intra-mart Accel Platform IMBox 管理者操作ガイド 第6版 2015-12-01

初期設定

テナント環境セットアップ直後の認可ポリシー設定は以下の通りになっています。

リソース\対象者 認証済みユーザ テナント管理者ロール
IMBox テナント管理向け 未設定 許可

認可画面設定方法

  1. 「サイトマップ」をクリックします。
  2. 「テナント管理」-「認可」をクリックします。
  3. 「リソースの種類」のセレクトボックスで「画面・処理」を選択して「認可設定(画面・処理)」画面を表示します。
  4. 「リソース」の「IMBox」配下の「テナント管理向け」が許可に設定されている対象者がIMBoxの「メンテナンス系」画面を利用することができるようになります。
    「認可設定(画面・処理)」画面の表示

サイトマップ

テナント管理向け権限が許可された条件を保持している場合、サイトマップに メンテナンス が表示されます。
サイトマップの表示

利用不可ユーザ一覧画面

Cassandraのユーザ情報が論理削除されているユーザの表示が可能となります。
認可設定のテナント管理向けの権限が設定されている場合に限り、利用することができます。
所属組織のセレクトボックスには、「所属なし」と会社が表示されます。
所属組織のセレクトボックスに「所属なし」を選択した場合、組織に所属していないユーザが表示されます。
所属組織のセレクトボックスに会社を選択した場合、会社に所属するユーザが表示されます。
「利用不可ユーザ一覧」画面

コラム

IMBox のアップデート後に「利用不可ユーザ一覧」画面を利用する場合には、索引データ再生成ジョブネットを実行してください。
索引データ再生成ジョブネットについては、「 IMBox 仕様書 」-「 索引データ再生成ジョブ・ジョブネット 」 を参照してください。

コラム

Cassandraのユーザ情報が論理削除される条件は、以下となります。
  • 共通マスタよりユーザ情報が無効化された場合
  • ユーザ所属情報洗い替えジョブネット実行時にユーザ情報が期間外の場合
  • ユーザ情報作成ジョブネット実行時にユーザ情報が期間外の場合

所属組織

会社、および、「所属なし」が表示されます。
選択した組織に所属する、利用不可ユーザが表示されます。
ユーザ情報が無効化された時点で、組織に所属を行っていないユーザは、「所属なし」を選択した場合に、一覧に表示されます。
一括削除

一括削除

一括削除アイコンをクリックした場合、画面上の選択の有無に関わらず、会社、および、「所属なし」の利用不可ユーザのIMBoxの情報が削除されます。
一括削除

注意

選択中の所属組織に利用不可ユーザが存在しない場合、一括削除アイコンは表示されません。

選択したユーザを削除

選択したユーザを削除リンクをクリックした場合、画面上で選択した利用不可ユーザのIMBoxの情報が削除されます。
一括削除

コラム

「一括削除」、および、「選択したユーザを削除」を行った場合、削除したユーザのIMBoxの情報が削除されますが、削除したユーザが過去に投稿したメッセージは削除されません。

一覧

所属組織ごとに、利用不可ユーザが表示されます。
「利用不可ユーザ一覧」画面利用時に、ログインしているユーザに所属組織がない場合は、一覧の表示数にはハイフンが表示されます。
一覧の表示数

IMBox設定情報編集

テナントごとにIMBoxのシステム情報を設定することができます。
「IMBox設定情報編集」画面

通知メール設定

IMBoxの通知メールの送信元メールアドレス、送信者名を設定できます。
送信元アドレスが設定されていない場合、テナントメールアドレスを使用します。

注意

intra-mart Accel Platform 2014 Spring(Granada)以前は、設定ファイル(imbox-config.xml)のメール設定の送信元メールアドレス、および、送信者名を利用していました。
intra-mart Accel Platform 2014 Spring(Granada)以前のバージョンよりIMBoxの通知メール設定をご利用されている場合、アップデート時に本画面より再設定が必要となります。

ユーザ情報

テナントごとにIMBoxのユーザ情報の設定を変更できます。

注意

2015 Summer(Karen)より、ユーザ情報の設定が可能となりました。

IMBox表示名のユーザによる変更

IMBox表示名のユーザによる変更可否を設定できます。
デフォルトでは「許可する」が設定されます。
  • 「許可する」を選択した場合

    ユーザごとにIMBoxの個人設定画面にてIMBox表示名を変更することが可能です。
    IMBoxの個人設定画面に関する詳細は「 一般ユーザ操作ガイド 」-「 IMBoxの設定を行う 」を参照してください。
    IM共通マスタのユーザ名とIMBox表示名の同期は行いません。
    「IMBoxの個人設定(許可する)」画面
  • 「許可しない」を選択した場合

    IMBoxの個人設定画面でIMBox表示名を変更することができなくなります。
    「IMBoxの個人設定(許可しない)」画面
    以下の操作を行った場合、IM共通マスタのユーザ名とIMBox表示名の同期を行います。
    ジョブネットに関する詳細は、「 IMBox 仕様書 」-「 ジョブスケジューラ 」を参照してください。
    IM共通マスタとの同期に関する詳細は、「 IMBox 仕様書 」-「 IM共通マスタとの同期 」を参照してください。
    1. ユーザ所属情報洗い替えジョブネットの実行
    2. ユーザ情報作成ジョブネットの実行
    3. IM共通マスタのユーザ情報の更新

    注意

    「許可しない」に変更した場合、ユーザによる変更は行えませんが、ジョブやユーザ情報の更新が行われるまでIMBox表示名はユーザが変更した名前のままとなるため、変更後にユーザ所属情報洗い替えジョブネットの実行を推奨します。

宛先候補ユーザの表示形式

Direct Messageの宛先や、通知先を選択する場合の入力候補に表示されるユーザ名の表示形式を設定できます。
デフォルトでは「ユーザ名<IMBox表示名>」が設定されます。
  • 「ユーザ名<IMBox表示名>」を選択した場合

    入力候補に「ユーザ名<IMBox表示名>」の形式でユーザ名が表示されます。
    「ユーザ名<IMBox表示名>」
  • 「ユーザ名<ユーザコード>」を選択した場合

    入力候補に「ユーザ名<ユーザコード>」の形式でユーザ名が表示されます。
    「ユーザ名<ユーザコード>」
  • 「ユーザ名のみ」を選択した場合

    入力候補に「ユーザ名」の形式でユーザ名が表示されます。
    「ユーザ名のみ」

注意

IMBox表示名がユーザによって変更されている場合、入力候補のユーザ名とタイムラインに表示されるユーザ名が異なる場合があります。「IMBox表示名のユーザによる変更」と併せて設定を行ってください。

チャット

テナントごとにチャット機能の設定を変更できます。

注意

チャット機能は、2015 Winter(Lydia)からご利用いただけます。

チャット機能

チャット機能の有効・無効の設定を行います。
無効にした場合、該当テナントのユーザはチャット機能が利用できなくなります。

宛先ユーザ一覧(初期値)

宛先ユーザ一覧の初期値の設定を行います。
設定した内容は「IMBoxの個人設定」の宛先ユーザ一覧の初期値となります。

新着チャットメッセージ受信時(初期値)

新着チャットメッセージ受信時の初期値の設定を行います。
設定した内容は「IMBoxの個人設定」の新着チャットメッセージ受信時の初期値となります。

コラム

IMBoxの個人設定に関する詳細は、「 一般ユーザ操作ガイド 」-「 IMBoxの設定を行う 」を参照してください。