面やデータ参照一覧画面を利用するためには「クエリの作成」、「データ参照の閲覧・作成」への認可設定が必要です。クエリの作成 このリソースへのアクセスを許可されたユーザはクエリの作成とデータ参照の作成が可能です。
標準設定では全テーブルの全データが閲覧可能になるため、一般的に管理者ユーザ以外の利用を許可する場合は参照可能なテーブルを絞る必要があります。詳細は「クエリ編集画面でテーブル単位のアクセス権を設定する」を参照してください。Viewの作成 クエリ編集画面において、「Viewの作成」機能の利用が可能です。この機能を利用すると、任意のSQLの発行が可能です。以上の理由から、かなり制限されたユーザだけに許可するようにしてください。WHERE句の直接入力 クエリ編集画面において、抽出条件として任意のWHERE句を入力できます。Viewの作成と同様に、かなり制限されたユーザだけに許可するようにしてください。SQLビルダ クエリ編集画面において、任意のSELECT文を直接入力してクエリの作成/編集が行える「SQLビルダ」画面の利用が可能です。ただし、「SQLビルダ」画面の利用を行うためには「クエリの作成」の認可設定も合わせて必要です。「SQLビルダ」画面は、テーブル単位の認可の制御は行われません。そのため、かなり制限されたユーザだけに許可するようにしてください。テーブル単位の認可の制御についての詳細は「クエリ編集画面でテーブル単位のアクセス権を設定する」を参照してください。コラム
Viewの作成、WHERE句の直接入力は2014 Winter(Iceberg)から利用可能です。管理者は2015 Summer(Karen)から利用可能です。SQLビルダは2020 Spring(Yorkshire)から利用可能です。
3.1.2. メニューの権限設定¶
- 「サイトマップ」をクリックします。
- 「テナント管理」→「メニュー」をクリックします。
認可と同様に設定します。設定したユーザのメニューに「ViewCreator」の項目が表示され、使用できます。