3.4. 共通仕様¶
3.4.1. テーブルに必ず含める項目の移行時の扱い¶
テーブルに必ず含めることになっている以下の項目に対し、移行では次のように扱うこととします。
作成者 create_user_cd 文字列型 テーブルに「create_user_cd」が存在する場合、既存の値を引き継ぐ。「create_user_cd」が存在しない場合、「record_user_cd」があれば、その値を引き継ぐ。どちらも存在しないか、上記カラムの値が null の場合、’system’ をセットする。作成日 create_date タイムスタンプ型 テーブルに「create_date」が存在する場合、既存の値を引き継ぐ。「create_date」が存在しない場合、「record_date」があれば、その値を引き継ぐ。どちらも存在しないか、上記カラムの値が null の場合、現在日時をセットする。最終更新者 record_user_cd 文字列型 テーブルに「record_user_cd」が存在する場合、既存の値を引き継ぐ。カラムが存在しないか、値が null の場合、’system’ をセットする。最終更新日 record_date タイムスタンプ型 テーブルに「record_date」が存在する場合、既存の値を引き継ぐ。カラムが存在しないか、値が null の場合、現在日時をセットする。コラム
上記カラムに対するその他の方針は以下の通りです。
全て not null 制約を付与する。
初回登録時には、作成者=最終更新者、 作成日=最終更新日とする。
version 7.2 から存在していたテーブルだけではなく、intra-mart Accel Platform から新設されたテーブルでも移行対象であれば対応する。
- 例えば、 b_m_account_theme テーブルは、intra-mart Accel Platform から新たに追加されたテーブルですが、 version 7.2 のメインページパターン&カラーパターン から intra-mart Accel Platform のテーマに移行するため、移行対象テーブルに該当します。
注意
カラム名が異なるが意味合いとして上記カラムに相当するカラムを持っている場合、既存の値を優先します。
3.4.2. version 7.2 から継続して利用されるテーブルのカラム順序の方針¶
intra-mart Accel Platform の新規構築時と、version 7.2 からの移行時において、カラムの定義順序が同じであることは保証されません。 (ALTER TABLE tbl_name ADD column_name を利用して移行する場合があるため)
コラム
カラムの定義順序が異なることにより、「新規構築したテナント」と「移行されたテナント」で表示に差異が発生する場合があります。例えば、ViewCreator や TableMaintenance など、テーブル定義情報を表示する機能において、 「新規構築したテナント」と「移行されたテナント」でカラム表示順序が異なります。
3.4.3. version 7.2 のテーブルをリネームして残す場合の名前の方針¶
version 7.2 のテーブルをリネームして残す場合、サフィックスに “_72” を付与します。
- テーブル名の文字列長制限の影響で “_72” を付与できない場合は、テーブル名を省略します。
- “_72” サフィックスは省略しません。